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 石巻市操体講座レポート わくわくやじうま隊 20061221

今日はコーンせんせと石巻市の操体法講座に行ってきました(^^)

40畳の和室に集まった約20数人のおばちゃま達は、
ダンベル体操の講座を受けているグループだとのこと
操体の講座が終わったらダンベル体操だそうです(^^)
元気だなぁ〜(^^)

今回も最初から最後まで爆笑の渦で
初めてビデオを撮影させていただいたのですが
コーンせんせの声よりも、笑い声の方が大きかったです(^^)

さて、内容ですが
操体を知らない人が何人かいらっしゃるとのことで
操体の解説から始まります(^^)

「それではまず最初に立ってみてください」
「どっちの足から立ちましたか?」
「昨日はどっちの足から立ちましたか?」
「はい座って」
「それではもう一度立ち上がってみましょう」
「どうでしたか?」
「みんな知らず知らずのうちに同じことをやっているんです」

「こういった知らず知らずのうちの習慣が歪みになるんです」
「だんだん歪みがひどくなってくると痛みが出る」
「痛みがひどくなってくると機能障害が起こる」
「その後最後に病名がつく」
「こういう順番になっています」

「どうやったらいいと思います?
「本当はさっき左足で立った人は右足で立ってみればいい
  でもそれはできないですよね
  反対側の足で立つとフラフラすることがある」

「体の使い方のくせから体が歪むことがわかりました」
「他に体が歪む原因はわかりますか?」
「例えば食べること 食べ過ぎることで体が歪みます」

「あとは想い方 人の悪口ばかり言っていると体が歪む」
「へそ曲がりという言葉がありますが
  人の悪口を言っているとヘソが曲がってくるんです
  その内に腰が痛いとかと言うことになってくる」
「人を誉めているとヘソが曲がっているのが元に戻るんです」

「それから環境 環境が悪いと体が歪んでくる」

「それから呼吸 呼吸が浅いとおかしくなるし、深すぎてもおかしくなる」
「この五つが体の歪みの原因になる」
「この5つはそれぞれつながっていて、一つでもおかしいと
  他のところもおかしくなってくるんです」
「私が言っていることは難しいですか?」(一同笑い)

「この歪みをどうすればいいか」
「足が痛いときは手を動かすんです」
「手が痛いときは足を動かすんです」
「信じられないでしょう? これはあとでやってみますから」

「病気を治すときにはまず歪みを直すんです
  そうすると痛みが消え、機能障害が消え
  最後に病気が治るんです」

 

「まずは食の話し みなさん歯は何本あるか知っていますか?」
「切歯が8本、犬歯が4本、臼歯が16本ですね」
「それぞれの役割を知っていますか?」
「犬歯は肉をかみ切る歯、臼歯は穀物をすりつぶす歯、切歯は野菜を噛む歯」
「肉を1つ食べたら、野菜をその倍、穀類を更にその倍食べるように
  歯はできている」
「あとは食べ過ぎないように」
「食品を山ほど食べると、やまいだれの癌になる」
「昔の人はみんな知っていたんです」
「食べ物で何か質問ありますか?」

「みなさん何のために食べていますか?」
「生きるため? みんなそう言うんだけど生きるためにってたべてる人いますか?」
「美味しいから 快があるからたべるんですよね」
「例えば寂しくなったりしても食べたくなりますよね」
「これは想との関連で食べたくなることもあります」
「食べるときには、後味が良いように食べると言い」
「その時は良くても食べ過ぎると具合が悪くなったりする」
「今笑った人はやったことがある人ですね」

「頭の美味しさではなく、お腹の美味しさで食べるようにするといい」
「みんな頭で食べるよね もったいないとか」
「味付けも難しいよね 美味しく味付けるとつい食べてしまう
  美味しくなく味付けするのもねぇ」
「後味を美味しく食べてください」

「みなさんのおじいさんは山ほど食べていましたか?」
「それほど食べていないですよね」
「そういう遺伝子が皆さんにも伝わっているんです」
「だから食べ過ぎるとおかしくなる」

 

「呼吸は何のためにしているの?」
「生きるため?」
「あんまり意識していないよねえ」
「例えば困ったときに呼吸はどうなる?」
「そう ストレスがあったときに呼吸が浅くなる」
「ストレスがあると胃潰瘍になるというけど なぜかな」

「手に息を吹きかけて見てぇ」
「暖かいよね」
「体は熱を作っていて、それを捨てないと生きていけない」
「息で熱を捨てているんですよ」
「息が浅くなって熱を捨てられなくなると胃に熱が溜まって胃潰瘍になる」
「熱と病気の関係というのがあるんです」

「炎症というのは、文字の通り熱が籠もっているから起こるんですよね」
「これはどうすればいいかな?」
「熱を取れば良いんだよね」
「熱はどうすればいいかな?」
「そう 氷で取れば良いんです」
「水をくぐらせた氷で熱を取って上げてください」
「水をくぐらせないと冷たすぎて凍傷になってしまう」
「水をくぐらせると−0度の氷になるんです」
「−0.5度になってしまうと凍傷になってしまう」

 

「運命は言葉の方向に進むっていうのがある」
「許せない人がいるってことは、本当は自分が許せないんだよね」
「自分を許すって言ってみるといい」
「許さないと言うと力が入る」
「力を抜いて許さないと言うことはできない」
「許すというと体の力が抜ける」
「許せないと思ったら、許せないと思っている自分を許すという」
「これでリウマチとかの人が良くなることがある」

 

ここで実技タイムに入ります(^^)

始めの方は膝が痛くて正座ができないという方でした
膝ウラの触診から始まりました
右手を挙げると気持ちがイイとのこと
そうすると問題の右膝ウラのコリが消えます
気持ちよさを味わっているうちに
正座ができるようになってしまいました(^^)

次は四つんばい操体 横から足のカカトを見るやり方です
これで歩いてみるとイイ感じだったのでした(^^)

この方にはこの後のお楽しみがありまして
講座が終わったときに、また膝の痛みが出てきたとのこと
コーンせんせの指示で、膝ウラのカワの操体を教えたら
あーら不思議 また正座をしても痛くなくなったのでした(^^)

膝の痛みから猫背になって、周りの人みんなから
アンタ姿勢が悪いわねーと言われていたとのこと
操体でしゃっきりと背筋が伸びていました(^^)

膝の痛みで参加していなかったお茶の講習や
ダンベル体操にも出られそうだと言うことでとても喜んでいました(^^)
めでたしめでたし(^^)

 

二人目の方は腰痛
四つんばい操体で左を向くのに気持ちよさがあるとのこと
気持ちよさがあるうちは味わうんだよー
体の調整が終われば気持ちよさが無くなるからそれで終わり
そしたら反対側のきつい方にもう一度動いてみて確かめる
もうチョット気持ちよさがあったらまたやってみる

次は仰向けになって、膝を頭の方に上げてみますが気持ちよさが無く
右に倒すのがイイ感じとのこと、でも何回かやっても左は倒れづらいんです
コーンせんせは、下半身はイイ感じだけれども
上半身がおとなしすぎるからもっと動いて見てぇと誘導したら
左に倒すのもだいぶ楽になりました(^^)

 

三人目の方は肩が痛いとのこと(^^)
この方はですねー さっき私の目の前で操体をやっていたんですが
片足を両手で抱えて、ぐぐーっと手前に引き寄せて
パッと手を離して瞬間脱力をするのが気持ちいいんですぅーと
隣の人に教えていた方なんです(^^)
コーンせんせがやるとどうなるんだろうなーと
ヤジウマ心が萌え萌えです(^^)

コーンせんせは、肩の症状と言うことで足の操法でやろうとしています(^^)
左膝を頭の方に上げてきて、少し外に開く方が気持ちがイイとのこと
反対側の右足を床に押しつけるように指導が入ります(^^)

これでなかなか肩の痛みが取れないので
コーンせんせは首を左右にねじったり前後屈を指示します
軽く前屈が良いとのこと(^^)

最後は腕を横に伸ばす操体です
右腕を外に伸ばすのが良いとのこと
これで膝ウラのコリも取れて楽になったのでした(^^)

右足が上げづらくなっていることによる
肩から首の症状とのことです(^^)


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