> あと、手や足をもちあげてパッと放すと(力が抜けていれば)下に落ちるのですが、力が入っていると落ちません。
>
これも良い例だと思いますが、
瞬間脱力は脱力している時間も瞬間的に短いほうが効果が
出やすいし失敗も少ないと思うので、
私は、アクビをしてもらいます。
あくびの後で、口がフッと閉じるのが瞬間脱力の良い見本だ
と思うからです。誰でもしたことのある動きだし。
あくびのあと口が閉じる時の速さは瞬間的な速さですが、
短さも瞬間的に短いのでその動きで歯と歯がぶつかることは
ありません。
操体をはじめ、ヨガ・気功など東洋的な運動療法は全て
アクビの様式化・技法化だと思います。
瞬間脱力にしても、全身連動にしても良い見本は必ずアクビ
の中にあります。
あかちゃんを見ていると、すごく操体がうまいです。
操体ができるようになっていくということは、
新しい事を覚えるのではなく、
赤ちゃんの時にはみんな出来た事を思い出していく
ことなんじゃないかなと思います。
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