OLアリーの体験(顎関節症)1 アリー

自分のために書けという、コン先生の無言の圧力というか、励ましの言葉をうけて、自分のことを少し書いてみたいと思います。m(__)m
しかも、本日は、治療予約日。
書かないと治療の間中、うるさい(笑)のでという、隠れた理由もあったりします。汗



OLアリーの体験?〜インターネットをはじめ編〜

何から書いたらよいかわからないのでとりあえず、私がインターネットをどうしてやることになったのか?ということからお話しようと思います。

私は、顎関節症 らしいです。個人的には、病名はどうでも良いです。
顎変位症でも咬合病でも、、、。
まあ、一般的にはあごのびょーき、ということになっていますが、あごだけの症状にとどまらず、全身がゆがんでおり、たいへん苦しんでいる方も少なくありません。

永久歯が1本なぜか生えてこず、それによって、片噛みになり、あごがずれており、ともさか ばりに顔が曲がっておりました。

不思議な縁により、2年ほど前から今の歯の先生と出会い、本格的な治療が始まりました。
「どーしてですかー」、だのやたらと質問し、痛い痛いとわめく迷惑な患者にひとつひとつ丁寧に説明してくれるこの歯の先生には、大変感謝、感謝でございます。
この二年間ほんとにいろいろなことがあり、今でも見捨てずに私の主治医でいて下さるのは、ほとんど奇跡的であります。
苦笑。

口は開かないし、ろれつは回らないし(舌の筋肉痛みたいな感じ)首は痛いし、頭痛もする、、、。
不定愁訴のあらし。

実家に帰って、体調が悪いので寝てばかりいると、かばねやみ(注1)だーと言われるしまつ。^ 汗。
家族には、脳の検査してこいだの、MRIをとってこいだの、やいのやいの言われます。

注1:(方言でめんどくさがりやとかの意味ですがこの場合は、うーん、気がしっかりしていないのでそうなるんだ、みたいな意味?)

私の周りには、あごがカクカクするという症状の人しかいませんでしたので、誰かわかりあえる人が欲しいと思いました。
本屋に行き歯医者さんが書いた本に私と同じような症状の人がいるではありませんか!!!
私は、この本の中の患者さんとお話したい!!と思いました。

そうだ、インターネットなら誰かHPを作っているかもしれない。
メールだーよー、メール。
ということで、インターネットをはじめたのです。

顎関節症の患者さんの中で、わかりあえて、気があう仲間たちと今でもメール交換をしています。
体調が悪くて、何度も嫌になったりする私を励まし、支えてくれた仲間にも感謝、感謝でございます。

そのうち、コンせんせとの出会いについてもお伝えしたいと思います。笑



OLアリーの体験2 〜コンせんせとの出会い編〜

今、マウスピースを口の中に入れて、それを削って体と調和がとれるあごの位置を変えていく方法をとっています。

そのマウスピースのほんのわずかな削りによって、今までの頭痛や肩こりが一瞬にして改善されたり、またその逆もありそれは本人にとっても、ものすごい驚きです。

この2年間の中で何度か「体がゆがんではいるが、かろうじてバランスがとれた状態」になったようで、顎も安定し、体も痛くなくなる時期がありました。
しかし、その安定した時期は1ヶ月程で終わってしまい、またつらい日々が始まる、、、という繰り返し。^ 短いながらも何度か安定する時期を味わっていましたので、絶対治る!という確信と歯の先生の励ましなどが、治療と毎日の生活を続ける支えでした。

一瞬だけでもいい、この痛みからなんとか解放されたいと思い、整形外科、ペインクリニック、治療院、カイロなど良いと聞いたらば、そこに行くけれども、次の日にガツンと体にくるなどして、会社を休むこともしばしばでした。

でもきっと、歯・あご のこともわかってくれて、この症状を治してくれる体の先生がいるはずだ!!
何とか探さなければ、いけない。

こんなに会社休んでいたらリストラだよ〜ってなことでインターネットで体の先生を探しはじめたのです。
リストラ → 生活苦 →治療も受けられない →痛いのが続く
ひょえー、これはまじでやばい。

仙台市内の針灸治療院、カイロを検索しまくり、次々とHPを見ていく、と同時に口コミで良い治療院などを紹介するHPを探して、すみからすみまで見ていくとコンせんせの元患者さんのカキコミ発見!!!
よーし、行ってみよう!
だめだったら、また探せば良い。

ていざんさんのHPで、写真つきで操体のことが書いてあったので、なんだかわからないけど、痛いことはしなさそうなので行ってみようと思ったんです。笑

インターネットが、コンせんせと出会うきっかけです。
一回目の治療の時にもう何をしたのか覚えていませんが、たぶん基本的な操法だったと思います。
その時は、まず首がつらくてつらくて、左膝の内側も痛かったと記憶。
左膝のふともも付近の筋肉のねじれを指摘されて、なんかクリクリとさわっただけで、すっかり痛みはなくなっていました。
あといろいろするうちに首の痛みも良くなっていました。(忘れました。)
まあ、帰り道で徐々に首が痛くなっていくのがわかりましたけど。
これならいけるという確かなものを感じていました。

先日その日の日記をめくってみたら、「もう大丈夫だ、この先生なら」と書いてありました。笑。

そして、歯の先生に興奮してコン先生のことを電話したのを覚えています。



OLアリーの体験3 〜あやしい治療編その1〜

コンせんせのところに何回か通うようになってせんせから「体が自動調整するように、ピクピクと動き出すかもしれない」と言われていました。

実は、ずいぶん前からおふろあがりにベットに大の字になって、ぼーっとしていると2.3回足の指とかピクピクしてとまる、、、というようなことが起こっていましたが、コンせんせにはだまっていました。笑

そんなある日5月の3日ぐらいから、体が重く、さらに上の左の歯の7番あたりの歯茎が腫れていました。
お掃除してもらいたいけど、歯のせんせは出張中。
なので、しょうがないので放置しておりました。

5月の8日朝から、左のこめかみあたりが、ぎゅーっと締め付けられるのです。
それは、陣痛みたいに時々襲ってくるのでした。
そして、右足のふくらはぎがパンパンになりつらいのです。
せんせー死んじゃいそうー笑とかいって、9日に無理矢理診ていただけることにしました。

先生は、明日は赤ワインを飲むのが遅くなるとかなんとか言っていた。笑

まあとりあえず、これを味わってみようかなと思い、こめかみのあたりのかわの操体を自分でやってみたり、膝裏のしこりを自分でさがしてみたり、、、。
やっぱり、自分でやっても全然気持ちよくないし、膝裏を自分で探ると痛みがあるけれども、逃げる動きはなかったです。
どうにかならないものかーといろいろやってその日は疲れて寝ました。汗



OLアリーの体験4 〜あやしい治療編その2〜

5月の9日その日は、まず、仰向けになり、こめかみのところと顎関節の3センチぐらい下のこりのあるところのかわの操体から始まりました。
やはり、自分でやるのとは全然違い、頭が重いのがスーッと消えていく感じ♪

先生「ここを触っていて、どこかに影響ありませんか?」とのこと。
私「はい、右足に影響があります。」
先生「体のどこか動くかもしれない、、、。」
しかし、この時点では、どこも動かず。

次に、まだ仰向けのまま右足首の関節をちょっとだけ動かすいつものやつ。
これ大好き。。
やっている間中先生がどんな風に気持ちよいか言葉で表現して、掲示板に書け、書けとのたまふ。笑もうもうー。(うしになっちゃうぞー)

ああ、そう言えば、膝裏診てなかったねー。とかいって、右の膝裏をグリグリされました。
イッターイ。
全身で痛みから逃げる。
これで、右のふくらはぎのへんなしこりちゃんたちが消えてしまった。
おそるべし、膝裏。

そのままござの上で、大の字になり5分ぐらい放置してもらっていました。
(気持ちよくて、起きあがりたくなーい)
↑しっかし、この姿ひどいよなー。汗。
まっ、いいか。

やとっこさ、起きあがり、歩いてみたら右足のふくらはぎが痛い。
今回はかなりしつこいようでありました。
先生に右足が痛いと言ったら、ベットに腰掛けさせられ、だぶん、先生は左の指で私の左顎の付近のかわの操体をしつつ、右手で、私の首と体を支えていたと思います。
急に右足のふくらはぎが、ピクピク動き、筋肉が弛緩するのがわかりました。
これまでに一度もない感覚。
左に首をちょっとかしげた感じで、なんともへんな格好。
汗どれくらい、やっていたでしょう?
その間ずっーと、ピクピクピクピク右足がどこかしら動いています。
わお。
3分から5分ぐらいだろうか?
時間の観念がなかったです。
すごくすごく気持ちがよい。

気持ちは、「なんなんだーこれは」とか「驚き」とか「うれしさ」とかいろいろ混じっていて複雑。

気持ちよさがなくなったので、先生に手を離してもらいました。
今のはいったいなんざましょ?と思いながら、先生に「いったいどの辺を触れば、そうなるのですか?」と聞いてみました。
先生「どのへんって言えないけど、こっている部分をやさしく触れる」とのお答え。
ふーむ、こっているところね、と思い、なにげなく自分でも触ってみると、また右足の指が動き出したー。
わお わお わお。
先生ー。できたよー。
動いたよー。
変なことで感動している、変な患者でした。

なぜ急に、自動調整運動が始まったのか?
sotai虫さんのカキコミを見て、刺激されたのかもしれませんね。



OLアリーの体験5 〜あやしい治療 後日談編〜

5月の10日朝起きると、首もすっきり!!!
頭がすっきりして、目もぱっちり。
これならコンタクトレンズもつけられる。(調子が悪いときはめがね)
目の疲労もない。

会社で、パソコン文書出力中のふとあいた時間に椅子に座ってまたあごのしこりに触れてみた。すぐに、右足の指がピクピク動き出します。
わお。すごいよー。なんだかー。
昨日は、左顎だったけど、右顎でも試してみると右でもピクピク動き出します。

ただ会社で、これ以上変人あつかいされるのは本意でないのでひとりで、さわって楽しむ、とてもとても変なOL。

先生が、隠れていた筋肉弛緩スイッチをみつけてくれたようで私が押しても、ちゃんと反応してくれるようになった!!!

腫れて痛かった歯肉もいたくなーい。(かみそりのCM風に)
ほんとに、歯と体は繋がっているんだーという実感。

以上、世にも奇妙なものがたりでした。

おしまい

 

[原文 No.1689 - 2002/05/15 06:59 & No.1806 - 2002/05/19 09:12
& No.1811 - 2002/05/19 20:10 & No.1821 - 2002/05/19 22:53
& No.1827 - 2002/05/20 06:26]

 

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