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 2003年4月20日 操体法仙台講習会 ヤジウマレポート わくわくやじうま隊

□ 講  師 :操体医学研究所 今治療室 今昭宏先生
□ 受講日 :2003年4月20日(日)13:00から

□ 内容

今回は講義→実技1→練習→実技2→練習という流れで進みました
構成としてはとっても正統派(^^)

新しくいらした人が5人ほどおられたので
操体の説明から始まりました 黒板登場

体の状態によって操法が変わること
60点を基本に、基本操法は50点の人の方法
20点の人には例えばカワの操体がある
その段階によって操法を使い分けないと「気持ちよくない」と
言うことになる

また「治療」は「しない(できない)」
「快感」が「治癒」するのだということ(黒板参照)

実技の方は、始めてきていただいた方に、練習台になって操体を感じていただくところから始まりました。
実技1では、つま先上げ操法、膝倒し操法、肩の上げ下げ操法、足首ひねり操法、カワの操体、足を床に降ろす操法、圧痛操法、足の引き上げ操法。
実技2では、足からのゆらゆら操法3種類。足指のゆらゆら操法、土踏まずからのゆらゆら操法、足指全体をつかむゆらゆら操法。
それぞれの実技の後、2人ずつ組んでの練習が始まりました。

 □ 感想

6770 仙台勉強会 コン 2003/04/20 19:26

仙台勉強会、終わって今帰ってきました。
お花見会は雨で中止。
新しいヤジウマと古いやじうまのバランスがとれていてイイ感じでした。
報告と感想は、参加者に書き込みしていただくことにします。(^^)

6772 仙台勉強会4月20日 アリー 2003/04/20 20:58

4月20日勉強会
どうも、古い?やじうまです。(^・^)
今日の勉強会も楽しかったです。
例によって、初めての参加者の方がまず患者役になりました。
左のひざが痛くて正座できないとのこと。

コン先生が両膝のしこり探しをしたら、右ひざにいたーいしこりがあるとのこと。
肩と首付近の触診。首にはこりはないけれど、右の肩付近にこりを確認。
右ひざのこりを探りながら、その痛みが消えるように右肩をあげたり、
左肩をあげたり、左肩をさげたりしてもらう。
左肩を下げたとき、一番圧痛が消えるのを本人にも確認してもらう。

そこでコン先生いつものひとこと「右足のひざ裏のこりが左の肩を下げると
消えるっておもしろいでしょー(^_^)」と。笑
楽しい楽しいびっくりタイムでした。
それから、あおむけに寝たままで、足首を内ひねり、外ひねりへの抵抗のかけかたを習いました。

次に患者役が変わって、桃生町勉強会に参加したことのあるNさんです。
コン先生がつま先上げ、ひざたおし、肩の上げ下げ、足首の内ひねり、外ひねり
などをしました。

ひととおり、びっくりタイムも終了したところで、みんなで組んで練習してみることになりました。
私は、Mさんと組み、ひざ倒し、ゆらし(3種類)を練習しました。
ゆびもみをしました。ゆれが体全体にいきわたるようなイメージで。
リズムを崩さないように。左右のゆれがおんなじ感じになるように。
など貴重なアドバイスをいただきました。ありがとうございます。

それから、ゆきおさんと組んでのゆらしもさせていただきました。
イメージって大切だなーと思いました。
ただゆびをもむイメージ(私の勝手な解釈ですが)でゆきおさんにやって
いただくと、なんだか軽い感じなのです。
全体に目を向けてゆびもみをしてもらうと先ほどとは全然違います。
ゆれが頭まで来る感じ。

しかし、ゆびもみ難しいなーと実感した勉強会でした。
アリーの今年のテーマは「おしとやかさ」アンド「体の使い方?重心の安定」
とします。他にも誘導の声がけとか全然だめなんですけど、一度に覚えられないですから、、、。(^_^;)

6778 Re:仙台勉強会4月20日 コン 2003/04/21 07:03

おいおい、ここでおわりかよー(^_^;
ここからがおもしろかったのにー。(^_^;

はりぃさんが書いてくれるかな? 。

> アリーの今年のテーマは「おしとやかさ」アンド「体の使い方?重心の安定」とします。

うはははー。(^^) 前者はあまり無理しないほうがいいような気がしますが・・・。(^^)

6785 Re:仙台勉強会4月20日 コン 2003/04/21 13:12

はりぃ>
> 補足いたします(^^)
> ここでEさんにベッドの上に正座してみるように声をかけるコンせんせ
> 始めに本人が言っていたとおり 痛くてほとんど腰が下がりません

膝関節が90度から曲がらなかったのでした。

> そこで左の膝ウラのカワの操体をしながらの動きです

これは、膝ウラのコリを触診するときのような手で、膝ウラの皮膚を外側にずずずぃーっと引きずり出した感覚でした。

> そしたら今まで痛くて曲がらなかったはずの膝が曲がるじゃあーりませんか
> ペタンと付くところまでは行かなかったのですがあと10センチくらいかな

60度くらいに曲がるかなー、と思っていたら、なになに30度くらいまで曲がるようになりました。(◎o◎)

> ほぇ〜 こんなに違うのかとビックリする参加者たち

膝の持ち主が一番びっくりしていたようです。
どうですか? と聞いたら「こんな治療は初めててすぅ」とやじうま眼になっていました。
実は彼、福島県の整骨院の先生です。

> 次に立ってもらい 同じ場所でカワの操体をしながらしゃがんでみると
> これまた深くしゃがめるんですね

> 操者を東京のNさんに代わってみると何か違う?

私がかわをずらして、しゃがんでもらうと、しゃがめる。
しかし、同じようにNさんがかわを動かしてもしゃがめない。(^_^; てなことでしたね。

> Eさん曰く「強さが足りない」のだそうです
> Nさんは「え〜 もっと強くてもいいんですかぁ?」ととまどい気味
> 「軽くやっているように見えるけど 実際にやってみると違うんだね」
> とコンせんせ 奥の深さにとまどう参加者なのでした

Nさん、なんか書き込みしてくれるかなー。(^^)

6786 仙台春の勉強会 sotai虫 2003/04/21 15:31

仙台勉強会は はりぃ ししょう(まだ漢字ではない…ン?)の報告のとおりで始まりました。
  今回は人数も多く、場所があまり無かったせいもありWせんせとNさんMさんと私の4人が、特製診療ベッドを占領し、私が患者役で(とってもオイシイ役)WせんせがNさんMさんに指導しました。
  まず カラダ全体を じろじろ 見られる。

 仙台勉強会おとくいの膝うらの しこり探し。
Wせんせは 遠慮も無くググッと私のしこりを押さえ いてててて…と。。。゛(ノ><)ノ 逃げる私。
  NさんMさんに 虫さんの膝うらのしこりに触れてみてといい、おそるおそる膝うらの しこりにふれるN・Mさんでした。 自分でもでっかいしこりだなぁ〜と思っていたのでしたが、なかなか見つけられない様子のふたり…
Wせんせの指導でグっと押えた二人でした。

 先ずは、つま先上げ…Wせんせの声かけに応じてつま先を上げたはずだったのですが、もっとそっと上げてぇ〜と 注意され、もう一回。 上手く決まる。
  右ひざ裏のしこりは消失したのですが、しかし しか〜し、左ひざ裏のしこりは残ったまま…

 またまた、膝うらのしこりをググッと押えられ、右に捻るように逃げる。Wせんせと私は、右に逃げたいんだと言っていましたが、ポカンとしていたN・M両さんでした。
  Wせんせは女性のせんせなので、自分の力が少ないと思ってか、振り回されないように体勢を整え、それでいてまったりとした抵抗をかけてくれました。
  “ゆっくり右方向にねじってぇ〜” の声かけに反応する私でありました。この操法で半減でしたが、確認の都度ググッと押えられ、いてててぇ〜と また にげる。

 今度は、真正面に膝を抱えこむような感じがあったのでWせんせにお願いし、足を抱え込む(私が)操法をやっていただきました。

 今回Wせんせの操法を受けて思ったのですが、ジワジワジッワァ〜と誘導されることで力は あまり必要が無いのだなぁ〜〜〜と感心してしまいました。
  やっぱり、声の誘導はとっても大切です。
  もっと ソフトに デリケートに動いてぇ〜 は眼からウロコ

 何枚のウロコが眼に入っているのやら…もう数えられません。
帰りの車の中では眠くて眠くて、今日はたっぷり睡眠がとれ すっきり状態です。

6801 仙台勉強会 かおりん 2003/04/21 23:33

はじめまして、
やじうま根性で東京からおじゃましました。お世話になりました。
ハンドルネームを考えても浮かばないので、ほとんどそのままです。
こういうの苦手なんですよ〜
普段1人で遠出などしないものですから、ちょっとドキドキでした。
佐渡にいた祖母が怖くて島から1人で出れない、と言っていたのがなんとなくわかる気がしました。

>> 彼女の言葉の誘導のやさしさにはびっくりました。
> ほんとに声がきれいでびっくりしました。

コンせんせ、アりーさん、お二人に嬉しいコメントをいただき照れます。ホメ上手!有り難く大事に胸にしまわせてもらいます〜
仙台勉強会の感想です。

かわの操法の簡単そうで、難しいこと!
膝の痛い方でコンせんせがかわをずらして、しゃがんでもらうと、しゃがめる。なのに、私が見よう見まねでさせてもらうと、全然だめ。。。(かわ、初体験♪)
しかも弱い、もっと強くとの注文。
そこで力を入れるけれど、変なところに力が入り腕が疲れました。

その後2人で組んで実習では、つま先あげ、膝倒し、腕を使ってかわの練習。そこで抵抗のかけ方、等新たな発見でした。
頭がこんがらがりそうですが、新たなことを学ぶのは楽しいです。
操者によっても抵抗のかけ方も色々でしょうが、色々知り自分なりにつかめていけたらいいなと思います。

かわ、難しいですね。手の力が抜けなく、指に力が入りすぎたり、一部分にだけ力が入ったり、はたまた腕に妙に力が入ったり、なかなか手のひら全体均等に力を入れるのが出来ず四苦八苦でした。
思うに、いきなり動かしたのもまずかったですね。せっかちなもので。
しばらく皮膚に張り付く感じを確かめてからすると、皮膚に張り付きいい感じでかわが動く感じがしました。

その後、ゆび回しではモデルをさせてもらいました。
これも初体験。モデルになれるとはラッキーです。
ありがとうございます!ゆらぎをたっぷり味わせてもらいました。
最後ゆっくりになっていき、しばらく止まる。この余韻がなんともいえずいいですね。
他の方も私で練習されましたが、やはりコンせんせと違う。。。
受けると違いがよくわかります。
練習で操法後急に手を離される方がありましたが、その不快感ったらないですね〜。それも知れて又よかったです。
単調なリズムが又難しかったりするのですよね。
私は最初は好調にゆらしができていたのが、だんだん疲れてペースダウンとなりました。もちろんベッドの高さだけではないです〜

6805 Re:仙台勉強会 はりぃ 2003/04/22 04:24

今回は操体についての解説→実技実演1→練習1→実技実演2→練習2という流れで進みました
実技主体の構成で時間はあっという間に過ぎていきました。これは今まで私が受けていた中では初めてですね。新しく来た人が実技でコンせんせの操法を味わってもらい そのまま練習に入ります
今まで受けた人と新しい人が組んだことでお互いに良かったのではないでしょうか

実技の1では二人ほど実験台になったのですが何気なく次から次へと操法が繰り出されること(^^;)
つま先上げ操法、膝倒し操法、肩の上げ下げ操法、足首ひねり操法、カワの操体、足を床に降ろす操法、圧痛操法、足の引き上げ操法。

練習の時 私がやったのはつま先上げ、膝倒しと前腕、首のカワの操体くらいですが
みんなは何をやっていたんでしょうね〜

実技の2は足指からのゆらゆら操法3種。かおりんさんは指まわしと表現されてました
意外に難しいようでアリーさんも感想を書いていましたね

何だか最初から飛ばしている今年の勉強会
どうなっていくのか楽しみです(^^)

6806 Re:仙台勉強会 コン 2003/04/22 07:02

かおりんさんの言葉の誘導は、ほんとすばらしいですよ。
もしかして操体法治療室という本を読んで勉強したとか? 。(^_^;

じゃなくて、たしか畠山裕美さんに習ったのでしたよね。
今度、まるさん発案の「声で膝ウラのコリがどう変わるか大会」でもやってみましょう。

6809 Re:仙台勉強会 コン 2003/04/22 08:17

かおりん>
> 間違えました〜〜すみません。
> ゆびまわしではないです。。。

まちがいではないですよ。(^^)

名前は「ゆびまわし」でも「ゆびもみ」でもいいんです。ただ、あまり指だけに意識が集中しすぎないように、なんとなく、「ゆらゆら操体」になっているだけのことですから。(^^)

6812 不思議な勉強会の新しい発見 はりぃ 2003/04/22 11:33

うーんやっぱり印象に残っているのは新しい発見ですよね

まずアリーさんがツッコまれていた 膝ウラのカワの操体
動きと一緒にやることで 今までよりも可動域が広がるんですね
それから仰向けで足を伸ばしたまま両足首を持ち上げて、片方のカカトを床の方に押しつけてもらう操法
ひとりで布団の中でやることはありますが二人での操法としてみたのは初めてですね

細かいところで言うと 膝ウラを触診しながら肩を下げる操法への抵抗
コンせんせは操法の時 立っていても座っていてもまっすぐ背筋が伸びているので こういう姿勢は初めて見ました

更に細かく言うと 操者が動かさないでの足首の動診。足首を左右に倒すのに自力だけでやってもらってたんですね。手からの抵抗感は伝わってこないですけれども、患者さんにとっては自分の感覚を味わいやすいかも知れません

個人的にはゆらゆら操法が面白かったです
ヤジ研の時から個性の違いは感じていたのですが、今回もひとりひとり違ってました
うまく行かないポイントをまとめてみるとこんな所だと思います

・手の触れ方が固いまたは強い
・左右の手の動き(強さ)が違う
・横または縦、もしくは回転させようとする動きと
  指を揉むという動きが一致しなくてどちらかに集中してしまう
・指から指へ移る度に 流れが完全に切れてしまう
・体の重心が安定しないためにブレる

今回私が一緒に練習した方達は初めてにしてはイイ感じでしたよ。ゆらゆらの気持ちよさも感じていただいたみたいですし、何といってもゆらゆらのエキスパートM指導員が脇でアドバイスされて、どんどんうまくなっていきました。(私も個別でMさんにゆらゆらを教わりました)
そういえば何故か講習会が終わってから、「はりぃさんにしてもらったことないよね」とかで、アリーさんのゆらゆらをすることになりました。

私本来はさするように少し滑らせるのが好きなのですが、「プルさん風ね」とか言って 指を密着させて揉んでみると、「今の私はその方がイイかな」とアリーさん。土踏まずから指、そして指全体の操法へ移行します。この日は指全体から揺れているのが良かったかな。
「前と違って軸が安定したね〜」とお褒めの言葉をいただき、ほっと一息でありました

169 返信 仙台勉強会4月 はりぃ 2003/04/21 16:53

1.Eさんの左膝

(前述のため略)

2.NOさんの腰

この方もNさんなので区別するためにOをつけてみました。そのうちコンせんせがみんなにニックネームを付けてくれるでしょう(^^)それまでの辛抱です

二番手のNOさんはコンせんせの桃生町の講習会に参加された方です腰が何となく重苦しかったんじゃなかったでしょうか。膝ウラの触診をしてみると 左にコリがありました
まずはつま先上げ操法から膝倒し操法を試してみます。あまり記憶にないところを見るとそれほど良さはなかったかな

この後何をするのかな〜とワクワクして見ていたら、コンせんせは相手が仰向けのまま足首を持ち 両足を持ち上げてしまいました。「へ? こんなの見たことないよぉ」と内心思いながらドキドキ。
「足を片方ずつ床の方に降ろして見てぇ〜」とコンせんせ。下肢の後面を緊張させる前後方向の操法という意味ではつま先上げにも近いように思うのですが、足を伸ばしたままであることで効果は違いますよね

ボーっとしてしまった私は不覚にも全身の写真を撮っていなかったのですが、降ろしたのは右足で 右の腰が浮いてきて体を左の方にねじっていったように思うのですが違いましたっけ
NOさんがどっちの腕を上にあげたほうが気持ちいいのか悩んでいたのを覚えています。その時出てきたのが左腕が上げづらいと言うこと。動診してみると上まではあがるのですがつらい感じがあるようです

コンせんせは手のひらをNOさんの左肩甲骨の下に差し入れ 圧痛を探ります 
そして「膝を上の方に引き上げてみてください」と声をかけました
右膝を上にあげてくると膝がヘソの位置まで来るあたりで圧痛が消えたようです
隣でくにちゃんが「カエル足の仰向けバージョンだね」との感想

更に左前腕のカワの操体に移ります。この手の感じだと外ひねりだと思います
何となくイイ感じを味わってもらい今度は右前腕でNさんによるカワの操体
「カワの操体を覚えたい」と始まる前に言ってましたが、突然自分がやることになるとは思わなかったでしょうね(^^)患者役の方やコンせんせにアドバイスを受けながらいろいろ試していました

3.Sさんとの練習

ここでイキナリ二人組での練習に入ります。古いヤジウマと新しいヤジウマさんに組んでもらい、アドバイスを受けながら練習してくださいとのこと。今やったことは何でもイイですよと言われたんですが、めちゃめちゃイロイロやってるじゃないですかぁ〜

私も新しいヤジウマさんと組ませていただきました。学校を卒業して接骨院に入ったばかりというSさん
Sさんは本を読んだだけとのことで、今日はまだコンせんせの操法も受けていません。ひょえ〜 と内心思いつつ 顔ではニコニコ。もちろんカワイイ女の子だったからだけではありません(^^;)

とりあえず膝ウラの触診をすると左に痛み。右にも少しあったのですがどちらかというと左の方が強かったですね。たまたま最初にやった方が当たってしまったので、「どうしてわかったんですか?」と聞かれ
「それは経験ですね」とでも答えておけばいいものを、「別にたまたまだよぉ 体の歪みとかでわかることもあるけどねぇ」なんて正直に答える私。

まず何かを感じてもらうためにやった膝倒しでコリの痛みはほとんど消え、ついでにいろいろ知ってもらおうと、「123ポン」のつま先上げも試してみました。「何となくイイ感じ」はあったと思うのですがどうだったでしょうか。
そのまま右前腕のカワの操体は超軽めの抵抗です。上下方向には行きたくなくて 確か外側に数ミリひねる程度。イイ感じもすぐに消え 右腕もやってみました

ここで攻守交代 じゃなくてSさんに操者を代わります。膝ウラのコリを見つけてもらい、ふくらはぎの触診もしてもらいました。どっちも内側に痛みがあって 何度も飛び上がる私
「何をやってみたい?」と聞くと、「それでは膝倒し」とのことだったのでやってみます。まずは動診 左の方に倒して「これはどうですか?」とのことでしたので、腰に突っ張り感のでるところを教えて確認してもらいます。次に右に倒してきたので「こっちはほとんど行きたくないです」と答えました

左膝倒しの操法です。痛みの出る前 一番イイ感じの所で止めてもらい 味わって脱力します
女性と言うこともあり 抵抗についてわかってもらうために、わざと強く膝を倒してみました。「きゃぁー 強いー」と言いながら足を支えるSさん。脇で見ていたら姿勢のアドバイスなどできるのですが、とりあえず今日はわかってもらえばいいかなというところです

そして腕のカワの操体をやってもらい半回転したところでまっちゃんから声がかかりました

4.まっちゃん

隣ではまっちゃんが寝ていました。足下には一緒に組んでいたEさん。まっちゃんは腰が痛いのだそうですが、それがとれる方法をEさんにアドバイスできなくて困っていました。
まっちゃんにやるのは結構大変なんですよ(^^;)。特に初めは結構敏感になっているので 強めの操法はもちろんダメ。

膝ウラの触診をしたらどっちもゴリゴリ。「痛い」とぶっきらぼうに言い 患者モードに入っているまっちゃん(^^;)。膝倒し つま先上げにも気持ちよさはなく、揺らそうとしたら「揺れたくない」とのこと
新しい人二人を隣に置いたまま「気持ちよさ」探しが始まったのでした。
大腿部のカワの操体から下腿部で両足のカワの操体。これで自分からうつ伏せになったんだったかな
腰のカワの操体 背中のさすりなんかをやってみました
また仰向けに戻り「どうしようもない時はこんな風に撫でるんだよね〜」と言いながら、下肢の「高速さすり」操法(?)右膝を曲げてふくらはぎを撫でたのが一番良かったみたいです
後でゆらゆらの実験台になった時には気持ちよさが出ていたようです

5.Nさんのゆらゆら

ベッドにはNさんが寝ていました。何をするのかなーと思っていたらゆらゆら操法でした。足指からのゆらゆら操法 土踏まずからのゆらゆら操法 足指全体をつかんでのゆらゆら操法
Nさんは指からゆらゆらでは中指のあたりが気持ちよかったんでしたっけ。親指の方がイヤなんでしたね

コンせんせの「やってみたい人?」の声に反応したのはまっちゃん。「う〜 うまくいかないんだよね〜」と言いながら足指からのゆらゆら。やっていく中からしかワカラナイもんね〜

5.ゆらゆらの練習 Eさん Sさんと

まずはEさんに各種ゆらゆら操法を味わってもらいその後私が受けるというスタイルで始めました
指からのゆらゆらが一番難しかったようです。指揉みに集中すると揺らしが出なくなり、揺らしていると指揉みができません。指から指へ移る時に一旦止まってしまってなかなか流れるようにはいかないようです。さらに右手と左手で同時に同じことをするというのは難しいことなんですね
やっているうちにどんどんうまくなっていきました。やっぱり慣れは大事ですよね

次にSさんにゆらゆら操法を味わってもらいSさんの操法を受けました。Sさんの場合は土踏まずからのゆらゆらが特徴でした。手で揺らそう 相手を動かそうとするあまり親指に力が入りすぎるのと、ホールドの位置がどんどんずれてくるんですね
そこで登場したのがMさん。4年前に私もMさんからゆらゆらを教わりました。的確な指導にどんどんうまくなるSさん。脇を通りかかったコンせんせも「みんなうまいもんだ」と声をかけていきます

6.終了後

実技主体であっという間に終わってしまった勉強会。白湯をいただきながら雑談会です
一人一人と抜けていく中で残っている面々はアリーさん ゆきおさん Sさん Mさん

コンせんせがアリーさんに「ゆらゆらやってみて」と声をかけます。初めはぎこちなく 自分の体のバランスが取れなくてとまどっているアリーさん。だんだんに体が慣れてきて体にリズムが出てきました
「(初めの頃と比べて)だいぶうまくなったもんだ」とコンせんせオモシロイですよねぇ
椅子の前ではSさんがMさんにゆらゆらのフルコースを受けているようです。すっかり眠そうなSさん

Sさんと話をしていたら、接骨院ではマッサージをさせられるので親指が痛いとのこと。「慣れだから」としか言えない私はコンせんせにヘルプを求めます
「ここに座ってみて」とコンせんせ。親指の第一関節を押し込む操法や親指のカワの操体をやっています
「時々自分で気持ちよくやってみればいい」とのアドバイス。 サスガであります

それだけでは終わりませんでした。Sさんは右側全体がおかしいとのこと。そういえばさっき首の操法を試した時も右側にピアノ線のようなしこりがありました
仰向けで膝を上に持っていくと右足の膝が高くなっています。「骨盤の位置が変わってるんだね」とコンせんせ。臀部の触診をすると左側ほぼ中央にある梨状筋が固くなっていて右側はグニャグニャです
うつ伏せになってもらい左臀部でのカワの操体。これで緩みました。仰向けになっても左右の差が小さくなっています。そして気が付くと6時半をまわっており 帰ることになりました。


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