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今先生の三軸応用操体:タイトル

 三軸操法実践編(仙台講習会より)

理論はとりあえず置いといて
それでは具体的に試してみましょうか(^^)
姿勢は仰向けで、動きは次の3つです

前後〜頭を起こしてヘソを見るようにする
    頭を床に押しつけて背中を反らせる
左右〜肩を足もとの方(床方向ではない)に下げる
左右のひねり〜膝を立てて倒す

1軸目をひねり方向で行ってみましょうか
膝を立てて左右に倒してみます
倒す方向が決まったら
一番イイ角度で止めておきます

2軸目は左右に肩を下げてみましょうか
足もとにというか骨盤に近づけるような感じです
どっちがイイですか?
モチロンイイ方の肩を、イイ分だけ下げます

最後に3軸目
その状態で前屈するか後屈するかですね
どっちが良かったですか?

ポイントは肩を下げる動きを大きく
前屈後屈は小さくすることだそうです
逆だとツライみたいですよぉ(^^)

みなさまはどの動きが良かったでしょうか?
次にパターンについて書いてみます

 


コン 2004/01/22

はりぃさん>
> 雑記帳ではだいぶ書いてきたのですが、
> そろそろこっちにも書いてみることにしました
> 質問にはコンせんせが答えてくださると思いますので
> みなさまレスしてくださいませ(^^)

雑記帳を読めば丁寧に書いてあります。(^^)
質問なんてあるかなー?。

こういう発想をいろいろと工夫してあれこれと
やること自体がおもしろいのです。(^^)

みんなでやるともっと楽しくなりそうです。(^^)

 


はりぃ 2004/01/22

> ポイントは肩を下げる動きを大きく
> 前屈後屈は小さくすることだそうです

補足っす
2番目の動きを大きく、3番目の動きは小さくだそうです

 


はりぃ 2004/01/22

三軸操法では膝倒し→側屈→前後屈のパターンは
次の4つになります

1軸目→2軸目→3軸目

左膝倒し→左側屈→前屈
左膝倒し→右側屈→後屈

右膝倒し→右側屈→後屈
右膝倒し→左側屈→前屈

どうですか?逆の人はいますか?
逆にすると壊れることがあるそうなので
あんまり頑張ってはダメですよー(^^)

今日はこの辺にして理論は明日にしましょうかね
まずは試してみてください

 


はりぃ 2004/03/04

1月に引き続き三軸がメインになりました
今回は応用編ということで、ずばりテーマは

「関節のあるところ三軸あり(^^)」

違う部位の関節を組み合わせた三軸操法です
今回やったパターンは二つかな

1.別々の関節の三軸操法をプラスする方法
   例えば腰の三軸と、首の三軸を連動させるんですね

2.3つの軸をそれぞれ別の関節でやる方法
   例えば前後は膝関節、ひねりは腰、左右は肩 など

 


はりぃ 2004/03/04

事はトイレット操法から始まったのでした
前屈みになって太腿に手をつき
体をねじりながらコンせんせは言いました

「この操法は三軸やりやすいよねぇ
  これに首の三軸を組み合わせるとどうなるか
  難しくて私もだいぶ悩んだんだよ
  わかるかなぁ でもやってみるかぁ(^^)」

受講生の「ヒィー(;_;)」という悲鳴を尻目に
コンせんせは話しを続けます

コ「トイレット操法は、前屈みの姿勢だから
  一つ目の軸は決まっているわけだよね
  この後左にねじってきたら、左の肩が下がる
  ここまでわかるかな?」

受講生「あれ? コンせんせ 右肩が下がりますぅ」

コ「体のクセがそうなっているんだねぇ
  三軸で言うと、体がもっと前に倒れていく動きなんだ
  体を真っ直ぐにする、つまり後屈しようと思ったら
  左肩を下げるとイイんだね

 おばあちゃんとかよくこんな感じで歩いているよねぇ
  こんな時、今までの操法だと、もっと前に曲がってぇ
  というように誘導するわけなんだけど
  三軸を使ってもイイんだよ

 この時、三軸だと首は右に側屈するのわかるかな?」

「!!!?」

いつものようにさりげない爆弾が落ちて参りまして絶句する受講生

「何でですかぁーーーーーーーーー?」

 


はりぃ 2004/03/04

「首の三軸を考えたときに
  体が前屈すると、顔は前を向くために首は後屈するよね
  これで一つ目の軸が決まるんだ
  次に体を左にひねっていくと、首もついてくるよね
  これが二つ目

 三軸操法だと、二つ目の軸が決まると、
  三つ目の軸は自動的に決まるわけだから、首は右に倒れる
  つまり 後屈→左ひねり→右側屈 のパターンだね」

マネをしようとコンせんせにお尻を向ける人
右側屈しているつもりで右ひねりになる人
「もうわかんなぁーい むずかしいー」と嘆く人

自分の体がどう動いているのか
ここまで複雑な動きになると意識するのが難しいみたいですね
鏡があったらわかりやすかったのかも知れません
果てしなく混乱は続くのでした(^^)

 


はりぃ 2004/03/04

次は3つの軸をそれぞれ別の関節でやる方法ですね
うろ覚えなので間違っていたら訂正して下さいねー

うつ伏せになっているのは円動さん
右膝を曲げるところから始まりました
確かこれは後屈の軸になるんでしたよね
これに腰で右ひねりをミックスします
こうくると三軸目は左側屈のはずですが
あんまり良くないみたい

あれー? ここでコンせんせは何をしたんでしたっけ?
あーそうか 右肩を下げるか右足を下げてもらって
右側屈を二つ目の軸にしたんですねー
3軸目は右ひねりです

コンせんせ曰く
「腰は右にひねりたがっているから
  2軸目と3軸目を入れ替えることで
  逆の側屈になるようにしたんだよぉ」
だそうです

ちなみに円動さんはこのパターンでOKっす(^^)

膝関節と、腰と、足または肩の
3つの関節を組み合わせた三軸操法でした(^^)

(レポート:芳賀広澄)


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