5.圧痛操法 ふたりで操体法

本人は一番楽な姿勢になります
(うつ伏せ・あお向け・横向き・座って、などなど・・・)

操者は本人のどこか気になる部分をさぐって押さえてみて
痛い所を探してください

Webテキスト操体 5.圧痛操法:ふたりで操体法


痛い所が見つかったら
そこを押さえたまま
その痛みから逃げるように動いてもらいます

Webテキスト操体 5.圧痛操法:ふたりで操体法


痛みを感じない姿勢が見つかったら
その姿勢をしばらく保って

Webテキスト操体 5.圧痛操法:ふたりで操体法

気持ちよく力を抜いてもらいます
(脱力と同時に押さえている力もゆるめます)

初めに押さえた痛みが 少しでも軽くなっていたらOKです


Webテキスト操体 ライン:操体法の解説


参考

痛い所は 手足の指から全身にあります
できるだけ本人が苦痛を訴える部位から離れている所から探ってみましょう

押さえ方は 強からず弱からず ポイントにさえ当たれば
それほど強く押さなくても勝手に逃げる動きが出るものです

部位によっては軽く押しただけでもイヤな感じがする所がありますが
そういう所はやりません

逃げる動きは変な格好になっても(手足なども自由に動かして) いいですから
ゆっくりと痛みがなくなるように動いてもらい
できればイイ感じのする姿勢に逃げ込み
それを充分に味わってもらい 心地いい脱力に導きます

一番痛い所を少し強目に押さえて その時の逃げた動き(無意識の動き) を覚えておいて
その動きを誘導することもできます

「痛みから逃れる動き」と「気持ちのいい動き」は大抵は一致するものです

 

 

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