関節押し込み操法 はりぃ

アリーさん>
> > はりぃさんの患者さんの話から足首の圧力をかける方法を教わりました。

はりぃ>
> 実は昨日の午前中、捻挫で来た患者さんに、
> 足首の関節が気持ちのイイ角度になれば治るのではないかと思い
> 試してみたのですが、うまく行きませんでした

脱臼の話を聞いて、「捻挫はどうなんでしょう?実は今日・・・」と
ついつい話してしまったことから始まったのでした
「そんじゃ はりぃさん そのやり方をやってみてぇ」とコンせんせ
やってみたのですがダメでした(;_;)


そこでコンせんせから教わったのは、カカトを押し込むようにして
関節の上下の骨同士を押しつける操法です

仰向けになってもらい
片手は足首の上に置いて軽く足底方向に圧をかけ
もう片手の手根部(手首の近くで一番力が入るところ)で
カカトを股関節方向に押し込むようにします

ポイントは足首の上の手の力を3 カカトを押し込む力を5の
割合で、股関節方向に押す力を強くすることと
かかとを押すポイントは、カカト伸ばし操法で抵抗をかけるポイント
つまり、股関節に向かって真っ直ぐ力がかかる場所を選ぶことです

カカトは腕や手で押し込むのではなく、
ポジションが決まったら腰を中心に、
自分の体重を乗せるような感じでやると楽です
特に女性や力のない方は、自分の体を壊さないように
一番楽に操法ができる姿勢を見つけることが大事だと思います
その方が相手もキモチイイです


コンせんせは、足関節、膝関節、股関節とそれぞれの関節が
圧迫をかけられることで、正常に戻ろうとするのだ
と言うようなことを教えてくださいました


応用編で、膝倒し操法の時も、股関節方向に少し圧を加えながら
やった方が気持ちがイイとか
両膝を立てて、膝を股関節方向に押し込む方法や

片足の膝を立てて、片手で膝から股関節方向に圧を加えつつ
大転子(足の付け根の外側で、骨がポコンと出ているところ)の
少し下から、反対側の手で内側の斜め上に抵抗をかける方法を
教えていただきました


これが意外に難しいようで
みんな相手を替えていろいろ試してましたね
私が実験台になった時に気になったのは触れ方です
慣れていない人だと手の形がはっきりわかるんですね

母指球(親指の下のふくらみ)が緊張しているとか
示指の形がそのまま感じられたりすると
それが気になってキモチヨサが感じられないんですね

ヤジ研でもウルサク言ってきましたが
何をするにしても触れ方というのは大事だなぁと
つくづく思いました

 


7932 Re:関節押し込み操法 やぶ 2003/07/23 14時

   はりぃさんの書き込みを読んで、捻挫の患者さん
   が来ないかな〜と思っていたら、今朝
   来られました。

   今朝の3時頃に負傷して、病院でレントゲン
   の検査では骨に異常なし、右足関節捻挫と
   いうことでやぶのところに来られました。
  
   外くるぶしから内くるぶしにかけて、かなり
   腫れていて触ると飛び上がる状態でした。
   当然、歩くことも不可能です。

   そこでカカトを押し込むようにして 関節の上下の
   骨同士を押しつける操法を試してみました。
   患者さんは、「おうぅ〜痛気持ちい〜」と
   わても、自分の体がなんとなくええ感じに
   もっていき、暫くうつらうつらしてました
 
   するとなぁ〜んと内くるぶしの腫れは、まったく
   消え押えても痛くないと
   外くるぶしの方は腫れが半分になり、押えて
   少し痛いぐらいになりました。
   あと、テーピングと包帯で固定しましたが
   治療後は、2件隣の酒屋さんまでジュースと
   お茶を買いに歩いていきました。

 


[原文 No.7844 - 2003/07/17 21:20]

 

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