ジストニアと呼ばれるものについて カズ

はじめまして。思い余って書きこませてください。
背筋の部分ジストニアと呼ばれる背筋の異常緊張状態になって17年です。もうなんとかならないのでしょうか?現在は一人で野口晴哉先生の活元運動をやっております。

西洋医学的な説明はややこしいので下のurlをお願いします。
http://taroumi.hp.infoseek.co.jp/

大変失礼とは思いましたが思い余って相談にあがりました。

 


7359 Re:ジストニアと呼ばれるものについて まる 2003/06/02 00:39

カズ>
> はじめまして。思い余って書きこませてください。


     こんにちは。(^^) まるです。

    
> 背筋の部分ジストニアと呼ばれる背筋の異常緊張状態になって17年です。もうなんとかならないのでしょうか?現在は一人で野口晴哉先生の活元運動をやっております。


     今、読んできました。
     ジストニアって 初めて聞きましたが,
     含まれている範囲がやたら広くって
     理屈では つかみにくいですね。

     どうですか? 活元運動は。

     やってて 気持ちいいですか?

 


7361 Re:ジストニアと呼ばれるものについて コン 2003/06/02 11時

カズさん>
> はじめまして。思い余って書きこませてください。
> 背筋の部分ジストニアと呼ばれる背筋の異常緊張状態に
> なって17年です。もうなんとかならないのでしょうか?
> 現在は一人で野口晴哉先生の活元運動をやっております。
>?
> 西洋医学的な説明はややこしいので下のurlをお願いします。
> http://cgi.www5a.biglobe.ne.jp/~taro-umi/mb/raib.cgi
> http://taroumi.hp.infoseek.co.jp/
>?
> 大変失礼とは思いましたが思い余って相談にあがりました。


はじめまして、コンです。(^^)

なんかつらそうですね。
私も「ジストニア」は初耳でした。
勉強ギライないものでして、すみません。

記載のページ、さらっと読ませていただきました。
からだがいろいろな状態になるようですね。

操体では、「無意識の動きはバランスをとる動き」と
言っています。
つまり、苦痛ではあるけれども、その動きのおかげで
なんとか助かっているのだと考えます。

カズさんは背筋が緊張してきたときに、どんな体勢に
なりますか?。
たぶん苦痛をかばうような動きになると思います。
その変な格好の動きを、しっかり腹をくくって充分に
味わってみてはどうでしょう?。

腹をくくるっていうことは、ご自分の症状や動き、
そして、それら全部を認めてあげる。
てな感覚かも知れません。

まずは、簡単ですから、そんなところからためして
みてはいかがでしょうか。

少しでも楽になればいいのですが。

 


7363 Re:ジストニアと呼ばれるものについて カズ 2003/06/02 22時

コン先生>

ご返信有難うございます。

> 記載のページ、さらっと読ませていただきました。
> からだがいろいろな状態になるようですね。

ええ。これは現代医学では全く分かっていないのです。おそらく大脳基底核の化学物質の異常で不随意(無意識)に筋肉が緊張するのだろう位です。クローンができるのにこんな簡単な現象も分からないんですね。

> 操体では、「無意識の動きはバランスをとる動き」と
> 言っています。
> つまり、苦痛ではあるけれども、その動きのおかげで
> なんとか助かっているのだと考えます。
> カズさんは背筋が緊張してきたときに、どんな体勢に
> なりますか?。

しゃがむか左手で支えるしかないです(^^;頭がもうろうとしますが。

> その変な格好の動きを、しっかり腹をくくって充分に
> 味わってみてはどうでしょう?。
> 腹をくくるっていうことは、ご自分の症状や動き、
> そして、それら全部を認めてあげる。
> てな感覚かも知れません。

これなんですが、ここ2ヶ月近く、命を賭けて(大げさではなく)活元運動を始めて(体が勝手に動く?本当にそんな動きのように感じます)から緊張(背筋が背骨を引っ張る)する箇所が上へ移っている様な気がします。ただ総じて症状が激しく異様になり体がどうなってしまうのかとても不安です。息を吐き切りつつ腹筋のしこりを押さえ続けると大あくび・涙・鼻水が出始めることから始まりますが。これは良くなる前兆なのでしょうか?

> まずは、簡単ですから、そんなところからためして
> みてはいかがでしょうか。

この変化があるような気がする状態を良くなる前兆と信じるということなのでしょうか??

> 少しでも楽になればいいのですが。

貴重なお時間有難く思っております。

 


7364 Re:ジストニアと呼ばれるものについて カズ 2003/06/02 22:17

まる先生>はじめまして。

>今、読んできました。
>ジストニアって初めて聞きましたが,含まれている範囲がやたら広くって理屈ではつかみにくいですね。

わざわざ有難うございます。
ええ、Dysfunction Of Tonusの略のようですので日本語に直すと、筋肉の異常緊張症です。

>どうですか?活元運動は。やってて気持ちいいですか?

軽く汗を掻きますが、息を吐ききりつつ腹筋のしこりを押さえると背骨や首の骨がばりばりいいだし、上体がうわっと上へ持ち上がり、指や腕がひねりだします。
言われると気持ちがいいのかもしれません。
これって続けた方がいいのでしょうか?
変化があってちょっと怖い気がします。
ですがもう他に方法が無いので、やるしかないのですが。。。

 


7365 Re:ジストニアと呼ばれるものについて まる 2003/06/02 23:02

カズ>
> わざわざ有難うございます。ええ、Dysfunction Of Tonusの略のようですので日本語に直すと、筋肉の異常緊張症です。

    なるほど。筋緊張機能不全 ってな感じの命名ですね。
    病名というより、症候群に近い。


> > どうですか? 活元運動は。やってて 気持ちいいですか?
>?
> 軽く汗を掻きますが、息を吐ききりつつ腹筋のしこりを押さえると背骨や首の骨がばりばりいいだし、上体がうわっと上へ持ち上がり、指や腕がひねりだします。言われると気持ちがいいのかもしれません。これって続けた方がいいのでしょうか?変化があってちょっと怖い気がします。ですがもう他に方法が無いので、やるしかないのですが。。。


     気持ちよさが どこかにある限りにおいて。 

     後味が よければ。 と言い換えてもいいと
     思うのですが。

 


7366 Re:ジストニアと呼ばれるものについて コン 2003/06/02 23:55

> > カズさんは背筋が緊張してきたときに、どんな体勢に
> > なりますか?。
>?
> しゃがむか左手で支えるしかないです(^^;頭がもうろうとしますが。


これは、立っている姿勢で左手で背中を押さえるということ
でしょうか?。
それとも、左手を床についてからだを支えるのでしょうか?。

そして、頭がもうろうとするというのは、背中の痛みの前から
ですか、それとも後からなりますか?。

もうひとつ、背中の緊張は発作的といいますか、突然始まりますか?。
もしそうだとしたら、なにか条件となるようなことはないですか?。

よかったら、ゆっくりでいいですので教えてください。(^^)



> > その変な格好の動きを、しっかり腹をくくって充分に
> > 味わってみてはどうでしょう?。
> > 腹をくくるっていうことは、ご自分の症状や動き、
> > そして、それら全部を認めてあげる。
> > てな感覚かも知れません。
>?
> これなんですが、ここ2ヶ月近く、命を賭けて(大げさではなく)
> 活元運動を始めて(体が勝手に動く?本当にそんな動きの
> ように感じます)から緊張(背筋が背骨を引っ張る)する
> 箇所が上へ移っている様な気がします。


ためしてみるつもりでやられたほうがイイと思います。
でないと、頑張りすぎてしまいそうですので。(^^)



> ただ総じて症状が激しく異様になり体がどうなってしまう
> のかとても不安です。息を吐き切りつつ腹筋のしこりを押
> さえ続けると大あくび・涙・鼻水が出始めることから始ま
> りますが。これは良くなる前兆なのでしょうか?


私は、そう思います。


> > まずは、簡単ですから、そんなところからためして
> > みてはいかがでしょうか。
>
> この変化があるような気がする状態を良くなる前兆と信じる
> ということなのでしょうか??

はい。

ただ、それなりに時間はかかると思います。

操体テキストとかもありますので、参考にしていろいろと
ためしてみてください。(^^)


> > 少しでも楽になればいいのですが。
>?
> 貴重なお時間有難く思っております。

こちらこそ、ありがとうございました。m(_ _)m

 


7368 Re:ジストニアと呼ばれるものについて カズ 2003/06/03 01:51

> カズ>
> > わざわざ有難うございます。ええ、Dysfunction Of Tonusの
>略のようですので日本語に直すと、筋肉の異常緊張症です。
>?
>なるほど。筋緊張機能不全 ってな感じの命名ですね。
>病名というより、症候群に近い。

その通りです。

>気持ちよさが どこかにある限りにおいて。 
>後味が よければ。 と言い換えてもいいと
> 思うのですが。

後味はいいですが姿勢によるんです。
寝るのは以前は楽だったのですが、活元が終わった後は寝ると左下背筋と右上背筋がカチカチになって、背骨がS字の鉄の棒になったようにがちがちです(S字の側彎にもなっています)。ただし面白いことにそんな時は立ってみると、以前より立位・座位においては楽になっています(普段と逆です)。ジストニア自身、錐体外路系疾患だと思いますので、それを活元という同じく錐体外路運動で御そうとしているわけですから、
何が何だかわかりません。毒をもって毒を制すでしょうか。。。   

 


7369 Re:ジストニアと呼ばれるものについて カズ 2003/06/03 02:13

> これは、立っている姿勢で左手で背中を押さえるということ
> でしょうか?。
> それとも、左手を床についてからだを支えるのでしょうか?。

椅子に座ってとしゃがむ(背を電信柱等にもたれかけさせて)時に左手をつきます。左背筋下部と右背筋上部が緊張する部分です。

> そして、頭がもうろうとするというのは、背中の痛みの前から
> ですか、それとも後からなりますか?。

背中の痛みのときです。あと朝、頭がすっきりせず頭の芯が疲れているときは必ずその日にひどい症状になります。

> もうひとつ、背中の緊張は発作的といいますか、突然始まりま
>すか?。もしそうだとしたら、なにか条件となるようなことはな
>いですか?。

17年やってるんですがないんです。朝すっきり起きれた日は軽い発作でおさまります。後は殆ど思い当たりません。後、デパスという無意識の緊張を取る薬を飲むと不思議に決まって次の朝は楽です。

> 操体テキストとかもありますので、参考にしていろいろと
> ためしてみてください。(^^)

地湧社さんの「絵で見る操体」を持っています。
一人でのしかできないのですが、活元をしているとき
例えば腕等がぐーーっと痛気持ちいい方向にねじれていき極限までいくとふっと元に戻ることが多々あります。後、手なんですが
手・指もねじれ、特に小指側の手刀の筋を極度に緊張させたり弛緩させたりしているようです。(背筋と関係あるんでしょうか?)操体法と共通しているのでしょうか?

たびたび申し訳なく思っております。

 


7370 Re:ジストニアと呼ばれるものについて 遊風 2003/06/03 08:19

> 椅子に座ってとしゃがむ(背を電信柱等にもたれかけさせて)時に左手をつきます。左背筋下部と右背筋上部が緊張する部分です。
>?
これは、左背下部が緊張しているので、倒れそうになるのを
防ぐために、左手をつくという事かな。


> 一人でのしかできないのですが、活元をしているとき
> 例えば腕等がぐーーっと痛気持ちいい方向にねじれていき極限までいくとふっと元に戻ることが多々あります。後、手なんですが
> 手・指もねじれ、特に小指側の手刀の筋を極度に緊張させたり弛緩させたりしているようです。(背筋と関係あるんでしょうか?)操体法と共通しているのでしょうか?
>?
ちょっと前にも書きましたが、
経絡というのは、前・横・後ろですので、
これは、経絡という視点から見ると、ぴたりと
合っています。

鍼灸で、肩こりや、風邪の時の後頚部・後背上部の
コワバリを緩める時には、小指周りを使います。
主に、肩胛骨下部より上に有効ですが、
巧くいくと腰痛も軽くできる時があります。

右背筋上部が緊張する部位だとすると、
右手の側にその運動が出る確率が高いですか?

この二つの動きは、体が治そうとして自然に
操体をやっている現象に思えます。

手足の指を1本づつ反らせる事ができますか?
もし、緊張部位が背筋の右が上部で左が下部なら
経絡的には、手は右の小指薬指、足は左の小指と4指
を反らせると、ぴりぴりびりびりする可能性が高いです。

調べると、発作的症状が出現する可能性がありますので、
周りの状況を整えた上で始めて下さい。

落ち着いた時に、すこしづつ、そのぴりぴりびりびり
を指先から外に出せると、軽くなる可能性があります。
我慢して溜めてしまって、体がたえきれずに出そうと
している現象のように見えるのです。


あと、気になっているのは、発症経過です。
化学物質過敏症などでも、痙攣様の振戦症状
(つまり、体が勝手に動いてしまう)は出ます。

新築や改築の家や職場に入られた時期と重なると
(あるいは、新しい大型家具や事務用品の搬入)
すると、その可能性もあります。
今話題になり始めている、シックハウスやシックスクール
の劇症型です。

 


7371 Re:ジストニアと呼ばれるものについて 遊風 2003/06/03 11:09

> > 一人でのしかできないのですが、活元をしているとき
> > 例えば腕等がぐーーっと痛気持ちいい方向にねじれていき極限までいくとふっと元に戻ることが多々あります。後、手なんですが
> > 手・指もねじれ、特に小指側の手刀の筋を極度に緊張させたり弛緩させたりしているようです。(背筋と関係あるんでしょうか?)操体法と共通しているのでしょうか?
> >
続きです。
私は昔7年ほど野口整体もやってました。
今は、どうか知りませんが、
活元て、激しく速く動いた方が良いという評価
というか、思いこみというか、あったように思います。

それに比べると、操体をきっかけにして出てくる
自動運動って、とてもゆっくりなのが多いです。

操体の経験は20年以上になりますが、
比べてみて、効果は、あまり変わらないようです。

速く激しく動くと、怪我する可能性
(つまり、周りのものにぶつかって打撲とか)
が高くなるので、ゆっくり動く事を心がけた方が良い
ように思います。

無理な注文かもしれませんが、
自動運動は止めないけれど、ゆっくり動くようにする

動きが気持ちよいか、お腹に息が深くはいるか
あるいは、自動運動が止まった時に、
後味が気持ちよいか、息が深くできるようになるか
などを確かめながら。

そのためには、溜めないで、少しづつ。

あんまり良いアドバイスではないかもしれませんが

 


7372 Re:ジストニアと呼ばれるものについて コン 2003/06/03 13:36

> > これは、立っている姿勢で左手で背中を押さえるということ
> > でしょうか?。
> > それとも、左手を床についてからだを支えるのでしょうか?。
>?
> 椅子に座ってとしゃがむ(背を電信柱等にもたれかけさせて)
> 時に左手をつきます。左背筋下部と右背筋上部が緊張する部分です。


んんーっ、すみませんが、ちょっと理解できません。(^_^;
「左手をつきます」というのは床につくのではなく、からだに
当てるということでいいですか?。

どうでもいいようなことですが、左手を床に着いたときと、
背中に当てたときの姿勢は、体の側屈の動きが逆になりそう
でしたのでどっちなのか、知りたかったのです。

左手は左背中に当てて、右手はお腹に当てて、前屈みになる
ような姿勢ですか?。



> > そして、頭がもうろうとするというのは、背中の痛みの前から
> > ですか、それとも後からなりますか?。
>?
> 背中の痛みのときです。あと朝、頭がすっきりせず頭の芯が
> 疲れているときは必ずその日にひどい症状になります。


そうですか。
頭はボーッといて熱い感じになりますか?。
足は冷える感じですか。

もしそうだったら、足湯とか頭に氷とかがおすすめです。


> > もうひとつ、背中の緊張は発作的といいますか、突然始まりま
> >すか?。もしそうだとしたら、なにか条件となるようなことはな
> >いですか?。
>?
> 17年やってるんですがないんです。朝すっきり起きれた日は軽い
> 発作でおさまります。後は殆ど思い当たりません。
> 後、デパスという無意識の緊張を取る薬を飲むと不思議に決まって
> 次の朝は楽です。

なるほど。


> > 操体テキストとかもありますので、参考にしていろいろと
> > ためしてみてください。(^^)
>?
> 地湧社さんの「絵で見る操体」を持っています。

おお、いい本持ってますね。
そのイラストを書いたのが、ここのまるさんです。(^^)
知っていたも知れませんが。


> 一人でのしかできないのですが、活元をしているとき
> 例えば腕等がぐーーっと痛気持ちいい方向にねじれていき
> 極限までいくとふっと元に戻ることが多々あります。
> 後、手なんですが
> 手・指もねじれ、特に小指側の手刀の筋を極度に緊張させ
> たり弛緩させたりしているようです。
> (背筋と関係あるんでしょうか?)操体法と共通している
> のでしょうか?


遊風さんもご指摘のように、関連性も共通性もあると思います。

いろいろとためしてみて、結果を教えてください。(^^)

 


7389 Re:ジストニアと呼ばれるものについて カズ 2003/06/04 22:43

遊風さん。

> 無理な注文かもしれませんが、
> 自動運動は止めないけれど、ゆっくり動くようにする

今のところ緩やかな伸びの運動のようです。
がしかし、これが自動運動かどうかは分からないです(^^;
観念運動の様な気もしますし。なかなか無心にはなれないようです。

> 動きが気持ちよいか、お腹に息が深くはいるか
> あるいは、自動運動が止まった時に、
> 後味が気持ちよいか、息が深くできるようになるか
> などを確かめながら。?
> そのためには、溜めないで、少しづつ。

今のところ気持ちよさや息の深さはあるような気がします。
後は信じれるかどうか。17年は全てのものを不信にさせてしまいます。。。それと症状が変化しているような気もしていますが総じてきついです。

> あんまり良いアドバイスではないかもしれませんが

とんでもありません。ただジストニアというもの自体、不随意運動ですので自動運動そのものでもあります。それに自動運動をおこさせるとなると。。。毒(?)をもって毒を制すならよいのですが。不思議な症状です。。。

 


7392 Re:ジストニアと呼ばれるものについて 遊風 2003/06/05 09:12

> > 自動運動は止めないけれど、ゆっくり動くようにする
>?
> 今のところ緩やかな伸びの運動のようです。
> がしかし、これが自動運動かどうかは分からないです(^^;
> 観念運動の様な気もしますし。なかなか無心にはなれないようです。
>
えーと、その辺は良いのでは。
活元だと自動運動と観念運動を区別しますが、
操体の場合には、あまり、区別していないようで、
それよりも、
その動きに気持ちよさがあるかや後味が良いか
の方を問題にしますね。

両方やってきた感想を言うと、
効果はあまり変わらない
操体の方が体や息に意識が向くので簡単でやりやすい
観念か自動か考え出すと堂々巡りに陥りやすい
というような感じがしたので、今、私は操体中心です。
つまり、
「観念か自動か考える」と観念の世界に入りやすい
けれど、
「今、体が気持ちよいか、息が深いか」という事に意識を
向けて、常にそれらを観察するという態度でいると
観念の世界から出やすいというか、入り込みにくい
ようなのです。

> > 動きが気持ちよいか、お腹に息が深くはいるか
> > あるいは、自動運動が止まった時に、
> > 後味が気持ちよいか、息が深くできるようになるか
> > などを確かめながら。?
> > そのためには、溜めないで、少しづつ。
>
> 今のところ気持ちよさや息の深さはあるような気がします。
> 後は信じれるかどうか。17年は全てのものを不信にさせてしまいます。。。それと症状が変化しているような気もしていますが総じてきついです。
>?
無理して信じる必要もないし、
その時、その場のご自身の体と相談しながら、
少しづつ進めていく・・・という感じでしょうか?

やり方や人の意見を信じるよりも、
ご自身の体の気持ちよさ(息の深さ)を信じた方が良い
というのが、操体風の考え方のような気がしているのですが。

> ただジストニアというもの自体、不随意運動ですので自動運動そのものでもあります。それに自動運動をおこさせるとなると。。。毒(?)をもって毒を制すならよいのですが。不思議な症状です。。。

うーん、その辺りは、ジストニアのHPを見ても
良くわかりませんでした。
ただ、不随運動自体は、何か体の必要があって出てきている
可能性もあるなと思っています。
野口先生も、「痙攣は脳に毒などが行かないように
するために起きているのだから、本当は止めない方
が良い。」と行っていたという記録もあるようです。

ジストニアのHPによれば、
書痙や脳性麻痺によるコワバリもジストニアに分類
されるようですね。

  書痙については、以前、五木寛之さんが、朝日新聞に
書く種類(エッセイか小説か雑文かなど)に応じて、
書く文字の形や書く場所、書く姿勢などを変えたら治った
と書かれていたのを覚えています。

  我が家の次男は、626g23週で産まれた超未熟児
で、6ヶ月入院して帰ってきた時には酸素ボンベ付きで
後頭骨下縁から尾骨まで弓なりに前に反っている状態
(つまり、胸部後湾が無かった)でした。コミュニケー
ションが取れ始めた3ヶ月目くらいから擽り操体をはじめ
2ヶ月で酸素ボンベは取れましたが、背中の反りは消えず、
2歳10ヶ月まで歩けず、脳性麻痺と診断され、
小学校へ上がる頃でもまだ、胸部後湾が無く
そのために前転が出来ず、巧く歩く事もできず、
でしたが、だんだん背中のコワバリが取れて、今では
字を書くのに目を離せと言わないと駄目な程になりました。
今、中一で、まだ、踵を上げて歩っていて、小さな字は
書けないし、箸も使えませんが、
PTさんがこの子の障害では一生できない
と言った平泳ぎも曲がりなりには出来ています。
まだ、腰と股関節、足裏がこわばっています。

今、その経験を生かして、片麻痺の患者さんを見ていますが、
脳性麻痺よりも片麻痺の方が簡単かも知れないなと思います。
行く度に変化があるからです。揺り戻しはありますが。
  次男は、1ヶ月単位では変化がわかりません。
1年単位で見ると変化がわかりますが。

  中枢神経が絡むモノは時間が非常にかかる、
でも、まるで変化しないというわけでは無さそうだ
と、今、私は思っています。

 


7393 Re:ジストニアと呼ばれるものについて 遊風 2003/06/05 09:31

>
> ジストニアというもの自体、不随意運動ですので自動運動そのものでもあります。それに自動運動をおこさせるとなると。。。毒(?)をもって毒を制すならよいのですが。不思議な症状です。。。

続きです。

「操体って、心と体を話し合いさせる方法」
のような気がしています。

「体の気持ちよさ」を重視するのだけれど、
それまでの経過もあって、体が暴走してしまう事
(例えば、砂糖などを無茶食いしたくなるとか)
が無いわけではありません。

だから、後味っていうのも大切にするのですね。
そういう時って、後で嫌な味が口に残るし
食べ過ぎればお腹が張って胸焼けがして苦しい
わけですね。

「体の気持ちよさ」にプラスして、
「息が深くなるか」という視点を加えると、
暴走しにくいように思って、この視点も入れて
操体するようにしています。

  という事もあって、
「止めないけれど、ゆっくりと」
「溜めないで、少しづつ」
なんですね。

少しづつ、心と体を対話させながら、
今の自分の状態で適切な処を決めていく、
その適切な処も、心や体の状態が変化すれば
少しづつ変わっていく

そんな風にとらえています。

 


7400 Re:ジストニアと呼ばれるものについて まる 2003/06/0523:21

遊風>
> 活元だと自動運動と観念運動を区別しますが、
> 操体の場合には、あまり、区別していないようで、


・・というようなことは、ほとんど 知らなかったなあ。


自動運動で 思い出しましたが、昔 京都の操体勉強会
に参加した人で、おもしろい人がいました。

誰が 彼女の相手をしていたのか 記憶にないのですが

操法を誘導する人間なぞ、あたかもそこに存在しないか
のように 急にもぞもぞ からだが動き始めたんですね。

もう、どんどん、勝手にからだが 動く。

        そこで 手を離して 見ているように、と
        言ったと思います。

これは いままで対話していた人を いきなり無視する
ようなもので、キャッチボール的な【やりとり】の否定、
すなわち、相手の存在の否定(無視)に等しいようなと
ころがあって、相手をしていた人は まあ 不快だった
と思います。

ともあれ、延々と とんでもなくダイナミックな動きを
展開されたので、周囲のものは 目が点。

そのうち、正座の形になったと思ったら、腹の底に響いて
くるような声が 絞り出されてきました。

みごとな【かみがかり】状態で、その声は、まさに【祝詞】。

実にうまいこと 周囲の全員に 背を向けた方向に向いて
正座したまま、かなりの時間 祝詞を上げておられました。

最後に すうーーと声が静まってきて、ぴたりと終り、
こちらに向き直って ふかぶか と礼をされました。


オモテを上げると、実に爽やかな、キモチヨサそうな顔。

「ああ。きもちいい・・」と つぶやかれたように思います。




からだの《欲求》ではなく、ワタシの《欲望》が満たされたのでした。

 


7401 Re:ジストニアと呼ばれるものについて まる 2003/06/05 23:44

ついでに もうひとつ 思い出しました。

中国系の気功法に、自発功 という、外から気をあてて
自動運動を誘発させる方法があります。

中国の先生について、この自発功をしばらくやったり、
気を当てて治療してもらったりするうちに
気に敏感になり、ひとのまとっている気(色として)
が見えるようになり、動物を気で動かしたりするような
事も出来るようになってしまった方がおられました。

ところが 敏感になりすぎて、ちょっとしたことで
自動運動が 発動する。

神社の横を通っただけで 動き出したり、パワーのある
人に会うだけで 動き出したり。

その割りに、からだの具合は よくない。というか、
だんだんよくなって来る・・という 気配がない。


ということで、それらの全てをまるごと 主訴として
治療を依頼された方でした。


ともかく、「大量の自動運動」を必要としない ラクなからだ 
になられたようなので、結果的にはよかったのですが。 (^^)

 


7403 Re:ジストニアと呼ばれるものについて まる 2003/06/05 23:59

> 中国の先生について、この自発功をしばらくやったり、
> 気を当てて治療してもらったりするうちに
> 気に敏感になり、ひとのまとっている気(色として)
> が見えるようになり、動物を気で動かしたりするような
> 事も出来るようになってしまった方がおられました。


> ともかく、「大量の自動運動」を必要としない ラクなからだ 
> になられたようなので、結果的にはよかったのですが。


    せっかく 開発された能力 も、一緒に 削り取る
    という結果になってしまったようなのですが、
    本人は からだがラク なほうが いいみたいでした。(^^;

 


7404 Re:7400 まる 2003/06/06 00時

> これは いままで対話していた人を いきなり無視する
> ようなもので、キャッチボール的な【やりとり】の否定、
> すなわち、相手の存在の否定(無視)に等しいようなと
> ころがあって、相手をしていた人は まあ 不快だった
> と思います。


     他人の《快》を 吸い取ることで気持ちよくなる
     《快》というものも あるんですよね。

     ボクは、コンさんの「『なんとなく』気持ちいい」
     という表現が指し示しているものが 操体の『快』
     なんじゃないか、と思って居ます。

     きょーれつな『快』は、 たいていは アタマの暴走
     であることが 多いような気がします。

 


7405 Re:ジストニアと呼ばれるものについて 遊風 2003/06/06 09:28

> 操法を誘導する人間なぞ、あたかもそこに存在しないか
> のように 急にもぞもぞ からだが動き始めたんですね。
> もう、どんどん、勝手にからだが 動く。
>        そこで 手を離して 見ているように、と
>        言ったと思います。
> これは いままで対話していた人を いきなり無視する
> ようなもので、キャッチボール的な【やりとり】の否定、
> すなわち、相手の存在の否定(無視)に等しいようなと
> ころがあって、相手をしていた人は まあ 不快だった
> と思います。
>?
そうですね。一人で操体する時は「心と体の対話」
ですけれど、
二人で操体する時は「相手の体や心との対話」
でもあるのですね。

前に、こういう人を見た時はできなかったのですが、
この後にマルさんが書かれている自発功の人の例など
も含めて、今度、こういう人を見た時は、その最中の
お腹への息の入り具合を注目したいなと思いました。

 


7410 Re:ジストニアと呼ばれるものについて まる 2003/06/07 01:20

7405
まる>
> > これは いままで対話していた人を いきなり無視する
> > ようなもので、キャッチボール的な【やりとり】の否定、
> > すなわち、相手の存在の否定(無視)に等しいようなと
> > ころがあって、相手をしていた人は まあ 不快だった
> > と思います。

遊風>
> そうですね。一人で操体する時は「心と体の対話」
> ですけれど、
> 二人で操体する時は「相手の体や心との対話」
> でもあるのですね。

     そうなんです。

     二人で操体する時は「相手の体や心との対話」。
     一人で操体する時は「心と体の対話」。

    「対話」あるいは「やりとり」という事を
     無視してやると、「操体の魅力」も「可能性」も
     半分になっちゃうなあー。と、
    
     個人的には感じています。

 


7418 Re:ジストニアと呼ばれるものについて カズ 2003/06/07 22:58

みなさま。
ご返信遅れました。色々有難うございます。
色々深いんですね。

勿論、大それたことなど考えておらず
ただ再び苦痛から逃れ、ふっと何気なく座り、立ち、歩きたい。
そして普通の家庭を持ち笑いあいたい、ただそれだけなんです。

で医学も今のところ頼りない。では自分でどうするか?
それには今のところ自動運動(?)しか思い当たらないんです。
同じ不随意ですし(^^;

そうです。胸椎辺りの左右の脊椎起立筋を緩める方法ってなにかありますか?脊椎起立筋がぐっと緊張して体幹を持っていかれるんです。自動運動でも左右の腕をヒネクルことで刺激は行っているんですが、峠が見えないんです。これだ!という感触が湧き上がれば少しは自信がつきそうですが。。。

 


7419 Re:ジストニアと呼ばれるものについて コン 2003/06/07 23:32

カズさん>?
> そうです。胸椎辺りの左右の脊椎起立筋を緩める方法って
> なにかありますか?脊椎起立筋がぐっと緊張して体幹を持
> っていかれるんです。
> 自動運動でも左右の腕をヒネクルことで刺激は行っている
> んですが、峠が見えないんです。
> これだ!という感触が湧き上がれば少しは自信がつきそうですが。。。


10年ほど前の話ですが、首というか頭がガクガク勝手に動く
30代の男性が、首が痛くて治療に来ていました。

首の後ろが熱かったのでに「氷」を当てたら、イイ感じらしく
それを自分でつづけながら、操法もやって、三ヶ月後くらいには
大部良くなって、勝手に動かなくてもすむようになった記憶が
あります。

「氷」ためしてみてはどうでしょう?。

 


7421 Re:ジストニアと呼ばれるものについて まる 2003/06/08 00:00

> みなさま。
> ご返信遅れました。色々有難うございます。
> 色々深いんですね。


    いえいえ。(^^) 

    そんな風に 思われたら困るな。と思って
    『なんとなく』の話を出したんですから。



[原文 No.7357 - 2003/06/01 22:27]

 

inserted by FC2 system