7.指もみ(ゆらし) ふたりで操体法
本人は仰向けになり足は腰幅位に開きます
操者は相手の足の方に正座します(ベットのときは立って)


操者は本人の足指を一本ずつ人差し指と親指で包み込むように持ち
こすらないようにリズミカルに足指の裏側をもみながら全身をゆらします
感覚を聞きながら一本ずつゆらしてみて 不快なときはやりません
イイ感じの指があったならば それをゆらし
もまれる気持ちよさと ゆれる心地よさを充分に味わってもらいます
気持ちよさがなくなったら(満足したら)ストップします
ストップするときは
もむ速さを少しずつ落としてゆき
足指を包んだ状態でピタッと止め
その止まったジワーッとくる心地よさを充分に味わってもらいます
このとき操者も一緒に心地よさを味わうことができます。
「花はきれいだなー」なとど思いながらためしてみましょう
その後他の指でイイ感じがする指を同じようにゆらします

参考
操者はできれば全身で心地よくゆらすように心がけてみましょう
もむ強さやゆらすリズムはいつも一定ではなく
人によって違ってきますので 本人と相談しながら心地よさに合わせてください
ゆらしを味わっている最中に本人が眠ってしまうことがあるかも知れません
そうなったら上手に心地よくできた証です たいしたもんです
ただ、くれぐれも操者は眠らないようにしてください