3.カカト伸ばし ふたりで操体法
これはひとりで操体の「カカト伸ばし」とやり方は全く同じですので
ひとりで操体の「かかと伸ばし」も参考にしてください
操者がいると感覚がよりわかりやすく のびの感じが全身に伝わりやすいようです
操者は 本人の足の方に楽な姿勢で座ります
両足のカカトのあたりに親指の腹の部分を軽く当てます

押し出してくるカカトに軽く抵抗を与え
左右どちらが気持ちがいいのかを 調べます
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抵抗は |
つらいときは無理にやりません
いい感じのある方があったら それを味わってもらいます
気持ちよく力を抜いてもらいます(脱力)
脱力した後はすぐに手を離さないで そのまま余韻が味わえるようにしましょう
余韻を充分味わってもらいます
両足がなんなく伸ばせるようになったらおしまいです

カカトを伸ばしもらう時
「膝の裏が気持ちよくのびるように からだ全体でゆっくりと カカトを押し出してください」
「いい感じをしっかり味わって 力を抜きたくなったら気持ちのいいように脱力してください」
などと言葉かけをしてあげます