FAP Free from Anxiety Program(不安からの解放プログラム)
状態に対して ポイントの刺激パターンが定めてあるところは、
基本的なアルゴリズムとしてはTFTと同じです。
手順
1.SUD
TFT/EFTと同じです。
苦痛の対象を簡単に想起して 主観的苦痛の程度を 0〜10のグレードで点数化してもらいます。
2.FAPの実施
1) その問題について考えながら、手の爪のつけ根(両わき)のポイントを数秒間ずつ押す。
トラウマ: 親指外側→薬指→中指→小指
罪悪感: 親指内側→人差し指(内外側)
※参照:心の相談(FAPについて)←リンク切れ
2)視線を正面に向け、真っ直ぐに保ちながら(目は動かさない)
右、左、右、左、と 意識のみを数秒ずつ左右に移動する(五往復)。
3)再び 爪の付け根のポイントを押す。
3.修正
へその周囲のポイントを 2本の指(人差し指+中指)で数秒間押さえる。
本人は 普通に呼吸しつつ、呼吸に注意を向ける。
抵抗:へそ左1cm 防衛:へそ右1cm 抑圧:へそ上1cm 解離:へそ下1cm
4.FAP
その後 再びFAPを実施する。
・FAP途中で、ネガティブなイメージが湧いてこない。というのが、ひとつの特徴であるという。
・ TFTでの治療中、クライエントが苦しみを感じたり語っていると、治療する側の人の手の指に 痛みやツッパリを感じていることがある。 という発見に端を発し一定のパターンが整理されて診断方法が確立されているらしい。※参考:FAP診断(FAP-Method_02)←リンク切れ
・これは、ダウンジング(振り子)やオーリングテスト、こっくりさん系の発想というか、潜在意識の存在 と それをポジティブに信頼して行こうという考え方 に属するものと言えそう です。
・実際には ポイントと順番と を間違えても 効いたりする。(^^; どうなってんのかなー。
※参考
IFF心の相談室 ←リンク切れ
心理相談〜インサイト・カウンセリング・コーポレーション
FAP-Method_01 ←リンク切れ
「アディクションと家族」 第18巻4号。