タイトル： まとめレス
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| 名 前 ： まる Mail URL |
| 日 時 ： 2002/05/30 00: |
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Re:No.20 |
二番出汁 >きっと 良い欲もあるのでは？
欲 は、もともと、悪いもの なのかな。
ただ、ヨクバル と、感覚が吹っ飛んで、[そこ]にあるものが
見えなくなる。
それだけ。
No．2068
コン>ここにいる人はみんななんらかのご縁があったのでしょうか。
>神様が引き合わせたのか、前世からの因縁なのかは誰も知らない。
>まるさんだけは知っている。さてその答えは。
そんなこと オレ、知らねー。
そー なってんだー。
No.20 |
>> ひっかかるのは、彼女が言った「なにもワルイことしていないの
>> に・・・・」であった。
>彼女にとって「癌=痛み=罪」だったのでしょうか・・・。
>因果応報
イエスの時代は そうだった。
病気 とは 罪 だ。（罰ではなく）
罪を犯したから、悪霊が 入り込んだのだ。と
逆 規定された。
平安時代も 少し似ている。
天皇がおわすのに、病気や 災害が起こるのは、
どう考えても 怨霊のたたり だった。
だから、陰陽師 や 密教僧が 怨霊をはらった。
ひとは 思考の癖として、 原因 を 求めてしまう。
原因があって、結果がある。 因果 という 仏教哲学の論理。
現代科学の世界観 も また 因果律。
ギリシャの時代から 連綿と続く、強烈無比な キメツケ。
仏教哲学も 現代科学も 因果 こそが、宇宙の【法】だと
思い込んでいる。
しかしそれは 世界を見るときの 「ひとつ」の視点。
「ひとつ」の視点であることを 忘れたとき、どんな洞察も
キメツケになってしまう。
原因が思い当たれば 結果に 納得が出来る。
原因が思い当たらないとき 結果に 納得できない。
ホントに 納得しておれば、ひとは 笑いながらでも
死ぬことが出来る。
どうしても 納得いかなければ、死ぬに 死ねない。
ホントの キーワードは、「納得」？
良いことをしておれば かならず、幸せ（良い状態）になれるはず。
悪いことをしなければ 悪いことは起こらないはず。
こんなとんでもない夢が、いつのまにか、ヒトの 心に
巣食っている。
誰から というのでなく、躾られている。
因果 という観念に束縛されない 刻々の「納得」 を、
刻々に 味わいながら 生きることが 出来るのかどうか。
No:20 |
那夢>それでも、日本の医師は鎮痛剤（特にモルヒネなど）の使用を
> ためらう。
No.20 |
コン>どうしてなんでしょう。
>ドクターにもよるのかなぁ。比率的にはどっちが多いんだろう。
>使ってくれるところもあるよねぇ。
>とても大切な問題提起だと思います。
>だれかドクターの立場で書いてもらえるといいんだけどなぁ。
京都勉強会に参加している ドクターに聞いてみた。
きっと カキコしてくれると思う。
よろしくね。 >たいちゃん。(^^)
ペリーショックの 10年ほど前、
1840年から、二年の間、阿片戦争という
とんでもなく卑劣な侵略行為があった。
あの、大国 清が、イギリスにいいようにされたのだった。
この、阿片という【戦略的 Ｃ（化学）兵器】 の名は、
日本人のこころの底に 【侵略の恐怖】 の代名詞として深く残った。
続いてのペリー来航が あれほどまでの 恐怖パニック
を引き起こした「素地」として この事件は見過ごすこ
とは 出来ないだろう。
この 恐怖の克服 のためにこそ、相当にムリのある近代化＝明治維新
を 断行したのだから。
日本人には、おそらく この トラウマ がある。
アヘン ＝ 国を滅ぼす魔のクスリ という イメージ。
日本の医師が モルヒネ使用に えらく神経質になるのは、
国民の中に このイメージが あるからではないかと 密かに思っている。
麻薬 と書いて、魔薬 と 聞こえる。
医師たちは、国が滅びるのが怖いのではなく、
国を滅ぼす「一味」だと思われることが 怖いのかもしれない。
西洋が 血管の中から 悪霊を追い出そうと必死になっていた時代、
イスラム医学は、ケシを使いこなしていた。
十字軍が 持ち帰り、ヨーロッパが、その医療の中で使い始めてから、
それでも もう、1000年近く経つ。
日本人は まだ 椅子と靴を 使い始めたくらいの歴史しか
もっていない。
この 続きは たいちゃんに 任せよう。 （＾＾）
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