退院間なしの おばあちゃんの足を揉んだ後
茶飲み話で
お婆ちゃん:入院中 寝たままだったので
歩く時脚が震えて怖くて 怖くて
ママハム:脚もずいぶん細くなって筋肉もおちているので
歩くのに心許ないとおもいますが あせらずに
ボチボチ行きましょう
数日後、このお婆ちゃんの娘さんが
娘さん:家のお婆ちゃん
「私は脚に筋肉が無い言われたし歩かれへん」
言うてちっとも歩こうとせんのですわ
このままでは寝たきりになるん違うやろうか
ママハム:「・・・・」
ぐぁ〜んんん(~_~;
言葉は怖いと実感しました。
後日、お婆ちゃんの話をよ〜く聞くと
筋肉が無いのに無理に歩いて骨を折ってしまうと大変だし
この歳で筋肉を付けるのはとてもじゃないが出来そうも無い
私はもう以前の様には歩けない と思い込んでしまった様です。
誰もが、このお婆ちゃんのように受け取るとは思いませんが
こんな受け取り方も有りだナァ
こりゃエライ失敗や どないしよ
それから数年後、またまた退院間なしのお婆ちゃん(前回とは違う)
に巡り合いました。
「わて 筋肉がだいぶ落ちているから歩くのがシンドイ
言われました。どうしたらええんか分かりません」
以前の自分の失敗を思い出ちゃいました。
「筋肉はちゃんとありますよ 歩くんがシンドイのは
歩き方を脚がちよっと忘れただけで
思い出して行けばシンドクないかも知れませんから
少しずつ思い出してきましょう。」
このお婆ちゃんは、思い出すのは得意だったようで割りに短時間で
歩行距離を伸ばしていきました。
上手い手技の方が下手より良いのでしょうが
それだけでは足りない。
言葉も使い方一つで すごいアイテム(両刃の刃)だぁ〜
おーこわいぞ〜
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