膝の打撲に圧痛法 青梅

昨日 自転車で走行中 友達の自転車にぶつかり転倒して右膝を打撲した小学生が来院されました。

外側側副靱帯部と 腓骨の小頭(膝の外側の下にあるでっぱり)に痛みを 訴えていました。 骨折は 認められませんでした。~  テーピングして 固定包帯しましたが 痛みが強く帰りに 松葉杖をついて帰りましたが今日来院したのですが 足を やっとつける位でした。

基本の操体を しましたが 痛みが変わらず、どうしようかと(__;)
リュウマチの患者さんに 圧痛法をしていたので「まぁー やってみんべー」と患側の膝の内側を押したのですが、「痛くない」(;゜)ウッ!
えっ・・ そっかと 気を取り直し (^_^;
健側の 膝の内側を押したのですが
   「いたたたた・・」 
「そうだろ そうだろ」 (よかった・・)
「痛いでしょ」「痛くなくなるように 動いてごらん」

そして いろいろ動いて 
   「今 痛くない」 
「そしたら そのままにしてて」
「大きく 息を吸って」
「はい 吐きながら体の力抜いて」
「よしゃ 歩いてみ」
   「まだ少し 痛いけど歩けるよ」

そうか もっと治したかったら 仙台か京都行けと 言いたかったが それは やめときました。(^◇^)

かなりの 疼痛・圧痛・運動痛・運動制限の改善がみとめられました。
そして 松葉杖は用無しになったので、置いて帰っていきました。

リュウマチの患者さんにも かなり有効です。
疼痛と関節の可動域の改善を 認めます。
ただ 痛くない方がいいと 患者さんは言ってますが。 (∩.∩)
基本的な操法で 駄目な場合 圧痛法を行っています。


[原文 No.4660 - 2002/10/31 01:45]

 

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