操体掲示板・過去ログ

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13101 返信 Re:[操体]ありがとうございます はりぃ 2006/11/17 21:13
プルさん>
> 自分の存在意義を確かめたい、というか、自分は「優れた何者かであるに違いない」と思いたい、みたいな。

まぁこれは良くわかりますねー
書き出すとキリがないので止めますが
他人にほめて欲しいという欲はありますね(^^)

このごろ少しだけわかってきたのは、ほめられても満足できないんです
どうしてなのかなーと考えていて、このごろ気づいたのは
本当は自分自身にほめて欲しかったからなんですねー(^^)

自分って自分のことをひたすらいぢめるじゃないですか
「もっと頑張らなくては」「これではいけない」
「こんなにヘタクソではダメだ」
人から言われる以上に自分が自分を責めているんですね(^^)

このごろ意識的に自分をほめるようにしたら
だんだん楽しくなってきました(^^)
自分は素晴らしいんだと、自然に心から思えるようになったら
気持ちの良い人生が送れそうな気がします(^^)

13103 返信 Re:[操体]皮膚を撫でる プル 2006/11/18 11:29
こんちわ、野次馬那夢さん。

>自分の皮膚を動かなさい程度に、指でそーっと撫でてみました。
>皮膚の方は指の温かさが じんわりとしみ込んで 気持ち良い。(^^)
>撫でている指も、皮膚の感触というか、皮膚が吸い付いてくる様な
>感じを受けました。

感触を味わっているのがよく伝わって来る文章。(^^)
この感じだと、かなり体表を探索出来ますね。
すごい。

>もう1つ面白かったのが、撫でる指は中指と薬指が使い易い。(^^)
>微妙な力のかけ加減がし易いのと、感覚が敏感だと発見。

示指、中指、薬指でしか試したことがなかったので。
「他の指で」というのが新鮮なアイデア。(^^)

>親指や人差し指では感覚が鈍くて、小指だと一定の圧力? 
>を維持するのが難しく、また敏感すぎてやり難い・・・(^^;

いろいろ試していたら、どの指が鈍感なのかわからなくなってきました。
撫でている内に、だんだんと鈍い指も感覚が開いてきますね。
面白い。

触れられる感触は、示指、中指、薬指は似た感じ。
この三本で同時にとか母指の広い面積の感触も、安定して良いですね。
小指は、細い分それだけ集中していて爽やかな感じ。

>自分を感じる時、さらさらも苦手で、皮膚の操体も苦手で、
>一点に指を置くも苦手な私ですが、
>この ゆーーーっくり皮膚を撫でる は、分かり易い。(^^)

おぉ、良かったすね。

全身の皮膚感覚が厚く感じたり、もたついたり、鈍くなった時。
肩から上腕三角筋、肘のあたりまで、この要領でよく撫でると良いかもです。
アメフトの肩ガード(って呼ぶのかな?)みたいな部分。
ぼく自身、自分の感覚をチェックする時、よくこの部分の皮膚の厚みや感覚をチェックします。
何となく、外界への自分の防御具合が表れる感じがするので。

13104 返信 Re:[操体]ありがとうございます プル 2006/11/18 11:31
>それで、思うには、こういう自分に対する期待って、多くの場合
>小さい頃に自分が受けてきた抑圧の反動が元になっている気がします。
>大人になって行くに連れ自分の意志で出来る事が増えるに連れて
>抑圧が多かったほど反動も大きくなるので

この「抑圧」って、様々なものがありますよね。

ただ、操体的に「自律可能な息食動想環境」として考える場合、それらの抑圧自体にはそれほど焦点を当てなくて良いのではないかと思っています。
「自律可能な想」として扱う時、両親の言動や社会を含めた外界から、自分が何をどのように取り入れたのか、そこからはじめるのが良いのではないかと思います。

ぼくたちは生育過程で、生きていく為に外界の在り方を必死に学び、本人が一番良いと思うやり方、生き方を身につけていきます。
自分で作り上げる、最善の人生運営プログラムのような。
ただ多くの場合、それは「両親や他人にどのようにしたら愛されるか」や「いかに社会に順応するか」のような、外界に依存したものが主な目的なように思われます。

そこでは、本人の内発性やリズム、特異性(個性)、感性などは二次的に扱われ、もしくは無視されていることがほとんどだと思います。

>こういう時期も長いけど、それも有る面では必要な時期だと思うし、
>そういう時期を乗り越えて始めて、自分にも過剰な期待をせずに
>puruさんの書かれているような状態になれるかなと思います。

うん。
外界に依存した生き方を作り上げるのは、無力な赤ん坊から幼年期にかけては必要なものなので、それは生物として自然なことに思えます。
ですが、ひとり歩きをし始めた時、自分で作り上げたその生き方やプログラムはとても窮屈なものになっているはず。

それをいったん壊して、新たな生き方を始めるのは、とてつもない恐怖と直面することになると思います。
それが有効に働いているかどうかは別にして、自分で作り上げた「このやり方が安全なんだ」という生き方ですから、それをいったん手放すことは、安全を手放すことになってしまう。
そして何より、両親や学校、社会は、「社会に順応すること」を大切にしている。
なので、どうしても一度作り上げた、外界に依存した生き方を壊すことが出来なくなってしまうのかも知れません。
ここが日本の特性でもありますよね。
他者や外界、社会に重きを置くあまり、個人以前に他者や外界、社会に依存してしまう。

だからこそ、「自律可能な息食動想環境」を掲げる操体の役割は大きいと思います。
操体を理解した人々が、個人の内発性やリズム、特異性(個性)、感性などを育み、それを応援し、援助していく。
外界に依存した生き方が窮屈だと感じている人がいたら、「自律可能な息食動想環境」というアイデアを分かち合い共有していく。

思考は、それに主導権が移ってしまい、それに乗っ取られると、感覚や感性、内発性が著しく疎外されてしまいます。
生き方のプログラムは、思考でしかないです。
その思考に使われるのではなく、感覚や感性、内発性から思考を有効に使う。
考えてみれば、思考も社会も同じかも知れません。
社会に順応して社会に従うのではなく、社会を有効に活用する。

そんな生き方が良いのかな、などと思ってみたりします。

>うまく受け手の方の体の状態を感じる事に没頭出来た時というのは
>こちらもボーッとして、
>なんだか達人の先生に操体をしてもらっている状態に近くなっていく
>時がありますね。

うん。
ボーッ、というと「忘我」的な感じですね、なるほど。
ぼくの感触だと、周りの空気が濃厚に感じられたりしますが、どちらも「我」の境界が薄くなる感じかもですね。

13105 返信 Re:[操体]皮膚を撫でる 遊風 2006/11/18 14:37
>自分の皮膚を動かなさい程度に、指でそーっと撫でてみました。
> 皮膚の方は指の温かさが じんわりとしみ込
> 撫でている指も、皮膚の感触というか、皮膚が吸い付いてくる

皮膚に触らずに髪の毛や体毛だけに触れて撫でていく
というのも面白いです。撫でる方向で随分感じが違います。

髪の毛や体毛を軽く摘んで引っ張ってみると、引っ張る方向に
よって感じが違ったりします。
暑い夏の日に髪の毛を引っ張るのは結構イイ感じになったりします。

次男が赤ちゃんの頃は唇で擽ったり舐めたりもしましたが、
さすがに赤ちゃん以外はしにくいです。
カワの操体とかは、動物のお母さんが子供を撫でているのの技法化
という感じがします。
>
> もう1つ面白かったのが、撫でる指は中指と薬指が使い易い。
> 微妙な力のかけ加減がし易いのと、感覚が敏感だと発見。

三浦先生もそう言って、だから点の渦状波は中指か薬指でやれと
勧めていますね。
>
> 親指や人差し指では感覚が鈍くて、小指だと一定の圧力? 
> を維持するのが難しく、また敏感すぎてやり難い・・・

私は、他の指と組んで、二つの指でツボの上の皮膚を広げたりするには
親指と人差し指も良い組み合わせかなと思っています。
撫でる時にも、腕や脚の表と裏を同時に撫でる時なんか、
親指と他の指の組み合わせですると、
一つの指でなっで他のと、また違う感じがして面白いです。
>
> 自分を感じる時、さらさらも苦手で、皮膚の操体も苦手で、
> 一点に指を置くも苦手な私ですが、
> この ゆーーーっくり皮膚を撫でる は、分かり易い。
>
そうなんですか?
得意そうな感じですが。

13106 返信 Re:[操体]ありがとうございます 遊風 2006/11/18 14:54
>「自律可能な息食動想環境」を掲げる操体の役割は大きい
> 操体を理解した人々が、個人の内発性やリズム、特異性(個性)、感性などを育み、それを応援し、援助していく。
> 外界に依存した生き方が窮屈だと感じている人がいたら、「自律可能な息食動想環境」というアイデアを分かち合い共有

そうですね。
「自律可能な息食動想環境」で、それぞれ自立しながら伝え合っていく
という感じかな。
>
> 感覚や感性、内発性から思考を有効に使う。
> 考えてみれば、思考も社会も同じかも知れません。
> 社会に順応して社会に従うのではなく、社会を有効に活用する。
>
私の感じだと、
体の感じている事を心で思えるようにしていく、
体の感じている事を生かせるように頭で考え、言葉で表現していく、
体の感じている事に合った技術や道具、仕組みや文化を創っていく
なんですが、同じかな。

> >うまく受け手の方の体の状態を感じる事に没頭出来た時
> >こちらもボーッとして、
> >なんだか達人の先生に操体をしてもらっている状態に近くなっていく
> ボーッ、というと「忘我」的な感じですね、なるほど。
> ぼくの感触だと、周りの空気が濃厚に感じられたりしますが、どちらも「我」の境界が薄くなる感じかもですね。

境界が薄くなる感じはありますね。

自分の体が感じている事なのか
相手の体が感じている事を感じている事なのか
触れあっている処で自分の体が脈を打ったり、息が深くなっているのか、
相手の体が脈を打ったり息が深くなっているのを感じているのか
区別が付けられない状態には良くなります。

空気が濃厚かー、うーん、一つの気が巡っている感じはします。
確かに濃厚かも。

13107 返信 [操体]ごめんなさーい はりぃ 2006/11/18 14:57
なんてレスして良いかわからなくて
書いたり消したり戻したりしています(^^;)
ちゃんと読んでますので勘弁してくださいね〜 m(_ _)m

13108 返信 Re:[操体]ありがとうございます プル 2006/11/18 17:34
>自分って自分のことをひたすらいぢめるじゃないですか
>「もっと頑張らなくては」「これではいけない」
>「こんなにヘタクソではダメだ」
>人から言われる以上に自分が自分を責めているんですね(^^)

うん。
くつろいで手放しで、ありのままの素の自分でニコニコしていることは。
「ワガママ」「怠け者」「役立たず」「出来損ない」なんだと、まるで脅迫されるようにしつけられるし。
常に「ちゃんと」「しっかりと」「頑張って」「努力して」いないとダメ、みたく。
それは、最初は、親や世間の目だったりするのだけれど。
ごく幼い内に、自分の中にそういった親や世間の目と同じチェック機能が出来上がり。
それに拘束されるようになってしまう。

それら親や世間の目といったチェック機能は、確かに外からしつけられたものではあるのだけれど。
それを自分の個性や感性なりに工夫して取り入れて、自分内チェック機能を作り上げたのは、無意識に近いけれど自分ではあるので。
だからこそ、自分の工夫次第では、それを壊したり、「あ。そゆ意見もあるね。」と無視したりすることも出来るのだと思います。

>このごろ意識的に自分をほめるようにしたら
>だんだん楽しくなってきました(^^)

すごい。(^^)

>自分は素晴らしいんだと、自然に心から思えるようになったら
>気持ちの良い人生が送れそうな気がします(^^)

うん。
ぼくも、そう思います。

他の人とは異なる、このユニークで個性的な自分の体と心で何が出来るのだろうと、目を輝かせると。
その先には、気持ちのよい楽しい人生しかないですよね。

自分内チェック機能はテキトーに放っておいて、好きなことを好きなように自分のペースでやっていたら、「自分ってスゴイ (^o^)」が多発しまくりかもですね。

13109 返信 Re:[操体]ありがとうございます プル 2006/11/18 18:02
>私の感じだと、
>体の感じている事を心で思えるようにしていく、
>体の感じている事を生かせるように頭で考え、言葉で表現していく、
>体の感じている事に合った技術や道具、仕組みや文化を創っていく
>なんですが、同じかな。

最初の「体の感じている事を心で思えるようにしていく」をもう少し説明してくれるとうれしいです。
ひょっとして、「体が感じていることを意識化するようにしていく」かな、と思ってみたりしますが。
ふたつ目の「体の感じている事を生かせるように頭で考え、言葉で表現していく」は、激しく同意。
三つ目の「体の感じている事に合った技術や道具、仕組みや文化を創っていく」は、ふたつ目を心掛けていれば、自然に「体の感じている事に合った技術や道具、仕組みや文化」が生まれて来る、がぼく的にはピッタリ来ます。

でも、この体の感覚なり感性を主体にした生き方のビジョンは、個性の異なる人々のそれぞれ違う言葉や表現が、多ければ多いほど良いですよね。
みんな表現が違うように、読んだり聞いたりする人への伝わり方も多様ですから。

>自分の体が感じている事なのか
>相手の体が感じている事を感じている事なのか
>触れあっている処で自分の体が脈を打ったり、息が深くなっているのか、
>相手の体が脈を打ったり息が深くなっているのを感じているのか
>区別が付けられない状態には良くなります。

面白いですね。
おそらく何かを「しよう」「してやろう」などという作為性は消え、ある意味醒めた目が、そこに生じている共感を眺めている、そんな状態なのかも知れませんね。

13110 返信 Re:[操体]皮膚を撫でる はりぃ 2006/11/18 20:54
> プルさん>
> >この、皮膚を動かすことなく、皮膚の感覚に働きかける、何か楽しいアイデアもありそうですね。

那夢さん>
> 自分の皮膚を動かなさい程度に、指でそーっと撫でてみました。

那夢さんお久しぶりです(^^)


皮膚についてですが、このごろ自分で自分に触れても
気持ちよさを感じるようになってきました
手のひら全体をピタッと貼り付けるやり方です
めっちゃ調子が悪いときに試してみたらイイ感じで
それが今でも続いています 不思議ですね〜(^^)

皮膚を撫でる方では、額のあたりを撫でていると
私は勝手に活き作り自動運動が出ます(^^)
自動運動を出すなら目をこするのが一番お気に入りです(^^)

13111 返信 Re:[操体]ありがとうございます 遊風 2006/11/19 07:33
>最初の「体の感じている事を心で思えるようにしていく」をもう少し説明してくれるとうれしいです。
> ひょっとして、「体が感じていることを意識化するようにしていく」かな、と思ってみたりしますが。

そうですね。

思うって言うのは、連想、つまり、
一つのイメージなり言葉なりが心に浮かんだ時に、
それにどういうイメージなり言葉なりを繋げていくか
という感じがします。

その繋ぎ方って、結構、躾や教育始め常識の型通りな感じです。
体で感じた事をそのままなかなか心に意識できない。
操体って、そういう訓練みたいな感じがします。
原始的快感覚の意識化の訓練。

真気にしろ邪気にしろ、見ていると、殆どの方の体、特に指先
など動きやすい部分は、反応して動いている事が多いのに、
始めのうちはそれを意識できない方が多いです。

ツボ探しをしたり、カワ操体で皮膚をズラしたりしても、
指はツボの上でちゃんと止まっていたり、丁度良くズラせている
のに、それを意識できないで迷う方も多いです。


> ふたつ目の「体の感じている事を生かせるように頭で考え、言葉で表現していく」は、激しく同意。
> 三つ目の「体の感じている事に合った技術や道具、仕組みや文化を創っていく」は、ふたつ目を心掛けていれば、自然に「体の感じている事に合った技術や道具、仕組みや文化」が生まれて来る、がぼく的にはピッタリ来ます。

まぁ、道具やシステムや技術手順を工夫して作っていくのが
好きなんで、私としては生まれてくると言うよりも
あーじゃない、こーじゃない試行錯誤して工夫してるので、
作っていくという表現になります。
どうしたら、伝わりやすい技術になるかとか工夫しますので。
>
> でも、この体の感覚なり感性を主体にした生き方のビジョンは、個性の異なる人々のそれぞれ違う言葉や表現が、多ければ多いほど良いですよね。
> みんな表現が違うように、読んだり聞いたりする人への伝わり方も多様ですから。

そう、いろんな方が、それぞれ自分なりに工夫し、
それを伝え合って行ければ、楽しいと思います。
>
> >自分の体が感じている事なのか
> >相手の体が感じている事を感じている事なのか
> >触れあっている処で自分の体が脈を打ったり、息が深くなっているのか、
> >相手の体が脈を打ったり息が深くなっているのを感じているのか
> >区別が付けられない状態には良くなります。
> 面白いですね。
> おそらく何かを「しよう」「してやろう」などという作為性は消え、ある意味醒めた目が、そこに生じている共感を眺めている、そんな状態なのかも知れませんね。

ぼけっとしているので、意識は原始的感覚の中に沈んでいますが
違う部分で醒めている部分があるような感じはします。
何かしようと言う感じではないですが、言葉は矛盾しますが
その醒めた部分がその状態を保とうとしている感じはあります。

13112 返信 Re:[操体]ありがとうございます プル 2006/11/19 11:10
>思うって言うのは、連想、つまり、
>一つのイメージなり言葉なりが心に浮かんだ時に、
>それにどういうイメージなり言葉なりを繋げていくか
>という感じがします。
>
>その繋ぎ方って、結構、躾や教育始め常識の型通りな感じです。
>体で感じた事をそのままなかなか心に意識できない。
>操体って、そういう訓練みたいな感じがします。
>原始的快感覚の意識化の訓練。

少しわかってきました。
さんきゅです。

手の感触や心に浮かぶイメージは、心の中に浮かぶ確かなものではあるけれど、キッチリとした形を持たないモワンとしたもので。
意識のスポットライトを当てる角度や層の深度によって、多様な言葉や表現になりますものね。
また、スポットライトの当て方を工夫することで、思いがけない理解が生まれたりもします。
なるほど。
感覚や感触、イメージを意識化する視点の幅や層を拡げる、とも言えるかも。

>ツボ探しをしたり、カワ操体で皮膚をズラしたりしても、
>指はツボの上でちゃんと止まっていたり、丁度良くズラせている
>のに、それを意識できないで迷う方も多いです。

うん。
確かに、そういう人はけっこう多いですね。
感触と共に視覚的な確認を通して、はじめて意識出来たり。

>まぁ、道具やシステムや技術手順を工夫して作っていくのが
>好きなんで、私としては生まれてくると言うよりも
>あーじゃない、こーじゃない試行錯誤して工夫してるので、
>作っていくという表現になります。
>どうしたら、伝わりやすい技術になるかとか工夫しますので。

この辺の表現は、個性の違いがあって楽しいところですね。
遊風さんは、技術を伝えることに熱意を持って望んでいますから。
頭が下がります。

ぼくは、何か伝わるものがあれば伝わるだろう、聞きたい人がいれば聞きに来るだろうという、極めて怠け者スタンス。
なので、今使っている自分用のオリジナルな技術も、「ここの動きや感触をどうしたら確かめられるだろう」という好奇心が生まれたら、それがいろいろな形に発酵するのを待つ感じです。
感触やイメージも、ひとまずその瞬間に出てくる言葉や表現を使いますが、心の中で温めておき、それが発酵する(意識の視点の角度や層の深さが変わる)のを待ったりもします。
もちろん、遊風さん同様にいろいろ試したり工夫したりもするので、やっていることは似ていると思うのですが。

>そう、いろんな方が、それぞれ自分なりに工夫し、
>それを伝え合って行ければ、楽しいと思います。

うん。
上の技術を作る、生まれる、等の表現の違いでも、それが伝わる幅が拡がりますものね。例えば、「生まれる」でピンと来なかった人が、「作る」ではサクッとわかったり。
逆に「技術は醸し出される」とか、少し特殊な言葉や表現を、自分なりに試行錯誤して理解していくのも、工夫力を伴った理解なので、それも捨てがたいですね。

13115 返信 Re:[操体]ありがとうございます 遊風 2006/11/20 08:55
> 感触やイメージも、ひとまずその瞬間に出てくる言葉や表現を使いますが、心の中で温めておき、それが発酵する(意識の視点の角度や層の深さが変わる)のを待ったりもします。
>
この感覚わかります。
私も暖めて発酵するのを待つというのは良くしています。

ただ、私の場合「ひとまずその瞬間に出てくる言葉」というのが
無いですね。言葉が出て来ずに口を開けてポカンとしてしまう事
が多いです。

それで私の場合には、自分一人で考えてても言葉にならない事が
講習会の場やメーリングリストや掲示板での質問に答えていると
言葉になって出てくる事が良くあります。

醸しているのですが、一人でいると言葉にならないのに、
他の方から質問されると、言葉になって出てくるのです。
自分でも不思議なんですが、子供に質問されて、自分が子供の頃
解らなかった事が、その瞬間に解ったりもしました。

13116 返信 Re:[操体]ありがとうございます プル 2006/11/20 15:20
> ただ、私の場合「ひとまずその瞬間に出てくる言葉」というのが
> 無いですね。言葉が出て来ずに口を開けてポカンとしてしまう事
> が多いです。

この感じは、前に遊風さんが書いていた

> >自分の体が感じている事なのか
> >相手の体が感じている事を感じている事なのか
> >触れあっている処で自分の体が脈を打ったり、息が深くなっているのか、
> >相手の体が脈を打ったり息が深くなっているのを感じているのか
> >区別が付けられない状態には良くなります。

この感じにも似ていますね。

ぼくの

> 感触やイメージも、ひとまずその瞬間に出てくる言葉や表現を使いますが、

というのは、主に触れた感触のことを思い描いて書いていました。

凝りや澱み、力の無さなどの感触は、それぞれが様々な表情を持っており、中には強く主張するような表情を持ったものがあります。
特に「張り」と呼べるような感触に多いのですが、この継続して存在する凝りや澱み、力の無さや張りなどは、継続して存在する感情や想いの葛藤、または未消化の感情や想いのように思えます。

特に強い感情や想いを持った感触があった時には、それを患者さんに何気なく伝えることがあります。
普通は、「体はこんな表情しているよ」などと伝えるのですが。
稀に、触れた途端、意表を突いた感触に思わず笑い出してしまうこともあります。
そういえば、依然ココにその一例を書いたことがありました。
「実例集」にも入っている「足首ネンザ」がそれです。
ttp://yajiuma.pupu.jp/jitsurei-pukiwiki/index.php?%C2%AD%BC%F3%A5%CD%A5%F3%A5%B6
ところで。
この「体はこんな表情している」という言い方は、ほとんどの人が体への感情移入というか自己同化が薄いので、とても伝わりやすいです。
「あなたは怒っている」と言われるとあまりにダイレクトで受け容れがたいですが、「体が怒っている」と言われた場合、ひとつのアイデアとして受け容れ易く、多くの人が自分の実感をその言葉でサーチしはじめます。
ピンと来るものがあれば、その瞬間から体は徐々に、または一気に変化し。
ピンと来ない場合でも、徐々に体に浸透したりします。

とはいえ、このような強い感情や想いの感触は、頻繁にある訳でもないのですが。

13117 返信 [操体]皮膚を撫でる 那夢 2006/11/20 15:22
はりぃさんお久しぶりです。(^^)

>皮膚についてですが、このごろ自分で自分に触れても
>気持ちよさを感じるようになってきました

身体が変わると、気持ち良さが変わるのが不思議ですね〜。
掌の暖かさを感じるのは好きなのですが、皮膚にピタッ よりも服の上からじんわり が多くて・・・
ついつい、腎臓を温めてしまう、私です。(^^;;

>自動運動を出すなら目をこするのが一番お気に入りです(^^)

自動運動は自分では出せないのですが、POP風に自分の筋肉の動きたい方向に身体を少しずつ動かすのは好きです。(^^)

13118 返信 Re:[操体]ありがとうございます プル 2006/11/20 15:34
書き忘れました。

>それで私の場合には、自分一人で考えてても言葉にならない事が
>講習会の場やメーリングリストや掲示板での質問に答えていると
>言葉になって出てくる事が良くあります。

ここで遊風さんたちと会話しつつ、按摩中の感触に対する意識の網を、いろいろと拡げてみていました。

む〜。
ひとりでやっていると、その意識の仕方がパターン化しているのがよくわかり。
というか、体の感触は奥深い、という以上に、まだまだ未熟者でした。

「按摩名人・プル爺じい」になるのがひとつの夢なのですが。
名人への道は遥かに遠く、そもそも爺じいと呼ばれる年齢までも後20年は必要なのでした。orz

13119 返信 [操体]皮膚を撫でる 那夢 2006/11/20 15:40
遊風さん、お久しぶりです。(^^)

>皮膚に触らずに髪の毛や体毛だけに触れて撫でていく
>というのも面白いです。撫でる方向で随分感じが違います。

それを手の甲で試したら、くすぐったくて爆笑してしまいました。(^0^;;;
でも、前腕や上腕なら笑いは出ませんね。
角度を変えて撫でてみると、穏やかだったり チリチリしたり。
面白いです。(^^)

>暑い夏の日に髪の毛を引っ張るのは結構イイ感じになったりします。

これは、頭が凝ったり、目が疲れたときの得意技!!
怪獣1号が勉強疲れでぐったりしている時に、やったりします。
知らない人が見たら、子供への虐待にみえる可能性があるので、場所を選びますが・・・(^^;;
とっても効果があって、いいですよね〜。

>親指と人差し指も良い組み合わせかなと思っています。
>
>一つの指でなっで他のと、また違う感じがして面白いです。

・・・確かに。
1本で撫でるのと違った感触が、2本の指の組み合わせで出ますね。
もう少し、遊んでみます。(^^)

>そうなんですか?
>得意そうな感じですが。

得意そうに見えて、苦手なのがポイントです。(^0-)v

13120 返信 [操体]皮膚を撫でる 那夢 2006/11/20 15:54
はーい、爺ぃ希望のプルさん。(^^)/

>>親指や人差し指では感覚が鈍くて、小指だと一定の圧力? 
>>を維持するのが難しく、また敏感すぎてやり難い・・・(^^;
>
>いろいろ試していたら、どの指が鈍感なのかわからなくなってきました。
>撫でている内に、だんだんと鈍い指も感覚が開いてきますね。
面白い。

えーっ? そうなの?
まだまだ修行が足り無いわ。
とはいうものの、親指と人差し指は皮が厚くてねぇ・・・
使っているうちに、感覚が開いてくれると良いなぁ。(^^)

>触れられる感触は、示指、中指、薬指は似た感じ。
>この三本で同時にとか母指の広い面積の感触も、安定して良いですね。

やってみたら、1本ずつより安定感があり。(^^)
1本ずつの圧力を変えて撫でるのも、いと、おかし。

>全身の皮膚感覚が厚く感じたり、もたついたり、鈍くなった時。
>肩から上腕三角筋、肘のあたりまで、この要領でよく撫でると良いかもです。

このあたりは・・・厚いです。(^^;;;;
上腕が真ん中当りで はっきりと感覚のズレがあります。
だから、腕1本を撫でて遊ぶと、手の甲・前腕・上腕は上半分と下半分で、感覚ががらりと変わる。(^0^;;
>アメフトの肩ガード(って呼ぶのかな?)みたいな部分。
>ぼく自身、自分の感覚をチェックする時、よくこの部分の皮膚の厚みや感覚をチェックします。
>何となく、外界への自分の防御具合が表れる感じがするので。

まだまだ、防御がばっちりのわたくしですわん。
でも、こんなにハッキリ分かると面白いですねー。(^^)v

13121 返信 Re:[操体]ありがとうございます 遊風 2006/11/21 07:58
>特に「張り」と呼べるような感触に多いのですが、この継続して存在する凝りや澱み、力の無さや張りなどは、継続して存在する感情や想いの葛藤、または未消化の感情や想いのように思えます。
>「体はこんな表情しているよ」などと伝えるのですが。

ここまでは、まだ、良く解らないのですが、
古い痼り、特に表面近くがフニャフニャでずーっと奥が硬いような痼り
を緩めると、行動パターンが変わるなと言う感じはしてます。

同じ事を言われても、意識される、思いつくものが違ってくる感じです。

13122 返信 [操体]いやぁー ツイてる(^^) はりぃ 2006/11/21 08:03
今日もまた朝から十分に痛みを味わわせていただいてありがたいです(^^)
この痛みというのは私にいろんなことを教えてくれるんです

仕事で無理なことはしなかったか
精神的にストレスはなかったか
どこが痛いのか どういうふうに痛いのか 何をして欲しいのか

このごろ、お客さんとシンクロしているようで
自分が押しているツボの状態が、自分の体で感覚としてわかるのです
こういうときは良い治療ができるんですよー(^^)

押されたいツボや押されたくないツボ
押されたときの感じが、鋭く痛いのか、重苦しい感じなのか
そういうのが何となくわかってしまうんですねー

プルさんに按摩の指導を受けてから
コリの奥にある芯を触診するような感じで揉んでいるのですが
今までのように無理矢理押さなくても
「痛い」と言われるようになりました

自分の体の痛みはまだありますけれども
この痛みが出ないような体の使い方ができるようになったら
達人を越えて名人級になれそうな感じです(^^)v

この痛みから教わることは多いです
初心者の頃は体をどう使って良いのかわからなくて
無駄な力が入っていることによる痛みなんですよねー
痛い割に効果が出なくて、悔しかったのを覚えています(^^)

今ではツボを押せるようになってきて、体重を乗せることを覚え
オレってかなり上手いんじゃないの(^^)と思っていたんですが
この痛みが「もっと上を目指せ」って言っているんですね(^^)

オレにとっては「痛み」が先生なんだなぁ〜(^^)

13123 返信 Re:[操体]皮膚を撫でる 遊風 2006/11/21 08:11
> 那夢さん
> >皮膚に触らずに髪の毛や体毛だけに触れて撫でていく
> 角度を変えて撫でてみると、穏やかだったり チリチリしたり。

髪の毛引っ張るのが得意なら、カワの変わりに体毛を撫でる方向
づけをしたり、少し体毛を引っ張るのも良いかも。
カワや点の渦状波が、私が考えているように皮膚の張りで効果出るなら、
体毛を引っ張って皮膚を張っても効果が出そうだなって試してます。
今度みんなで集まったら、膝裏痼りやお腹の痼りが体毛引っ張る事で
改善しないか試してみようと思います。

> >髪の毛を引っ張る
> これは、頭が凝ったり、目が疲れたときの得意技!!
> 怪獣1号が勉強疲れでぐったりしている時に、やったりします。

疲れるまで勉強するのか、偉いな。うちのはしないな。
高校受験の時も勉強終わると直ぐTVゲームしてました。

私は、目の疲れの時には、目の真後ろと真上、つまり、
正中線に平行で目を通る線上で、立ち姿勢で一番上と、目の高さの横輪切り線の交点、左右合わせて4箇所を良く引っ張ります。


13126 返信 [操体]快と不快と何ともない そして 歪みと正常 はりぃ 2006/11/21 20:37
一昨日の日曜はコーンせんせの講習会でした
なーんとなく 思いつくままにレポートなどしてみますかな(^^)


まずは快と不快となんともないについての
お話しから始まったんですねー


体が歪んでいると不快を感じる
歪みは快感覚を味わうことで正常に戻る

しかし快があるということは正常ではなく
歪みがあるということである
体が正常なのは何ともないという状態である

快が良くて、不快が良くないものという
とらえ方をしがちだけれども、実際は違う
体が正常な状態というのは快も不快もなく
何ともない状態であり、操体はこれを目指している

ということでしたよねー(^^)


何となく思ったのですが、
快を味わうためには不快が必要だと言うことですよね?
歪みがあるから快があるのだと言うこともできると思います

快も不快もなく何ともない人生と
多少の不快はあっても、快もある人生と
どっちがいいんでしょうねー(^^)

13127 返信 Re:[操体]快と不快と何ともない そして 歪みと正常 いちご 2006/11/21 23:13
> しかし快があるということは正常ではなく
> 歪みがあるということである
> 体が正常なのは何ともないという状態である

> 快が良くて、不快が良くないものという
> とらえ方をしがちだけれども、実際は違う
> 体が正常な状態というのは快も不快もなく
> 何ともない状態であり、操体はこれを目指している

そうですね!
正常な状態のときは、頭がついているとか、肩があるなど、
体の存在自体、いちいち意識しませんね。
具合が悪くなって初めて「頭が…肩が…」って。

13128 返信 Re:[操体]快と不快と何ともない そして 歪みと正常 いちご 2006/11/21 23:35
> 快も不快もなく何ともない人生と
> 多少の不快はあっても、快もある人生と
> どっちがいいんでしょうねー(^^)

私は、何ともない人生を目指しているのですが、環境の面で、なかなか思うように生きられませんねー。
今年は、ある事件の被害に遭い、裁判にあけくれた1年でした…はぁ。(´Д`;)

13129 返信 Re:[操体]快と不快と何ともない そして 歪みと正常 はりぃ 2006/11/22 07:33
はりぃ>
> > 快も不快もなく何ともない人生と
> > 多少の不快はあっても、快もある人生と
> > どっちがいいんでしょうねー(^^)

いちごさん>
> 私は、何ともない人生を目指しているのですが、環境の面で、なかなか思うように生きられませんねー。

そうそう 私も同感です(^^)
ただ何となく快がない人生ってつまんないかなーという気がして
もしかして不快も必要なんかなーと思ったりしたので
チラッと書いてみました(^^)


> 今年は、ある事件の被害に遭い、裁判にあけくれた1年でした…はぁ。(´Д`;)

あらら〜 お疲れ様でした 早く終わると良いですね(^^)

13130 返信 Re:[操体]快と不快と何ともない そして 歪みと正常 はりぃ 2006/11/22 09:36
> ただ何となく快がない人生ってつまんないかなーという気がして
> もしかして不快も必要なんかなーと思ったりしたので
> チラッと書いてみました(^^)

えーと 何だか違いますねー
生きている限り快も不快も存在するわけで
実際には不快ってイヤなわけで
でも存在する以上仲良くした方が良い(^^)
上手に味わって見た方が良い

以前コーンせんせが確かフォーラムで話してたんですけど
不快な出来事、まぁ例えば痛みでも良いんですけど
痛いところがあったとしても全身が痛いわけじゃないですよね
痛みがあるとその痛いところだけに意識が集中するけれども
痛くない部分に目を向けて、痛いところから意識を外すのが
操体なんだぁーというような内容があったように思います

つらい環境になると、そのつらいことだけが気になるけれども
実際に生活していてつらいことばかりじゃないですよね
私の場合お気に入りの本を読んでいるのが一番好きなんですが
そういう時間が持てるというのは幸せなんですよねー(^^)

相変わらず施術していて腕や腰や足が痛いんですけど
たまに相性の良い患者さんがいらして、
気持ちの良い時間を過ごすのも良いですし
仏頂面で来た患者さんがニコニコして帰っていただくと
こちらも幸せになったりします(^^)

快と不快は同時に存在しているものであり
そのどちらに目を向けるかで決まるのかも知れませんね(^^)

13132 返信 Re:[操体]ありがとうございます プル 2006/11/22 16:36
>>「体はこんな表情しているよ」などと伝えるのですが。
>
>ここまでは、まだ、良く解らないのですが、

治療の方法論や進め方、また施術者の趣味とかもあるので。
感覚の網の広げ方は、各々違うと思います。

え〜と、ひょっとしたら操体の講習会等で既に経験済みの方もいるかも知れませんが。
「ゆらし」を試す時、4〜6人くらいでグループを作り、一人が受け手になります。
その一人を、後の3〜5人が順番に入れ替わり「ゆらし」をします。
ゆらす回数は、4,5回くらいゆらゆら揺らす程度でよいと思います。

全員がゆらし終わったら、輪になって座り、受け手の人に一人一人に「ゆらし」をしてもらった、その感じの違いを言ってもらいます。
この時言ってもらう「感じ」は、「ゆらし」の技術の巧拙ではなく、ゆらす人に触れられた時に感じた感触や印象、ゆらされた時に感じた感触や印象です。

ほとんどの場合、複数の人にゆらされた途端、その印象の違いに驚くはずです。
その、触れ方やゆらし方の、人による違い。
印象というか表情というか、その人の(触れてくる)姿勢や気持ちが伝わって来るような。

これとは逆に、3〜5人の人に寝てもらって、一人の人が全員に順番に「ゆらし」をやってみる、というのも印象の違いがあって楽しいです。

ひと押しひと押し、またはひと揉みひと揉みで、その触れている感触の中に感情や想いが感じ取れたりするのは、この「ゆらし」で感じる印象に似ているかも知れません。
感触に対する意識の向け方は同じ、かも。

>古い痼り、特に表面近くがフニャフニャでずーっと奥が硬いような痼り
>を緩めると、行動パターンが変わるなと言う感じはしてます。
>
>同じ事を言われても、意識される、思いつくものが違ってくる感じです。

うん。
こんな変化があるのも、「触れる」の醍醐味ですよね。

13134 返信 Re:[操体]皮膚を撫でる プル 2006/11/22 18:34
> はーい、爺ぃ希望のプルさん。(^^)/

はい、第一志望「意地悪な頑固爺じい」のプルです。

> >肩から上腕三角筋、肘のあたりまで、この要領でよく撫でると良いかもです。
>
> このあたりは・・・厚いです。(^^;;;;

うはは。
楽しみがあって良いですね。

毎日スーッと撫でるのをクセにしたら、楽しいかもです。
「今日の厚い皮膚さん、その感覚は?」みたいな。

そいえば、そのような厚い皮膚に対するアプローチが「かわの操体」にあったような、なかったような……。

知っている人がいたら、書き込みよろしくお願いします。

13135 返信 Re:[操体]快と不快と何ともない そして 歪みと正常 いちご 2006/11/22 19:25
> 以前コーンせんせが確かフォーラムで話してたんですけど
> 不快な出来事、まぁ例えば痛みでも良いんですけど
> 痛いところがあったとしても全身が痛いわけじゃないですよね
> 痛みがあるとその痛いところだけに意識が集中するけれども
> 痛くない部分に目を向けて、痛いところから意識を外すのが
> 操体なんだぁーというような内容があったように思います

そうですね!
じょうずに「何ともない人生」に持っていければ良いですね。
不感症と混同しないようにしながら。

13136 返信 Re:[操体]ありがとうございます はりぃ 2006/11/23 00:54
プルさん>
> 「ゆらし」を試す時、4〜6人くらいでグループを作り、一人が受け手になります。
> その一人を、後の3〜5人が順番に入れ替わり「ゆらし」をします。

仙台では、4〜5人の人に寝ていただいて
それを4〜5人が1〜2分交替で揺らしをやったことがあります

そうしたらですね
揺らしながら「どんな感じですか?」と聞く人
指先から何かを感じ取ろうと無言で真剣な顔つきで揺らす人
一人を最後までやりたいので私は飛ばして下さいという人
などなど 操者がいろんなタイプに分かれました(^^)
見ていて面白かったです(^^)

ウチの店でもほぼ全員が最後に揺らしをすることが多いのですが
見事なほどにやり方が違うのでとても面白いです(^^)
ちなみに、コーンせんせと、ミヨちゃんと、私とでも
やり方が全然違います(^^)

なんて不思議なんでしょうね〜(^^)

13137 返信 Re:[操体]快と不快と何ともない そして 歪みと正常 はりぃ 2006/11/23 00:56
いちごさん>
> じょうずに「何ともない人生」に持っていければ良いですね。
> 不感症と混同しないようにしながら。

おっと さすがですね(^^)
何ともないには正常というのと感覚麻痺というのと両方あるんですよね
フォローありがとうございます m(_ _)m

13139 返信 [操体]第二回石巻操体講座1 はりぃ 2006/11/23 03:13
以下の文章は、今回参加するはずが急患で来れなくなった
だるまさんに捧げます(^^)


今回の内容は、講義の方が重心安定の法則と重心移動の法則
実技の方が四つんばい操法と膝倒し操法、膝を引き上げる操法
最後に氷で冷やすということと、想についての話し
約2時間があっという間に過ぎていきました(^^)


四つんばい操法を指導するときのコーンせんせの声がけを
そのまんま書いてみたりしたらいががでしょうね?

1.側屈

「四つんばいになってみて」
「(横から)お尻を見るようにしてみてぇ」
「楽な方はあるかな」
「窮屈な方はあるかな」
「ヘンな感じがする方はあるかな」
「楽な方に動かすと治る イヤな方に動かすと壊れる どっちがいい?」
「良い気持ちがするように自由に動いてみて」
「この辺が伸びて良い感じだよね」
「すぐに戻ってこなくて良いよ」
「ゆっくりしてきていいから」
「良い気持ちを味わってみて」
「(良い気持ちが)なくなったら戻ればいい」
「膝じゃなくて、この辺(左の腰から臀部)が突っぱっている」
「この辺(左の腰から臀部)が気持ちよくなるように動いてみて」


2.ひねり

「また四つんばいになってみて」
「横向きから天井を見るようにしてみて」
「肘を曲げても良いよ」
「両方やってはダメ」
「きつい方はやらないように」
「みんなやり方が真面目すぎるんだな」
「真面目すぎると効かないから」
「もっと不真面目にやってみて」
「一番(気持ちが)良い姿勢に崩してやればいい」
「うんとおかしな格好になって良い」
「足の付け根から腰が気持ちよくなるように」
「膝の下に座布団を入れた方が良いかな」
「床に肘をついても良い」
「首も背中も動いてみて」
「モジョモジョと動いてみて」
「動きを止めなくて良いから」
「どうしたらいい気持ちかいろいろやってみて」                                                                  

3.前後           

「四つんばいになって」
「おへそを見るように背中を丸めてみて」
「今度は前から天井を見るようにしてみて」
「どっちがイイかな?」
「不真面目にやってみて」


4.どの動きが良かったか

「今まで3つやってみたけれどもどれが一番良かったかな」
「一番良かったものをやってみて下さい」


5.その他

「腰でも膝でもどこが痛い人でも(このやり方で)良い」
「自分が痛いところだけ治そうとしてもダメ」
「腰を気持ちよくしてみて」

「風呂でやっても波が立たない速さで」
「膝を立てると痛い人はお尻を(ふくらはぎに)つけてやっても良い」
「腕が痛い人は腕に体重をかけなくてもいい」
「ヨガじゃないから、もっと弱い力で良い」
「気持ちの良いところに逃げ込む感じ」
「手を置く位置で違う 手首を逆向きにしても良いし
 体の横に置いても良い 不真面目にやってみてぇ」
「体の声を聞きながら動く」
「工夫して やり方を自分で編み出してみる」

「(動診は)痛みや動きづらさを確かめるためにやる
 痛い方がわかったら、楽な方に動かしてみて
 それを(気持ちよく)崩してみればいい」

13140 返信 [操体]第二回石巻操体講座2 はりぃ 2006/11/23 03:14
さて次は個別練習
コーンせんせに「回って教えてあげてね」と言われたものですから
「ワカンナイ人がいたら手を挙げてねー」なーんて言って
皆さんの練習しているところに入っていきました(^^)


初めの人は、動いてみても何も感じないとのこと
「じゃぁいいかなー この膝をゆっくりと上げてみて
 上げたときに、腰の感じとか背中の感じとか
 突っぱったり痛かったりするところはないかなー?
 今度は反対側もやってみるよー
 左右で何となく違いはないかなー?」

なーんて言いながらやってみますと
左を上げたときに右腰に違和感があるとのこと

「それでは右の足を上げてみようか
 首も左右を向いて見てぇ 楽な方はあるかな?
 手はどっちが上げやすいかな?
 いろいろ動いてみて良いから、気持ちの良い姿勢を探してみて」
と言ったのですが、腰が痛いとのこと

「それは動きすぎだから止めましょう(^^;)
 体を戻してみて下さい」

「さっき左足が上げづらかったけれども今はどうかな?」と聞いてみると
違和感が消えているとのこと

「こんな動きで何をしたのかわからなかったと思うけれども
 こうして終わってからつらかった動きを確かめてみると
 楽になっているのがわかるんだよ(^^)
 操体って言うのはこうやってすぐに結果が出るから面白いんだ」

なーんて言う話しをしちゃったりしました(^^)
 

別のグループでは、指先のコリがわからなくて
「私は痛いところがないんです」とのこと
しめしめ チャンスじゃん(^^;)

小指の付け根の内側にあったコリをクリッと押してみると
「アイタタタッ」と顔をしかめて飛び上がります(^^)v
「ほーら コリはあるでしょう?
 体の状態によってコリがあるところとないところがあるんですよー」
なーんて言いながら周りにいる人のコリを押しまくりました(^^)

「これはねぇ 慣れると簡単に見つかるから
 ただ揉むだけじゃなくて、コリを探しながらやると面白いヨォ」
なーんて、どこかで誰かに教わったことの受け売りをしてみました(^^)
プルさんサンキューでした(^^)

13141 返信 [操体]第二回石巻操体講座3 はりぃ 2006/11/23 03:16
コーンせんせの締めは「想」についてです(^^)


重い病気の患者さん、例えばリウマチの患者さんの中には
恨みとか憎しみとかを強く持っている方がいるんですね

こういう人は、許せないというものがあるみたいです
許せないと言うときに、他人のことはもちろんですが
自分を許せないというのもあります

操体には「口からだす言葉の出す方向に進む」というのがあるんですが
許せないと心では思っていても良いから、許すと口に出してみる
例えば「旦那さんを許します」「自分を許します」と
口に出してみることで体が変わることがあります
リウマチの患者さんがそれだけで良くなったことがあります

人の悪口を言うと、その人が落ちるんじゃなくて自分が落ちるんですね
良いところだけ見ること、良いことだけ言うようにすると
快の部分が増えて、不快の部分が小さくなるんです

だまされたと思って「○○を許します」という言葉を言ってみて下さい
本人の前で言う必要はありません
誰も聞いていないところで言ってみれば良いんです(^^)


ウンウンとうなずきながら聞いている人や
メモを取りながら聞いている人が多かったですね(^^)


だるまさん こんなもんでいかがでしょうか?

13142 返信 Re:[操体]第二回石巻操体講座3 はりぃ 2006/11/23 03:20
> 操体には「口からだす言葉の出す方向に進む」というのがあるんですが

およよ 運命が抜けちゃったな(^^;)
「運命は口から出す言葉の方向に進む」ですね(^^)

13143 返信 Re:[操体]ありがとうございます プル 2006/11/23 09:11
こんにちは、はりぃさん。

> 仙台では、4〜5人の人に寝ていただいて
> それを4〜5人が1〜2分交替で揺らしをやったことがあります

おぉ、やっぱりやったことありましたか。

> などなど 操者がいろんなタイプに分かれました(^^)
> 見ていて面白かったです(^^)

うふふ。
個性がそのまま出て、楽しいですよね。

いつか、またやることがあれば、是非とも受け手になって繊細で微妙な感覚も味わってみてください。
敏感なはりぃさんならば、いろいろな感覚に気付くはずです。

まだ触れていないながらも、足の向こう側に感じる、触れようとする人の気配。
すーっと触れてくる、そのファーストコンタクトの感触。
実は、触れる前の気配から実際に触れるその瞬間までに、そこに「触れる」ことのすべてが凝縮されているのだと、そうぼくは感じています。

個人のテリトリーというか感覚の場に相手の人が入って来、そして皮膚に触れる。
受け手の体を尊重し感覚を開いて繊細に尋ねるように触れてくる人。
自信がなさそうにビクビクしながら触れてくる人。
ソフトなのだけれど関心がなさそうに上の空で触れてくる人。
まるで物を扱うように硬い手で触れてくる人。
などなど……。

この触れられる感触を体験していれば、その繊細さを体験していれば。
他の誰かに触れる時や揉む時に、強制や矯正、操作的に触れることは、たぶん、出来なくなりますよ、きっと。

> ウチの店でもほぼ全員が最後に揺らしをすることが多いのですが

おぉ、みんなゆらしをやるですか。
治療の前後にゆらしをやれば、治療後の体の緩み方がハッキリとわかりますものね。

13144 返信 Re:[操体]第二回石巻操体講座1 コーン 2006/11/23 09:28
はりぃさん>
> 以下の文章は、今回参加するはずが急患で来れなくなった
> だるまさんに捧げます(^^)

詳細なレポートご苦労さまでした。

前回膝が痛くて正座できなかった、おたえばあちゃん
(なんとなくこんな名前かなーと思って命名)が、教わった
足指もみもみなどを毎日やったら膝がほとんど良くなったと
感想を話してくれました。

あと、ためしてみたけどイイ感じがわからなくて腰などが
まだ痛いというおさとばちゃんは、今回のふまじめ四つ
んばい操体が気に入ったようで、終わり頃にはイイ感じ
がわかりましたー!。そしたらほら腰もよくなったわー!と
いい顔で喜んでいました。

最初にモデルになってくれたおよねばあちゃんは正座は
できるんだけども膝の前が痛かったのでした。
予定されていた四つんばい操体から始め、足指、足裏の
こり押し操体、ふくらはぎの皮膚の操体などをためして
みたけどあまり効かなくて、あとでやった膝倒しが一番
良かった感じでした。
およねばあちゃんは四つんばいの姿勢の時点でタタミに
膝が当たって痛かったようでした。
後で気づいて座布団を敷いてやってもらったのでしたが
そんなもん時すでに遅しでした。
スタートから大失敗の操法でした。
「この姿勢はどうかな?、どこかつらくはないですか?」。と
聞くべきでした。およね許しておくれ。

私の講習はいつも予定通りに進まなくて、ホントは前回
四つんばい操体を教える予定だったのですが、私が忘れて
しないで終わってしまったのでした。
なので今回講習が始まる前に保健師さんに「せんせぇ今日
は最後なんだからぜったい四つんばい操体をやってよぉ」と
にらまれて始まったのでした。

やることを決められるのは、楽なのかもしれないけれども、
それをやることに集中しすぎて大切なことが見えなくなる
ことがあるなーと思いました。


13145 返信 [操体]渦状波操法 はりぃ 2006/11/23 11:11
亀レスと言うほどではないんですけど
このごろ流れが速いので、思えば遠くへ来たもんだぁ〜(^^)

遊風さん(ログNO.13081)>
> 三浦先生が点の渦状波として行っている指使いは大きく分けて3つになると思います。
> 1.ツボの上の皮膚を平行にズラす
> 2.ツボの上の皮膚を沈める方向にズラす(沈)
> 3.指圧のように筋肉まで圧を届かす

遊風さんの仙台講習会、10月は渦状波だったんですよね(^^)
感想としては なんでこんなに簡単なの?ということです(^^)
ツボを的確に探すことと、3パターンの手技のうちで
その場所に最も適したものを選ぶだけですよね(^^)

なんかこう 特別な気を送る手技なのかなーというイメージがあって
よほど訓練された人しか使えないものだと思っていました

三浦先生の操法を見せていただいた感じでは
渦状波って、皮膚には触れているけれども
意識の部分に直接働きかけているような気がしたんですよね

特に受け手の方が、色が見えるとか、音楽が聞こえるとか
患者さんからそういう感想が出ているようなので
これは気功の一種なのかも知れないと思っていました


カワの操体って、相手が皮膚の感覚を通して
全身の感覚を味わう方法じゃないですか
これは爪や髪に触れるときでも一緒です

三浦先生が、カワの操体と渦状波は違うとおっしゃっているのは
そういう部分なのかなーと言うような気がします

この辺の所を、今教わっているお弟子さんに
わかりやすい言葉で解説していただけたらありがたいんですけどね〜(^^)

13146 返信 Re:[操体]第二回石巻操体講座1 まっちゃん 2006/11/23 11:44
先生とはりぃさんと一緒に行って来ました。はりぃさんが詳しいことをシッカリ書いてくださったので、後から書くのがすごく楽です♪

石巻の講座は、みんながすごくリラックスしていて、その中にも「今日は何をするのかなぁ〜」というワクワク感が伝わって来て、とてもいい雰囲気の中で始まりました。

まず、先生が、どこが痛いか、前回とどう違って来たかなどを参加者に聞くと、前回の参加者の方達は「ここが良くなった〜」とか「良くなったけど、まだここが気になる」とか話してくれました。なんだかみんな、とても楽しそうです。

今回が、初めての参加者の方もいて、「膝が痛い」とか「足も腰も肩も背中も腕も、全部痛い」とか、それぞれの気になる部分を教えてくれます。

私が、とりわけ印象に残ったのは「あちこちが、全部が痛い」と言った「あちこちさん」です。後で「分らないことがあったら言ってくださいねぇ〜」と回った時に声をかけられたのが、この方でした。

体全部が痛いということでしたが、特に気になるのが左の腕が痛くて上がらないことだそうです。畳に仰向けに寝ている状態で、両膝を立てて膝倒しをしてもらいました。操体は初めてということで、動きが全般的に早いようです。

左右の膝倒しをしてもらいます。「どちらがいいか分らないですぅ〜」とのことでした。両方の膝裏はふわふわで、これだっというコリは分らなかったのですが、どうも左の内側が気になりました。

左の内側にそって触診していって足首近くを押すと「すごく気持ちがいいです」「いつも足がつるんですよねぇ〜」とのことです。

左右の膝倒しをごく浅い角度にしてみると、そこが気持ちいいとのことで、この状態で痛くない方の手を上げてもらいました。顔の角度、腕の内外回しなど、あちこちさんが一番気持ちの良いように動かしてもらいます。

「ここが気持ちいいですぅ〜」と、あちこちさんがポジションを決めると、顔がほよぉ〜んとほどけてきました。とても気持ちが良さそうです。

「気持ちいいのをじゅうぶんに味わってくださいねぇ〜」
「気持ちのいいのが無くなったら、フッと元に戻していいですよぉ〜」と声をかけます。

しばらく気持ち良さそうにしていたあちこちさんが、フッと力を抜いたのが分ります。

「どんな感じですかぁ〜」と言うと、あちこちさんが痛くて上げられなかった左手を右手と同じにスッと上に上げて
「あっ、上がった! 痛くない」とビックリしています。
「良かったですねぇ〜。これからもやってみてくださいねぇ〜」と言って、「ありがとうございますぅ〜」というあちこちさんと一緒にニコニコのまっちゃんでした。

操体を十分にやって満足して、ヒマになった周囲の人達が注目しながらの中での操体でしたので、かなり緊張しましたが、あちこちさんの嬉しそうな笑顔を見ると本当に良かったなぁ〜と思いました。

今回のコーン先生の講座で印象的だったのは、たくさんあるのですが、コーン先生が前後屈や四つんばいなどの操法を教えながら「もっといいかげんでいいんだよぉ〜」と言うと、参加者が本当にリラックスして様々な動きをしていくのがとても面白かったです。この「場」の作り方が、何気なくしているのに本当に肩から力が抜けるので毎回驚きます。

想の部分では「許せないと心の中で思っても、『許す』と口に出して言うといい」ということや、「人の悪口を言うと、人は落ちなくて自分が落ちる」ということ。

また「その人の良い方と悪い方で、良い方に注目してほめると、良い方がふくらんできて、悪い方がしぼんでいく」ということなど、本当にためになるなぁ〜と思いました。

操体は体だけではなく、人生そのものだなぁ〜と改めて感じたまっちゃんでした。次回もぜひ参加したいです。

「今までは誰かに治してもらう時代。これからの時代は、一人一人がある程度、自分で治せるようになっていく時代。予防医学の時代になっていく」というのも印象的な言葉でした。

2005年から始まった心の時代。いつの時も流れに沿ってサポートできる自分でありたいなぁ〜と思います。

13147 返信 [操体]言葉のルール はりぃ 2006/11/23 11:53
> わかりやすい言葉で解説していただけたらありがたいんですけどね〜(^^)

えーとですね 初代のかんりにんさんの頃から
医学用語や操体、鍼灸などの専門用語はできるだけ使わないで
初めて読んだ素人さんにもわかる言葉を使う
どうしても専門用語を使うときには解説を付ける
というのがルールになっているんですね〜(^^)
いちおうの確認でした〜 よろぴく〜(^^)

13148 返信 Re:[操体]渦状波操法 遊風 2006/11/23 12:41
>遊風(ログNO.13081)>
> > 三浦先生が点の渦状波として行っている指使いは大きく分けて3つになると思います。
> > 1.ツボの上の皮膚を平行にズラす
> > 2.ツボの上の皮膚を沈める方向にズラす(沈)
> > 3.指圧のように筋肉まで圧を届かす
> 遊風さんの仙台講習会、10月は渦状波だった
> 感想としては なんでこんなに簡単なの?ということ
> ツボを的確に探すことと、3パターンの手技のうちで
> その場所に最も適したものを選ぶだけです

点の渦状波をしましたね。
簡単です。ツボが取れて皮膚が張れれば。

ツボが取れないと難しいし、
皮膚の張りを保てないと気持ち良さが消えるので失敗しやすい。
その二つに注意すれば、始めての方でも効果が出せます。

> なんかこう 特別な気を送る手技なのかなーというイメージがあって
> よほど訓練された人しか使えないものだと思っていました
> 三浦先生の操法を見せていただいた感じでは
> 渦状波って、皮膚には触れているけれども
> 意識の部分に直接働きかけているような気がしたんですよね
>
うーん、そう言う風に見せちゃっている処ありますね。

「気を送る」というのは意識しないほうが良いし、
受け手の方や周りで見てる方にも、そういうイメージは与えない
ほうが良いと思いますが。

「気は巡る」もので、一人の体の中を巡り、
触れあっている二人の体の中を巡り、
二人を含む大自然の中を巡っている、そういうものだと思います。

だけど、
気を送って治して欲しい受け手の方は沢山いますし(自助努力せずに)
ついでに言えば、
気を送って巧くして欲しい(言うとおりに付いていきますから)
という講習生というかお弟子さんも沢山います。

操体は自力が基本です。
自然則を伝えて、受け手の方や講習生の方一人一人が
その自然則を自分の得意を生かし自分なりに工夫してヤジウマ
できるように、
一人一人が自分流操体の初代に成れるように
そう言う風に、臨床の場も講習会の場もなると良いなと思います。

「気を送って治している」というイメージを与えてしまうのは、
操体は自力と言う点からは、少しマイナスかなと思います。

それに、野口整体の野口晴哉先生、経絡指圧の増永静人先生、
操体では、からだふわっとの渡辺栄三先生の晩年を見ていて
何か共通する物を感じてしまいます。
お弟子さん達に患者さん達に「気を送って治して欲しい」
「気を送って上達させて欲しい」と縋り付かれ疲れてしまった
ような感じを受けました。

それに比べたら、橋本先生はそういう感じでなく、
一番の愛弟子の三浦先生も数年しか手許に置かず、一人で東京に
出しました。

> 特に受け手の方が、色が見えるとか、音楽が聞こえるとか
> 患者さんからそういう感想が出ているようなので
> これは気功の一種なのかも知れないと思っていました
>
そういう感じが有っても無くても効果は余り変わらないように
思います。お腹に息が深く入っていれば。
自動運動が出るか出ないかで変わらないのと同じで。
そう言う感じは「想」の自動運動っていう感じがします。
>
> カワの操体って、相手が皮膚の感覚を通して
> 全身の感覚を味わう方法じゃないですか
> これは爪や髪に触れるときでも一緒です
> 三浦先生がカワの操体と渦状波は違うとおっしゃっているのは
> そういう部分なのかなーと言うような気がします
>
実際にやっている事は変わらないのだけれど、
使っている自然則は変わらないのだけれど、
それをどうイメージするか、心にどう思い描くかは違う
そういうレベルの問題ではないかなと思います。

私は、私の講座に参加している方々は弟子と言う感じでは
思っていなくて、私が少し早く自然則として思いついた事、
少し先に工夫した事を伝えているつもりです。
実際に東京日曜では私よりも上手だなと思う方もいますし。

自然則をどう表現するかも人様々かもしれないけれど、
できるだけ多くの方に解りやすく伝わりやすく、
実演を見た後の二人組の練習で結果が出せるような
言葉の表現にしていきたいし、方法手順を工夫していきたい
と思っています。

カワの操体も、点の渦状波も、もっと言えば、髪の毛を引っ張るのも
「ツボの上の皮膚を適度に張った感じを保って息が深くなるのを待つ」
という点は一緒だから、
そういう共通部分を自然則としていったほうが良いように思っています。

13149 返信 Re:[操体]渦状波操法 遊風 2006/11/23 15:47
> 操体は自力が基本です。
> 自然則を伝えて、受け手の方や講習生の方一人一人が
> その自然則を自分の得意を生かし自分なりに工夫してヤジウマ
> できるように、
> 一人一人が自分流操体の初代に成れるように
> そう言う風に臨床の場も講習会の場もなると良いなと思いす。
>
2行目の「その自然則を」、「工夫して」を
「その自然則を理解納得して」「その自然則の使い方を工夫して」
と言う風に変えたほうが解りやすいかな。

13152 返信 Re:[操体]渦状波操法 はりぃ 2006/11/24 08:52
遊風さん>
> ツボが取れないと難しいし、
> 皮膚の張りを保てないと気持ち良さが消えるので失敗しやすい。

ツボはどんな手技でも共通するようですね(^^)
按摩をやっていても、初心者の頃と今とではポイントが全然違います
とにかくひたすらやりまくって、ツボがわかる手を作ることが
大事なのかなーと言う気はしています


皮膚の張りについてですが、カワの操体というのも
皮膚のタワメの間を作ることなのかなーというような気がしてきました
按摩もそうなのかも知れません ツボというかコリを押して
ちょうど気持ちよくなるような圧でタワメの間を作る
そして脱力したときにそこが緩むのかなーなんてね(^^)

適度なタワメの間や、それを持続するにはやはり手の感覚や
体重移動による姿勢の維持がポイントになってきますよね〜(^^)

13153 返信 Re:[操体]第二回石巻操体講座1 だるま 2006/11/24 09:27
以下の文章は、今回参加するはずが急患で来れなくなった
> だるまさんに捧げます(^^)
>
>
> 今回の内容は、講義の方が重心安定の法則と重心移動の法則
> 実技の方が四つんばい操法と膝倒し操法、膝を引き上げる操法
> 最後に氷で冷やすということと、想についての話し
> 約2時間があっという間に過ぎていきました(^^)
>
>
> 四つんばい操法を指導するときのコーンせんせの声がけを
> そのまんま書いてみたりしたらいががでしょうね?
>
> 「きつい方はやらないように」
> 「みんなやり方が真面目すぎるんだな」
> 「真面目すぎると効かないから」
> 「もっと不真面目にやってみて」
> 「不真面目にやってみて」


はりぃさん
ベリーサンキューです。講習会の姿がイメージできます。
上の文章は私が印象に残ったところをピックアップしました。

操体では、言葉を通して動きを導き快適感覚を相手に伺いますがこちらが伝えたい言葉が(内容)相手に伝わない場合があります。特に、動きの操体の時に、ほとんどの人が体操のような動きのイメージがあるようなので、力を入れすぎて動いてしまう傾向が見られます。(私の言葉がけが下手なのですが)
コーン先生の「不真面目にやってみて」という言葉、いいですね!多分、初めて言われたら、ハッとする人がいたり、もっと気楽に動いていいんだと合点がいく人がいるかもしれませんが、どちらの人にせよ、リラックスする方向に向かうと思います。ハッとした人は、一度緊張しますが、緊張したことによりからだは弛む方向に向かい、合点がいった人は、さらに弛む方向に向かうような気がしますね! 私もつかってみまーす。

13154 返信 Re:[操体]第二回石巻操体講座1 だるま 2006/11/24 10:04
> コーン先生へ
>
> やることを決められるのは、楽なのかもしれないけれども、
> それをやることに集中しすぎて大切なことが見えなくなる
> ことがあるなーと思いました。
>
> だるまです。今回は講座にいかれず、残念でした。(納豆を食べてました!)
上の文章、だいじですね!私は、高校で保険体育も教えていますが、こちらが、何かやることを決めて授業をすると、上手くいかない事が多い気がします。むしろ、その時その時の生徒のコンディションを感じた上でやると気持ち良く授業ができまーすが、このコンディションを感じるのが難しいです。
この前、コーン先生に治療をしていただいた時に、「野次馬的に操体を行うと上手くいく」とおっしゃっていましたが、これは、気持ちに余裕があるということかなぁ?と勝手に思っています。気持ちに余裕があれば、頭で理解できなくも、相手の状態が、からだで感じることができ、自然に上手くいくと思います。
橋本先生も仰っているように、「落第しなければいい」「間に合っていれば良い」という言葉は、いろいろな場面で参考になります。

13155 返信 Re:[操体]第二回石巻操体講座1 コーン 2006/11/24 21:19
だるまさん>
> コーン先生の「不真面目にやってみて」という言葉、いいで
>すね!多分、初めて言われたら、ハッとする人がいたり、もっ
>と気楽に動いていいんだと合点がいく人がいるかもしれませんが、
>どちらの人にせよ、リラックスする方向に向かうと思います。
>ハッとした人は、一度緊張しますが、緊張したことによりからだ
>は弛む方向に向かい、合点がいった人は、さらに弛む方向に向か
>うような気がしますね! 私もつかってみまーす。

はい、ためしてみてください。(^-^)
みんなみるみる上手になりますよぉ。(^-^)

ま、私自身がキチンとした動きの中にはあまり気持ちよさはないと
感じているので、そんな言い方になってしまうのだと思います。

自分で感覚した動きの心地よさを自分の言葉で表現すると、
それがぴぴっと伝わるような気がします。

誰かが言ったことばなんかを真似して使うのも最初は楽しいかも
しれないけど、そのうち飽きてくるしねぇ。
やっぱり、自分の言葉でしゃべらなあかん。(^-^)

13156 返信 Re:[操体]第二回石巻操体講座1 だるま 2006/11/24 21:49
> コーン先生へ>

> 自分で感覚した動きの心地よさを自分の言葉で表現すると、
> それがぴぴっと伝わるような気がします。
>
> 誰かが言ったことばなんかを真似して使うのも最初は楽しいかも
> しれないけど、そのうち飽きてくるしねぇ。
> やっぱり、自分の言葉でしゃべらなあかん。(^-^)

 やはり、自分の実感の入った言葉ですよね!私も自分が伝えたい相応しい言葉を捜していましたが、「いい加減に動いてみて」という言葉がふっと思いつきました。この言葉はお風呂に入る時、「あなた、お湯の加減はいかが?」という時に使う表現です。なんとなく動きのイメージが私に馴染むので・・・・・・・・・・・今度操法する時に使って報告しまーす。

13157 返信 Re:[操体]第二回石巻操体講座1 コーン 2006/11/24 21:52
> > コーン先生へ
> >
> > やることを決められるのは、楽なのかもしれないけれども、
> > それをやることに集中しすぎて大切なことが見えなくなる
> > ことがあるなーと思いました。
> >
> だるまです。今回は講座にいかれず、残念でした。
>(納豆を食べてました!)

わははは。(^-^)
ここでどうして納豆がでてくるのかみなさんわからないでしょうね。
ま、いっか。(^-^)

> 上の文章、だいじですね!私は、高校で保険体育も教えていますが、
>こちらが、何かやることを決めて授業をすると、上手くいかない事
>が多い気がします。むしろ、その時その時の生徒のコンディション
>を感じた上でやると気持ち良く授業ができまーすが、このコンディ
>ションを感じるのが難しいです。
> この前、コーン先生に治療をしていただいた時に、「野次馬的に
>操体を行うと上手くいく」とおっしゃっていましたが、これは、
>気持ちに余裕があるということかなぁ?と勝手に思っています。
>気持ちに余裕があれば、頭で理解できなくも、相手の状態が、
>からだで感じることができ、自然に上手くいくと思います。
> 橋本先生も仰っているように、「落第しなければいい」「間に合
>っていれば良い」という言葉は、いろいろな場面で参考になります。

そうですよね。(^-^)
あと、やじうまは「おもしろそうだ!」と思ってやるわけですから、
なんてったって意気込みが違います。(^-^)
操法なんて少々ヘタクソでも、おもしろそうにワクワクやられたら、
どんなにエライ先生だってかないませんよぉ。(^-^)

だからやじうまでないとだめだーって翁先生も言っていたんだと
思いますよ。

やじうまは、いろいろとためしてみたくなるし、工夫もするし、
失敗もするし、痛い目にもあうけどなぜかやめられない。
そんな、かっぱえびせんみたいな感覚なのかも知れません。(^-^)

比喩がへん。(^_^;
失礼しました。m(--)m

13158 返信 Re:[操体]第二回石巻操体講座1 コーン 2006/11/24 22:01
> > コーン先生へ>
>
> > 自分で感覚した動きの心地よさを自分の言葉で表現すると、
> > それがぴぴっと伝わるような気がします。
> >
> > 誰かが言ったことばなんかを真似して使うのも最初は楽しいかも
> > しれないけど、そのうち飽きてくるしねぇ。
> > やっぱり、自分の言葉でしゃべらなあかん。(^-^)
>
>やはり、自分の実感の入った言葉ですよね!私も自分が伝えたい
>相応しい言葉を捜していましたが、「いい加減に動いてみて」という
>言葉がふっと思いつきました。この言葉はお風呂に入る時、
>「あなた、お湯の加減はいかが?」という時に使う表現です。
>なんとなく動きのイメージが私に馴染むので・・・・・・・・・・
>・今度操法する時に使って報告しまーす。

おお、さっそくのやじうま発想で何よりです。(^-^)
私も明日使ってみます。(^-^)
アクセントをどこにつけるかでも違うんですよねー。
楽しみ〜。

13160 返信 Re:[操体]渦状波操法 遊風 2006/11/25 08:08
> はりぃさん>
>ツボはどんな手技でも共通するようですね
> 按摩をやっていても、初心者の頃と今とではポイントが全然違います

そうですね。鍼灸でも一緒です。手の平とか指は敏感なので鍼は
刺しにくいですが。

> とにかくひたすらやりまくって、ツボがわかる手を作ることが
> 大事なのかなーと言う気はしています
>
そうです。鍼の名人の柳谷素霊先生は「按摩十年」という言葉を
残してます。按摩十年やってツボが取れる手を作れば鍼で効果が
出せると言うことみたいです。
>
> 皮膚の張りについてですが、カワの操体というのも
> 皮膚のタワメの間を作ることなのかなーというような気がしてきました

そうです。
張った状態を保っているとお腹に気が入ってきますから、
動きの操体でタワメの間になった時と体の状態は同じです。

> 按摩もそうなのかも知れません ツボというかコリを押して
> ちょうど気持ちよくなるような圧でタワメの間を作る
> そして脱力したときにそこが緩むのかなーなんてね(^^)
>
そうです。
puruさんの按摩の一揉み一揉みには、
先ず動診があって、次にタワメの間があって、最後に瞬間脱力がある
わけです。だから、一揉み一揉みが操体になっているわけです。

> 適度なタワメの間や、それを持続するにはやはり手の感覚や
> 体重移動による姿勢の維持がポイントになってきます

姿勢大事ですね。
施術しながら施術者自身の操体になると、
受け手の方の気持ち良さも深くなりやすいみたいだし。

13163 返信 Re:[操体]渦状波操法 遊風 2006/11/26 09:06
> > > 三浦先生が点の渦状波
> > 特に受け手の方が、色が見えるとか、音楽が聞こえるとか
> > 患者さんからそういう感想が出ているようなので
> > これは気功の一種なのかも知れないと思っていました
> そういう感じが有っても無くても効果は余り変わらないように
> 思います。お腹に息が深く入っていれば。
> 自動運動が出るか出ないかで変わらないのと同じで。
> そう言う感じは「想」の自動運動っていう感じがします。

自己レスで追加説明です。

自動運動って言うのは、それ自体意味が有ると言うよりも
タワメの間を探すために動いているように思います。
自動運動だけで終わるよりも、タワメの間が見つかって
暫くタワんでいたほうが気持ち良さが深くなる事が多いので。

「想」の自動運動も、それが出ている間はそれほど気持ち良さは
深くなくて、特に、その状態を言葉に出して言える時は浅い事が
多いと思います。

意識が気持ち良さに浸り込んでいる状態の時は、言葉が出ない
というよりも、意識が醒めていない感じで、
三浦先生の質問を理解するために、気持ち良さに浸り込んだ意識
を引っ張り上げて醒まし、それから自分の体の状態を観察し
言葉を選んで質問に答えるという一連の作業は、
私には結構しんどくて、
気持ち良さに浸り込んでいたいから、質問して欲しくないな
と思っていました。

それで、そういう御願いを別の機会にしたと思います。
三浦先生は、この頃臨床の場で余り喋らなくなったそうですが、
それを聞いた時に、一番先に思いついたのが、
私みたいに黙って操体して欲しい方が他にも沢山いたのだろう
なという事でした。


13165 返信 [操体]秋祭りが無事終わりました いちご 2006/11/27 01:00
他に、ヒーリングやアロマのブースがあり、まとめて「癒しのコーナー」と名付けました。

ところがっ。
コーナーには女性客が多数来てくださったのですが、横文字ブースは人気なのに、操体ブースは…(略
でも、少ないおばあさま層には反応がありました。

スペースと時間的に、般若身経を中心にしました。
まったくの他人に操体を伝えるのは初めてです。
人ごみのなかでやるのが嫌な人には、口頭での説明だけにしました。

失敗もしてしまいました。
すぐ自分(私)のペースで進行してしまいます。

般若身経で突っ張るとか重い感覚を確認してもらい、そこからもとの直立に戻る過程で症状が消えた、もしくは少なくなったところで、ストップ。だけど意識はまだ戻ろうとすることで、自分で抵抗を作ってもらいました。

しかし皆さん、けっこう「体重移動」がへんてこりんです。
ま、楽しんでいらっしゃるので、コーンさん調に「うまいっ」なんて言ってました。(^^

最後に「こんなふうに、体のいろんなところを前後左右伸ばしと捻りをしてみて、一番症状がマシなところを探して、味わってください」と言いました。

反省点ばかりだけど、今の私に出来ることのうちの60点は採れたかな〜

13166 返信 Re:[操体]第二回石巻操体講座1 はりぃ 2006/11/27 10:13
まっちゃん>
> 先生とはりぃさんと一緒に行って来ました。

おつかれさまでした(^^)
てゆうかオレは疲れなかったけど(^^)
操体をやっていると元気になるんですよねー(^^)


> 「今までは誰かに治してもらう時代。これからの時代は、一人一人がある程度、自分で治せるようになっていく時代。予防医学の時代になっていく」というのも印象的な言葉でした。

そうそう そういう話しもありましたね(^^)

「2025年にはこれが常識になる」
「(コーンせんせは)1983年頃から言っている」
「2005年からスタートした」
「今は情報の時代だが、次は心の時代になる」
「自律社会が来る」

ということでした〜(^^)

13168 返信 Re:[操体]秋祭りが無事終わりました はりぃ 2006/11/27 23:04
いちごさん>
> ところがっ。
> コーナーには女性客が多数来てくださったのですが、横文字ブースは人気なのに、操体ブースは…(略

おぉっ! それは大問題ですねぇー
(どうしたらいいか先生方教えて下さーい
 横文字に変えた方が良いんでしょうか?)


> でも、少ないおばあさま層には反応がありました。

素晴らしい〜(^^)


> しかし皆さん、けっこう「体重移動」がへんてこりんです。
> ま、楽しんでいらっしゃるので、コーンさん調に「うまいっ」なんて言ってました。(^^

さすがですねー(^^)
操者がイイと多少のことはなんとかなるもんです(^^)v


> 反省点ばかりだけど、今の私に出来ることのうちの60点は採れたかな〜

えーっ? 60点も行っちゃったんですかぁー?
今日のオラは・・・聞かないで下さい(涙)

13169 返信 Re:[操体]秋祭りが無事終わりました はりぃ 2006/11/28 10:13
いちごさん>
> スペースと時間的に、般若身経を中心にしました。
> まったくの他人に操体を伝えるのは初めてです。
> 人ごみのなかでやるのが嫌な人には、口頭での説明だけにしました。

なにも知らない人に操体を伝えるのって面白いですよね〜(^^)
説明しながら、自分が気づくことの方が多かったりして(^^)

私は人に教えたことでできるようになった手技も沢山あります
例えば首の操法はほとんど使ったことがなかったのですが
昨年、講習会で手本としてやって見せて以来できるようになり
今では得意技の一つになっています(^^)

翁先生が「どんどん教えろー」というようなことを言われたのも
そういうことなのかも知れませんね(^^)


秋祭りお疲れさまでした(^^)
次がまた楽しみですね(^^)

13172 返信 [操体]按摩のススメ はりぃ 2006/11/28 21:49
プルさんから按摩を勧められたのでヤジウマしています(^^)
えーと テーマは「触診」と「タワメの間」

初めのうちは「これが何になるの?」という感じだったのですが
コリの感触を味わいながらやることで、手技がゆっくりになり
コリをこねくり回して遊んでいると、力を入れていないのに
「痛い」という感想などいただきまして不思議です(^^)
たぶん芯を探そうとしてこねこねやっているのが効くんでしょうね

それから「強揉みで持続圧をしよう」と思うと大変なんですけど
芯探しをしている時間が結果として持続圧になっているようなのと
これも操体なんだということがわかったら
お客さんに「押されたいですか」と聞けるようになったんですね(^^)
お客さんが気持ちいい強さで押すことで筋肉のタワメの間を作る
そして瞬間脱力 おぉ やっぱり操体じゃん(^^)

いつも指名して下さるお客さんに聞いてみたら
今の方が良い感じだそうです(^^)
自分としてはまだまだのような気がするんですけれども
お客さんが良いと言って下さるなら60点ですよね(^^)

どうやら「強揉み」の疲れも抜けてきたみたいです(^^)
体調が良くなると、不思議とお客さんが沢山いらっしゃるのですが
そういう連動ってあるんでしょうかねぇ?
指名6人は今までの最高記録です(^^)
ありがたや ありがたや(^^)

13173 返信 Re:[操体]秋祭りが無事終わりました いちご 2006/11/28 23:30
> なにも知らない人に操体を伝えるのって面白いですよね〜(^^)

まだ面白い所まで行ってなくて、言葉を探してどもってしまいます。

まずイメージを伝えるのに、すごーく大雑把ですが「ヨガでやるようなポーズを、自分で創る、みたいな」なんて。
こんな説明、適しているか不安ですが、「何をするの」と訊かれるので、とっさにそう答えました。

> 翁先生が「どんどん教えろー」というようなことを言われたのも
> そういうことなのかも知れませんね(^^)

そうですね!
教えると、気付くことが多いです。

13174 返信 Re:[操体]按摩のススメ 遊風 2006/11/29 08:11
>テーマは「触診」と「タワメの間」
>コリをこねくり回して遊んでいると、力を入れていないのに
> 「痛い」という感想などいただきまして不思議です(^^)
> たぶん芯を探そうとしてこねこねやっているのが効くんでしょうね

さすが、はりぃさん上達が早いです。
たぶん、痼りの芯の方向と力を入れる方向が一致したからじゃないかな。
コネコネ動診が巧く行き始めたみたいですね。
>
>お客さんが気持ちいい強さで押すことで筋肉のタワメの間を作る
> そして瞬間脱力 おぉ やっぱり操体じゃん(^^)

操体もタワメの間でもイイ感じの強さと向きって大事ですね。
按摩のタワメの間でも同じみたいです。
>
> いつも指名して下さるお客さんに聞いてみたら
> 今の方が良い感じだそうです(^^)
> 自分としてはまだまだのような気がするんですけれども
> お客さんが良いと言って下さるなら60点ですよね(^^)

体の一つ一つの痼りのコリ具合に合わせてもらえたという実感を
持っていただけたという感じかな。
>
> どうやら「強揉み」の疲れも抜けてきたみたいです
> 体調が良くなると、不思議とお客さんが沢山いらっしゃるのですが
> そういう連動ってあるんでしょうかねぇ?
> 指名6人は今までの最高記録です

良かったです。

13175 返信 Re:[操体]秋祭りが無事終わりました 遊風 2006/11/29 08:18
> > なにも知らない人に操体を伝えるのって面白いですよね
> まだ面白い所まで行ってなくて、言葉を探してどもってしまいます。
>まずイメージを伝えるのに、すごーく大雑把ですが「ヨガでやるようなポーズを、自分で創る、みたいな」なんて。

言葉で誘導するのは、なかなか難しいですね。
今度の日曜日の操体講座のテーマの一つがそれです。
・手を触れずに言葉だけで誘導してみる。
・しかも、同じ言葉で一人一人違う操体になるようにする。
久しぶりなんで巧く楽しめるかなと思いますが、やってみます。
>
> > 翁先生が「どんどん教えろー」というようなことを言われた
> 教えると、気付くことが多いです。

そうですね。特に、子供に教えると面白いです。

13176 返信 Re:[操体]按摩のススメ プル 2006/11/29 11:34
こんにちは、はりぃさん。

> 初めのうちは「これが何になるの?」という感じだったのですが

うはは。
正直な感想で、素敵。(^^)

第一目的が「治す」とか「喜んでもらう」、「納得させる」ではないから、最初は試すのが怖いかも知れないです。
でも、ヤジウマはりぃさん、さすがだね。(^^)

でも、尋ねるように味わうように触れていると無駄な見栄や緊張はなくなるし、結果として今まで目的としていたものは驚くほどあっけなくついて来ますよね。

> それから「強揉みで持続圧をしよう」と思うと大変なんですけど
> 芯探しをしている時間が結果として持続圧になっているようなのと

探るように味わっている間は、患者さんにとっても「探られている」という実感があるのだと思います。

> これも操体なんだということがわかったら
> お客さんに「押されたいですか」と聞けるようになったんですね(^^)
> お客さんが気持ちいい強さで押すことで筋肉のタワメの間を作る
> そして瞬間脱力 おぉ やっぱり操体じゃん(^^)

伝わったようでうれしいです。(^^)
それも、既にはりぃさんの言葉というか、はりぃさん流になっているみたいなので、余計うれしいです。

手技療法はコツとか感覚の世界なので、結局は自分流に咀嚼するしかないです。
技法や形、専門用語や真似言葉に頼っていると、それはやはり自分のものではないですしね。

> いつも指名して下さるお客さんに聞いてみたら
> 今の方が良い感じだそうです(^^)
> 自分としてはまだまだのような気がするんですけれども
> お客さんが良いと言って下さるなら60点ですよね(^^)

味わうことに慣れて、ひと揉みひと揉みの手応えが確実になると、体への浸透度や効果(お客さんが意識出来ない部分を含めて)がわかりやすくなります。
なので、お客さんの評価は参考にはしますが、過度に振り回されることも減りますよ。

> どうやら「強揉み」の疲れも抜けてきたみたいです(^^)
> 体調が良くなると、不思議とお客さんが沢山いらっしゃるのですが
> そういう連動ってあるんでしょうかねぇ?

ぼく的には、体力と精神的余裕はそういったことと連動するように感じてます。

> 指名6人は今までの最高記録です(^^)
> ありがたや ありがたや(^^)

やたっ。
おめでと。(^^)

13177 返信 Re:[操体]按摩のススメ はりぃ 2006/11/29 14:16
プルさん>
> 第一目的が「治す」とか「喜んでもらう」、「納得させる」ではないから、最初は試すのが怖いかも知れないです。

そうですね 怖かったです(^^)
でもまぁ 手技に関しては「まずやってみる」ことにしてますからぁ(^^)


> 探るように味わっている間は、患者さんにとっても「探られている」という実感があるのだと思います。

なるほど 「揉まれている」のではなくて「探られている」なんですね(^^)
探られながら患者さん自身も探る感覚を味わっているのかなぁ(^^)
一緒に宝探しをしている感じ?(^^) おぉ 操体だぁ


> 手技療法はコツとか感覚の世界なので、結局は自分流に咀嚼するしかないです。
> 技法や形、専門用語や真似言葉に頼っていると、それはやはり自分のものではないですしね。

そうですよねー
人はそれぞれ体が違い、感覚が違い、生きてきた経験も違うから
先生と同じことをしろと言われてもできないですよね(^^)

私は何か手技を覚えようと思ったら
まずは先生の手技を自分の体で味わって
その感覚を再現することを目指します(^^)
自分の体に合ったやり方で、先生と同じような
感覚が出せればいいなーと思っているんですね(^^)


> 味わうことに慣れて、ひと揉みひと揉みの手応えが確実になると、体への浸透度や効果(お客さんが意識出来ない部分を含めて)がわかりやすくなります。
> なので、お客さんの評価は参考にはしますが、過度に振り回されることも減りますよ。

このあたりはこれからに期待です(^^)
まだコリさんとどう遊ぶかとまどっています(^^)

お客さんの評価は、言葉よりも寝てもらうことを期待しているのですが
なかなか寝てくれません(^^)
呼吸は深くなってますけどねー さっさと寝てちょうだい!(爆笑)


> > 体調が良くなると、不思議とお客さんが沢山いらっしゃるのですが
> > そういう連動ってあるんでしょうかねぇ?
>
> ぼく的には、体力と精神的余裕はそういったことと連動するように感じてます。

そうですよねー(^^)
体調と、精神状態と、環境って見事に連動しているようです(^^)
私は昨年くらいからツキまくりなんですよ(^^)
これまでのいろんなことがウソのようです(^^)

13178 返信 Re:[操体]秋祭りが無事終わりました はりぃ 2006/11/29 14:22
いちごさん>
> こんな説明、適しているか不安ですが、「何をするの」と訊かれるので、とっさにそう答えました。

この とっさに出てきた言葉って良い感じですよね(^^)
「正しい説明」じゃないかもしれないけど
その時その場でその相手に一番伝わるような言葉
自分がイメージする中で最良の言葉が出てくるような気がします(^^)
自分の言葉に感動!ウルウル なんちゃって〜(^^)

13179 返信 Re:[操体]按摩のススメ はりぃ 2006/11/29 14:32
遊風さん>
> 体の一つ一つの痼りのコリ具合に合わせてもらえたという実感を
> 持っていただけたという感じかな。

「してあげる」ではなく「対話」になったんでしょうね(^^)
しかも一方的に言葉を投げつけるのではなく
「どうですか?」と聞きながらの対話かな(^^)


私は操体の一番素晴らしいところは
患者さんと対話しながらやれることだと思っています(^^)
オレが治してやるというスタイルの施術ではできないことですが
「どうして欲しいですか?」から入るのは私に合っているようです(^^)

13180 返信 Re:[操体]秋祭りが無事終わりました いちご 2006/11/29 23:44
> この とっさに出てきた言葉って良い感じですよね(^^)
> 「正しい説明」じゃないかもしれないけど
> その時その場でその相手に一番伝わるような言葉
> 自分がイメージする中で最良の言葉が出てくるような気がします(^^)
> 自分の言葉に感動!ウルウル なんちゃって〜(^^)

今回のイベントでは、お客さんには触れずに、般若身経をキッカケに、痛くないポーズ探しを体験してもらったわけですが、ブースには「操体」という文字と、般若身経のイラストだけだったので、皆さん「何だココは。何をするんだ」という怪しんだ顔でした。

他には、「健康運動を体験してみませんかー」とか、「リハビリ運動みたいなことをします」などと声掛けしました。
まだ「操体やります」では通用しないので、大変です。(^^;

13181 返信 Re:[操体]秋祭りが無事終わりました はりぃ 2006/11/29 23:59
いちごさん>
> 他には、「健康運動を体験してみませんかー」とか、「リハビリ運動みたいなことをします」などと声掛けしました。

> まだ「操体やります」では通用しないので、大変です。(^^;

なるほどー(^^)
一般の方に呼びかけるときにどういう言葉を使うのか迷いますよね〜
仙台ですら一般の方への知名度は低いです

何十年も前に温古堂に行ったという80代のおばあちゃんが
「昔、仙台の定禅寺通りにある何とかという治療院で
 そうたいそう(操体操?)というのを受けたことがあって
 その時体操のパンフレットをもらった」と言っていました(^^)


このごろテレビなどの影響で「骨盤や背骨の歪みから病気になる」というのが
一般の方でも定番になってきているようですから
そのあたりからきっかけを作るのも面白いかも知れませんね(^^)

13183 返信 Re:[操体]秋祭りが無事終わりました いちご 2006/11/30 21:51
> 何十年も前に温古堂に行ったという80代のおばあちゃんが
> 「昔、仙台の定禅寺通りにある何とかという治療院で
>  そうたいそう(操体操?)というのを受けたことがあって
>  その時体操のパンフレットをもらった」と言っていました(^^)
>
>
> このごろテレビなどの影響で「骨盤や背骨の歪みから病気になる」というのが
> 一般の方でも定番になってきているようですから
> そのあたりからきっかけを作るのも面白いかも知れませんね(^^)

そうですね!
別に名称にこだわらなくてもいいかなと思いました。
「ソウタイソウとか言うの」でも(^^
とりあえず集まってもらって、この養生法を広めていきたいです。(^^

13184 返信 Re:[操体]秋祭りが無事終わりました はりぃ 2006/11/30 23:44
いちごさん>
> 別に名称にこだわらなくてもいいかなと思いました。
> 「ソウタイソウとか言うの」でも(^^
> とりあえず集まってもらって、この養生法を広めていきたいです。(^^

そうなんですよねー(^^)
本来、操体という名称を広めたいわけではなくて
体は気持ちよく動けば良くなるんだよーというような操体の法則が
誰でも知っている常識になれば良いんだと思います(^^)

橋本先生が「操体」と言う名前をつけたのはだいぶ後の話しで
名前のない時代が長かったようにお聞きしています(^^)

13185 返信 Re:[操体]按摩のススメ 遊風 2006/12/01 09:22
> プルさん>
> > 探るように味わっている間は、患者さんにとっても「探られている」という実感があるのだと思います。
>はりぃさん>
> 「揉まれている」のではなくて「探られている」なんですね
> 探られながら患者さん自身も探る感覚を味わっているのかなぁ
> 一緒に宝探しをしている感じ?(^^) おぉ 操体だぁ
>
「探られている」という実感があると、
この施術者の方は、受けている自分の体に合わせて施術しようと
してくれているなという実感に繋がっていくように思います。
その辺りが受け手の方の満足度に繋がっていくように思います。

13186 返信 Re:[操体]按摩のススメ 遊風 2006/12/01 09:28
> 遊風>
> > 体の一つ一つの痼りのコリ具合に合わせてもらえたという実感を
> > 持っていただけたという感じかな。
> はりぃさん>
> 「してあげる」ではなく「対話」になった
> しかも一方的に言葉を投げつけるのではなく
> 「どうですか?」と聞きながらの対話かな
> 私は操体の一番素晴らしいところは
> 患者さんと対話しながらやれることだ
> オレが治してやるというスタイルの施術ではできないことですが
> 「どうして欲しいですか?」から入るのは私に合っている

その「どうして欲しいですか?」が、探る手で入ると、
受け手の方の体に大して、施術者の探る手で質問している事に
なると思います。

体と体のコミュニケーション、体と体の対話、だから、体話。
「治療は対話、操体も対話」そして「治療は体話、操体も体話」

13187 返信 Re:[操体]按摩のススメ 遊風 2006/12/01 09:32
> 体と体のコミュニケーション、体と体の対話、だから、体話。
> 「治療は対話、操体も対話」そして「治療は体話、操体も体話」

つけたし。
はりぃさんの按摩も体話になってきた感じですね。

13193 返信 Re:[操体]按摩のススメ はりぃ 2006/12/03 20:54
> > 体と体のコミュニケーション、体と体の対話、だから、体話。
> > 「治療は対話、操体も対話」そして「治療は体話、操体も体話」
>
> つけたし。
> はりぃさんの按摩も体話になってきた感じですね。

ありがとうございます(^^)

ほめていただくのはスゴク嬉しかったんですけど
自分の手技に納得いかないことがあってちょっとへこんでたので
なんてお返事しようかなーとか考えてしまいましたです(^^)

というのは、プルさんが言われるようなコリの感触とか
遊風さんが書かれている、ツボの穴の方向というのがどれなのか
私自身の指の触覚で判断できないからなんですね〜(^^)

もしかすると同じものを触っているのかも知れないけれども
そこまで読み取れない自分の未熟さを思い知らされて
ついつい「自分いぢめ」をしてしまいました(^^)
ほめられて落ち込むって不思議ですね〜(^^)

立ち直るのに「オレってラッキー(^^)」「ありがたい(^^)」
「なんてツイてるんだろう(^^)」「何もかも最高(^^)」
なーんて1000回くらい言ったり書いたりしましたね(^^)

運命は言葉の方向に進むそうですから
マイナスの感情や出来事はプラスの言葉で変わるのかもという
ヤジウマ実験をしています(^^)

13194 返信 Re:[操体]按摩のススメ 遊風 2006/12/04 08:21
> > はりぃさんの按摩も体話になってきた感じですね。
>
> 自分の手技に納得いかないことがあってちょっとへこんでた
> というのは、プルさんが言われるようなコリの感触とか
> 遊風さんが書かれている、ツボの穴の方向というのがどれなのか
> 私自身の指の触覚で判断できないからなんですね〜(^^)

最初は、puruさんみたいに1秒で行うのは無理ですね。

昨日東京の講座で、ここを読んでいた方から質問されて
やって見せたのだけれど、
私は一揉み1秒だと雑になってしまいます。
3揉み5秒くらいで、1秒くらいづつ3回してコリを見付けて
1秒押し込んで、瞬間脱力して次のおおよそのツボ付近に
移動するのに1秒と言う感じで行うと結構巧く行きました。

これでも昔よりは早くなりました。

次のツボを探すのは凹んだ処で、
1回2回と回しながらだんだんツボの穴の空いた方法を見付けて
3回目で見付けた孔の方向に深く入れて痼りを捕らえ
(ここまでが動診)
1秒くらい持続して押して(タワメの間)
瞬間脱力して力を点の渦状波の沈程度に緩めてから指を滑らし
次のツボを探していく・・・という感じです。
>
> もしかすると同じものを触っているのかも知れないけれども
> そこまで読み取れない自分の未熟さを思い知らされて
> ついつい「自分いぢめ」をしてしまいました(^^)
> ほめられて落ち込むって不思議ですね〜(^^)
>
まぁ、それだけ、はりぃさんの熱意が凄いという事でしょう。
だから、気が向いた時のはりぃさんの上達は早いんだな
と思います。

> 立ち直るのに「オレってラッキー(^^)」「ありがたい(^^)」
> 「なんてツイてるんだろう(^^)」「何もかも最高(^^)」
> なーんて1000回くらい言ったり書いたりしましたね(^^)
> 運命は言葉の方向に進むそうですから
> マイナスの感情や出来事はプラスの言葉で変わるのかもという
> ヤジウマ実験をしています(^^)

言葉ではげますのも一つの方法ですが、言葉や心って複雑で
心に不安が有る時ほど反対の言葉を出したりもします。
良い言葉を言っているのに、心に反対のイメージ浮かべたり
もします。

同じように言葉を出すにも、
「動診、動診、動診」と言いながら3回回し
「タワメ」と言いながら押して
「脱力」と言いながら瞬間脱力して
「ツボ探し」と言いながらツボ探しする
という方法もあります。数秒かかると思います。

まぁ、先ず自分で自分に按摩しながら口に出して言い、
臨床の場では、心の中でつぶやきながらしてみる。

私は、こういう言葉の出し方のほうが、心の堂々巡りが少ない
ような気がしています。

13195 返信 Re:[操体]按摩のススメ はりぃ 2006/12/04 09:15
遊風さん>
> 私は一揉み1秒だと雑になってしまいます。

私は触診を意識することで、やっと一揉み1秒くらいになりました
以前は1秒で5回くらい手を動かしていたと思います(^^)
速い方が楽だって言うのはどういうことなんでしょうね?
今まで勤めてきたところでも速い人は多かったです(^^)


> 言葉ではげますのも一つの方法ですが、言葉や心って複雑で
> 心に不安が有る時ほど反対の言葉を出したりもします。
> 良い言葉を言っているのに、心に反対のイメージ浮かべたり
> もします。

遊風さんのおっしゃる意味、よくわかります(^^)
私もそういう時期があって、良い言葉を使おうとするほど
思考はマイナスの方へと行っていたように思います(^^)

今、私が言いたいのは、そういう「はげます」言葉ではなくて
「あなたはそのままでいいんだよ(^^)」って言葉なんです

例えばこれが全く良いことは思えないような状態だったら
その時の精神状態をそのまま肯定すれば良いんです(^^)
落ち込んでいるときの私にとって一番救いだったのは
「やりたくないことはやらなくてもいいよ」という言葉でした(^^)

例えば学校で留年を繰り返して、勉強をやるのがイヤだったときに
「勉強はしたくないならしなくても良い」と言葉にすることで
気持ち的にホッとして勉強ができるようになり(^^)
おかげさまで卒業することができました(^^)

今は、そういうような経験の積み重ねによって
おそらく意識が変わったところに言葉を乗せているので
良いことを言えばその通りになるように感じています(^^)
これからはチョー幸せな人生を送ることでしょう(^^)
ありがたいことですね〜(^^)


> 「動診、動診、動診」と言いながら3回回し
> 「タワメ」と言いながら押して
> 「脱力」と言いながら瞬間脱力して
> 「ツボ探し」と言いながらツボ探しする

これは施術中に私がやっていることそのままですね(^^)
素のままの自分だと、手が思うように動かないことや
体が痛いこと、ツボがわからないことで自分を責め始めるんです(^^)
今のところ「感じる」よりも「考える」の方が楽なので
どうしたら「感じる」にシフトできるかがテーマです(^^)

13196 返信 Re:[操体]按摩のススメ プル 2006/12/04 10:17
こんにちは、はりぃさん。

>というのは、プルさんが言われるようなコリの感触とか
>遊風さんが書かれている、ツボの穴の方向というのがどれなのか
>私自身の指の触覚で判断できないからなんですね〜(^^)

一番大切なのは、感じ取ろうとする、その姿勢だと思うのです。
後は、はりぃさんの指が感じ取っているその触覚を、はりぃさん自身がどのように意識化、言葉化するか、なのだと思います。

まずは、はりぃさんの触覚が感じている、ごく当たり前の感覚を大切にすること。
そして、その当たり前の感覚をもっともっとリアルに、確かなものにしていくこと。
一番大切なのは、その「自分の当たり前の感覚」なのだと思います。
実は、自分にとって「当たり前」だと思っていた感覚が、人とはかなり異なる個性的なものだったりしますし。

>もしかすると同じものを触っているのかも知れないけれども
>そこまで読み取れない自分の未熟さを思い知らされて

読み取ろうとすると、どうしても「判断」「判別」的になりやすいような気がします。

触れた感触、質感や弾力、形などは、心の中に何らかの印象や絵のようなイメージとして浮かびますよね。
それらをもっともっと明確にするように触れて味わう、それだけで体話や治療は成立します。
相手の人に聞き耳を立て、受け容れ、感じ取っている。

もし何らかの技術や方法論を適用しようとするとしても、体話の上に乗せていけば、より効果的になるはずですよ。

13198 返信 Re:[操体]按摩のススメ 遊風 2006/12/04 15:09
> 例えばこれが全く良いことは思えないような状態だったら
> その時の精神状態をそのまま肯定すれば良いんです(^^)
> 落ち込んでいるときの私にとって一番救いだったのは
> 「やりたくないことはやらなくてもいいよ」という言葉でした
> 今は、そういうような経験の積み重ねによって
> おそらく意識が変わったところに言葉を乗せているので
> 良いことを言えばその通りになるように感じています
>
良かったですね。
1000回も言うと書いていたので、一生懸命自分を励ましている
ような感じを受けてしまいました。
あんまり何回も言わなくても済むようになると良いかな。
理想は1回とまではいかないかもしれないけど。

按摩の動診、タワメ、脱力については、
puruさんも書いているように、
意識できなくても言葉にならなくても、
受け手の方の体の状況を指始め体が解って、
体が反応して、受け手の方に体に合った動きに繋がっていく
事が出来れば、それで良いと思います。

13199 返信 Re:[操体]按摩のススメ はりぃ 2006/12/05 09:54
プルさん>
> 一番大切なのは、感じ取ろうとする、その姿勢だと思うのです。
> 後は、はりぃさんの指が感じ取っているその触覚を、はりぃさん自身がどのように意識化、言葉化するか、なのだと思います。

そうなんですか〜
今のところ触っているものがなんなのかよくわからなくてね〜
コリとどうお付き合いして良いのか迷ってます
これでいいのかなーと不安になったりしてね(^^)


> まずは、はりぃさんの触覚が感じている、ごく当たり前の感覚を大切にすること。
> そして、その当たり前の感覚をもっともっとリアルに、確かなものにしていくこと。
> 一番大切なのは、その「自分の当たり前の感覚」なのだと思います。
> 実は、自分にとって「当たり前」だと思っていた感覚が、人とはかなり異なる個性的なものだったりしますし。

先生と同じでなくてはいけないとか
上手な人と同じになりたいという気持ちの方が強いです(^^)


> 読み取ろうとすると、どうしても「判断」「判別」的になりやすいような気がします。

そうですね(^^)
このコリはどういうもので、どういう施術をしようかとか考えます(^^)


> 触れた感触、質感や弾力、形などは、心の中に何らかの印象や絵のようなイメージとして浮かびますよね。

はい 目をつぶって形をイメージしながら施術することが多いです(^^)


> それらをもっともっと明確にするように触れて味わう、それだけで体話や治療は成立します。
> 相手の人に聞き耳を立て、受け容れ、感じ取っている。

そうなんですか〜
やってみます(^^)


> もし何らかの技術や方法論を適用しようとするとしても、体話の上に乗せていけば、より効果的になるはずですよ。

わかりました というかわからないのでわかるまでヤジウマしてみます(^^)
ありがとうございました(^^)

13200 返信 Re:[操体]按摩のススメ はりぃ 2006/12/05 09:55
遊風さん>
> 1000回も言うと書いていたので、一生懸命自分を励ましている
> ような感じを受けてしまいました。

そうですねー(^^) 
そう受け取られる方も多いと思いますし
私自身、昔はそういう感じで自分に言い聞かせていました(^^)

うまく言えないんですけど、遊風さんのおっしゃるように
自分が感情的にどうしても受け入れられない言葉を言っても
反発することが多いように思うんですよ(^^)
また、どうしてもつらくて仕方のないときに
無理矢理良い言葉を上書きするのも好きではありません(^^)


今回私がやったのは、感情を切り離して、
自分にとって一番受け入れやすい言葉を
「音」として声に出して言ってみたんです(^^)

100回とか1000回って言うのは
一つの力だと思うんですね(^^)
例えば同じ手技を100回やったときに
それまで上手くできなかったのが突然できたりするじゃないですか
あるいは1000回やったときに見える世界がある

私はそういうものを言葉の実験としてやってみているだけです(^^)
そのことで運命が本当に変わるならラッキー(^^)v
変わらなくても何も損はありませんからね〜(^^)


> 受け手の方の体の状況を指始め体が解って、
> 体が反応して、受け手の方に体に合った動きに繋がっていく
> 事が出来れば、それで良いと思います。

そうですねー
私もそれを目指しているのですが
コーンせんせや遊風さんに受けた施術を体が覚えているので
自分のやっている手技では全然納得いかないんです(^^)v

 
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