操体掲示板・過去ログ

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操体掲示板過去ログ 601〜700

タイトル: Re:コトバに するのが むずかしいこと
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/09 18:
     > ダウン中 の イワタ \(××)/ です。
     > み・みなさま、おはよう・・・ございます・・・。
     >      (弱々しい声で お読みください (^^;;;)


紗夢 > イワタさんも ゆっくりね。とおせっかい。

   
  ダウンの理由が みなさん、 解せなかったりして・・・ (^^;;;

  ワケわかんなくても とにかくやさしい 紗夢さんでした。





まる>> 「そんなので いいんだ」
まる>> 「そんな風にあり得るんだ」

イワタ>
>      どっかで 誰かが つくった「科学」よりも、
>      今ここで 自分が もってる「生の感覚」に徹する。
>      
>      「こうなったら いいのになあ」という願望よりも、
>      「今は こうである」という 現在の感覚に徹する。

      ううむ。 イワタさん、哲学者だ・・・。

      あのあたりの カキコミは、 頭の中に フーッと
      出てきたのを 忘れないうちに書き込んでおこう・・と
      そんな感じで 書いたので(掲示板を メモ帳に使うなよ〜)
      うまく 説明できない まるさんです。 (^^;



イワタ>
>      あ、コトバにしてみたら、
>      なんか ちょっと違うのでした・・・


この辺りが きちっとコトバになってきたら、 イワタさんの「復活」なのかな。

                                 (^^)
.
タイトル: 詐欺師
名 前 : 烏賊 Mail
日 時 : 2001/07/09 19:
は〜い !(@ @)/
皆さん、文章をまとめるのが上手くて、お恥ずかしながら。
> > 例えば詐欺師とかは、その瞬間は、それが相手のためになる
> >ことだと本気で思いながら話しているのかな。


>  さ、さあ・・・> 誰か、詐欺師のひと・・・反応を (^^;   
私も、詐欺師の一員ですので、一寸一言
当然詐欺だって、嘘ばかりでは大ほら吹きで、全然真実味が無いので、
真実の中に相手が欲しがっている嘘、不安に思っていること
に対する解決を示唆する嘘を滑り込ませます。
その上で、こちらの思い通りにというのが、テクニック・・・
と言うより、慣れてしまうと自然と出てくるので、
緊張も何も感じません。
・・・・・・
.
タイトル: Re:詐欺師
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/10 22:
> 当然詐欺だって、嘘ばかりでは大ほら吹きで、全然真実味が無いので、


   烏賊さん 詐欺師だったのか〜。(^^; し、しらなかった・・・


「大ほら吹き」で 思い出しましたが、ここ2〜3日、人に借りた
佐藤賢一氏の「二人のガスコン」という歴史小説に はまってました。
分厚い3分冊なのですが、 あっという間。

めちゃ 面白かったです。(さすが、佐藤賢一)


なんで「ほら吹き」が 関係あるのかと言うと、「稀代の駄法螺吹き」
シラノ・ド・ベルジュラック が 主人公格の登場人物として出てくる
と言うだけの関連なんですが。



ひとは 騙されると 怒るくせに、 どこか 騙されるのを待っている
ようなところ、って ありますよね。

けっこう 好きなのかも知れませんね。 騙されるの。


そして、 どうせ 騙すなら 最後まで騙して欲しい・・・・。 (^−^)

           中途半端に 騙しやがって このやろー。  てか。
.
タイトル: Re:コトバに するのが むずかしいこと
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/10 22:
     >「こうなったら いいのになあ」という願望よりも、
     >「今は こうである」という 現在の感覚に徹する。


この言い方も シンプルでいいな。


     徹する というと、なんか 頑張っている感じもあるかな。



「感じ」てみる限り、「今はこうである」以外のものは、どこにも
みつからないんですよね。

     頑張りようがないと言うか、徹しようがないというか。



逆にいうと、「今はこうである」以外のものが そこにあるときは、
呪か幻術にかかって 夢マボロシの世界にいる ってことかな。


     それはそれで 「今こうである」と、感じ取れるんだけど。  (^^)
.
タイトル: Re:コトバに するのが むずかしいこと
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/11 12:
まるさん>
>徹する というと、なんか 頑張っている感じもあるかな。

     うっ。
     たしかに、ガンバッテ ます。

     本人にとって、意外なところに
(「徹する」という コトバのえらびかた)
     凝り、って出ちゃうもんなんですね。

  こんなふうに、
  意外なところから、指摘される 感じ って、
  えーと、アレ に 似てる と思いました。

  「凝り本体ではなく <凝りの隙間>に 入ってくる 感じ」

                     違うかも(^^;;;


あっ、それから 紗夢さん、
メッセージ ありがとうございました!

まるさんの手、いいですよね!
ぼくも どうしても 見たくなって、触らせてもらいました。

「かえる みたい」って いい表現ですねえ。

   でも、東京で、ぼくが触らせてもらったときには、
   「水かき」は たしか無かった と記憶しております。
   あれから 生えたのかニャ? (^◇^;)
.
タイトル: コトバ の えらびかた
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/11 12:
****************************************
* 東京オフ会 で 印象深かったことの  *
*   ひとつ を メモします      *
****************************************

まるさん=>○
イワタ=>●

○「(●の足に触れながら)まあ、(カラダの)大きな問題はない」

    ●「えっ!そんな 足だけで 全身分かるんですか?」

○「だいたい」

    ●「えーっ・・・
      やっぱり足が一番分かりやすいんですか?」

○「・・・というか、ぼくは足が好き(笑)」

    ●(こういう場面で、「好き」という
      表現してくれる ヒト、
      はじめて見た・・・・感動) (^^)

では、僭越ながら、まるさん語 翻訳システム の実験。

「正しい」(世間一般)→ 「面白い」(○さん語?)
「良 い」(世間一般)→ 「好 き」(○さん語?)
「治 療」(世間一般)→ 「実 験」(○さん語?)
.
タイトル: Re:コトバ の えらびかた
名 前 : ヤンブー Mail URL
日 時 : 2001/07/11 14:
> では、僭越ながら、まるさん語 翻訳システム の実験。
>
> 「正しい」(世間一般)→ 「面白い」(○さん語?)
> 「良 い」(世間一般)→ 「好 き」(○さん語?)
> 「治 療」(世間一般)→ 「実 験」(○さん語?)

うはは・・!

まるさんの ほにゃらか した雰囲気はこの言葉によく
でているようで・・・

それにしてもイワタさん、
 
あんたはえらい。
バイリンガルなんてもんじゃ ありません・・。
.
タイトル: まるさんの手
名 前 : 紗夢 Mail URL
日 時 : 2001/07/11 16:
水かきはフツーの人には見えません(・・;)

患者さん(私)のカラダに服を通してペタっとくっつく感じがする。
服の上からでも、カワにペタっとくっついてカワの操体を受けてる
感じがするのです。だからカエルの手。カエルの手ってすいつく
感じするでしょ>イワタさん

一番だしさんは 先週の水曜日、初めは緊張されていたので、
その感じを受けなかったのですが、時間がたつほどにカワにくっつく
感じがして気持ち良かったです。

操体家さんの手って不思議です。
自分でやったら、服の上からは服の上からの感じしか得られない。
当たり前と言えば当たり前ですが。

今日は勉強会ですね。

Who I am さん なんか 書いてくれはるかな?
.
タイトル: (^^:
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/12 01:
な、なんか・・・ へんな宇宙人 かなんかの話題???

手には見えそで見えない水かきがついていて、
コトバは違うし・・・

からだは ふにゃら としていて、
カエルみたいな みどりいろ???

                (^^;;;
.
タイトル: Re:(^^: つっこみ
名 前 : 紗夢 Mail URL
日 時 : 2001/07/12 02:
>
> な、なんか・・・ へんな宇宙人 かなんかの話題???
>
> 手には見えそで見えない水かきがついていて、
> コトバは違うし・・・
>
> からだは ふにゃら としていて、
> カエルみたいな みどりいろ???
>
>                 (^^;;;

えっへへん! 命あるもの みな 宇宙じんダイ!!!
.
タイトル: Re:コトバに するのが むずかしいこと
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/12 21:
まる>>徹する というと、なんか 頑張っている感じもあるかな。
>
>      うっ。
>      たしかに、ガンバッテ ます。

>   こんなふうに、
>   意外なところから、指摘される 感じ って、
>   えーと、アレ に 似てる と思いました。
>
>   「凝り本体ではなく <凝りの隙間>に 入ってくる 感じ」


その意味では コトバを使った操体?

  逆にいうと、 症状のあるところと関係なさそうな
  ところの 「圧痛点」を押さえられる・・・

  っていうこと そのものが、一種の 「指摘」 みたいな
  ものなんでしょうね。
.
タイトル: Re:コトバに するのが むずかしいこと
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/13 12:
>その意味では コトバを使った操体?

    まるさんの 実際の施術を見て、感じたのが、
「手 も速いけど、口 も速い」
      
         決シテ 変ナ意味 デハ アリマセンヨ (^^;;;

    もちろん 手も よどみなく 動いてらっしゃるんですが、
    実際に 場をリードしているのは 声。
    (と ボクは感じました)
    
         声 ト云ウヨリ ホントハ 「想イ」

    誤解をおそれずに いえば、
    「落語」に 近いような。

    話者(施術者)と聴衆(患者)の間に、
    かもしだされる フンイキ。
    

>逆にいうと、 症状のあるところと関係なさそうな
>ところの 「圧痛点」を押さえられる・・・
>
>っていうこと そのものが、一種の 「指摘」 みたいな
>ものなんでしょうね。

    うう。ここ、ムツカシ・・・。

    こうかな?と思ったので、
    ぼくなりに 展開してみます。
    「そこ ちゃうんやけど」というのが ありましたら、
    どうか 「指摘」(^^; を お願いいたします。

********************************************************
コトバも 操体(カラダ)も 分けられない。
同じ仕組み のもの。

    コトバ の動きがあるところ、
    かならず カラダ の動きがあり、
    逆に
    カラダ の動きがあるところ、
    かならず コトバ の動きがある。
        (微細すぎて 意識されないとき あり)

    凝った コトバ のあるところには、
    凝った カラダ があり、
    逆に
    凝った カラダ があるところには、
    凝った コトバ がある。

コトバ と カラダ
どちらから 手をつけても良いが、
大切なのは 「意外性」

    自覚されている 凝り は 大丈夫だけれど、
    自覚されていない 凝り は ちょと 心配。

    自覚されていない 凝り を 指摘し、
    「えっ」と 驚いてもらって
    「なるほどー」と 納得してもらったら、
    もう ダイジョーブ

********************************************************
.
タイトル: 昔の引用で ごめんなさい
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/13 12:
    ずいぶん前の 書き込み からの引用で恐縮ですが、

72番(2001/3/2) の まるさん の書き込み

>Re:想失  耄碌 のススメ
>
>数秒間 思考が 頭の中を流れると ピッタリ その間 だけ
>目の周囲と後頭部 それに 耳の周りが びみょーに 緊張
>するのです。
>
>思考が止まると 緊張も消えます。

    これは ほんとに
    「おそるべき 指摘だ・・・・」
    と思っています。
    自分の場合、目のまわりの筋肉と 思考は
    わらっちゃうくらい あからさまに カンケイしてます。
.
タイトル: Re:昔の引用で ごめんなさい
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/13 23:
>誤解をおそれずに いえば、
>「落語」に 近いような。

    ですから 治療の終わりには どうしても
    「オチ」が 要ることになってくるんだな。


>話者(施術者)と聴衆(患者)の間に、
>かもしだされる フンイキ。

    空気の共有 というか。




> コトバも 操体(カラダ)も 分けられない。
> 同じ仕組み のもの。

>      自覚されている 凝り は 大丈夫だけれど
>      自覚されていない 凝り は ちょと 心配。


    はい。 そのとおりです。
    付け加える事は ありません。      (^^)



>数秒間 思考が 頭の中を流れると ピッタリ その間 だけ
>目の周囲と後頭部 それに 耳の周りが びみょーに 緊張
>するのです。
>
>思考が止まると 緊張も消えます。

    これは ほんとに
    「おそるべき 指摘だ・・・・」
    と思っています。


          し、指摘じゃなくて、 報告だったんですけどね。
                             (^^;


>    自分の場合、目のまわりの筋肉と 思考は
>    わらっちゃうくらい あからさまに カンケイしてます。

         それほど あからさまに感じ取れるんなら、
         それ 感じて遊んでおれば 連動の質 が変化するかも。


    「 緊張」に気がつくと、 意図せずとも ふっ と その緊張が抜けて
    しまったりしますよね。

    いままで アタマいっぱいに展開していた思考が それと 一緒に 抜け
    てしまって いきなり アタマが軽くなったりすることがあります。

            アタマ忙しい人向けの そうたい。 かな。 (^^) 
.
タイトル: Re:昔の引用で ごめんなさい
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/13 23:
>    「 緊張」に気がつくと、 意図せずとも ふっ と その緊張が抜けて
>    しまったりしますよね。
>
>    いままで アタマいっぱいに展開していた思考が それと 一緒に 抜け
>    てしまって いきなり アタマが軽くなったりすることがあります。
>
>            アタマ忙しい人向けの そうたい。 かな。 (^^)



     その 「緊張に気がつく」 というのが、じつわ なかなか。  (^^;

     部分に集中している時、 その部分が緊張していることには 気がつきません。



     ここで、「全体を感じる」 の 意味も 出てくるわけですね。

     ふわっと 一気に「全体を感じる」とき、

     「部分への集中」と「部分の緊張」に気がつきます。
.
タイトル: プルさん
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/14 21:
プルさん、慣れない事(初めての事)やろうとして
マシントラブルで 泥沼状態らしいです。

大変だ〜。           (^^;


    みんなで、励ましのお便りメールを出そう・・・・

         受信できないんだけど。 (^^;;;
.
タイトル: とりあえず
名 前 : 紗夢 Mail URL
日 時 : 2001/07/14 23:
はげましメールです。

プルさん ふ、ふぁいと一発ぢゃーーーー!
.
タイトル: えっと
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/16 01:
えっと ムチャムチャ忙しい状態 に
いきなり突入しています。

ちょっと 反応が遅れますが 勝手に
遊んでてくださいね。 > みなさん

              (^^;

           よろしくう。
.
タイトル: さんきゅう
名 前 : プル Mail
日 時 : 2001/07/17 11:
> プルさん ふ、ふぁいと一発ぢゃーーーー!

さんきゅう。( ^ ^ )/

とりあえず、真っさらな状態で復活。( ^ ^ ;
これからアプリ入れたり、環境整えるまで少しかかりそう。

それにしても、復旧してよかった。
ホッ。
.
タイトル: プルさん 祝復活!
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/18 11:
プルさん(のPC)、復活おめでとうございます!

   こんぴゅーたー は むずかしくて かないません。
   
   ぼくだったら、直せなくて、
   中古のPCに、買い変えちゃってたかも(^^;;;
.
タイトル: 今朝 急に 思いついたこと
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/18 11:
今朝 急に 思いついたこと

「自分の からだ を
自分の からだ じゃないみたいに
思えたら いいなあ」

   たとえば 野の花 を見て
   「うわーっ これ いったい どうなってんの?
   よく 出来てるなー」
   と びっくりするみたいに

   自分の からだ を見て
   「うわーっ これ いったい どうなってんの?
   よく 出来てるなー」
   と びっくり できたら
   いいな

   無理に そう 思うんじゃなくて
   気がついたら そう 思ってたら いいな
.
タイトル: Re:今朝 急に 思いついたこと
名 前 : プル Mail
日 時 : 2001/07/18 12:
> プルさん(のPC)、復活おめでとうございます!

さんきゅう。

基本的なこと何も知らないのに、無闇やたらといじり倒す癖があって
ね。( ^ ^ ;
うはは。
今度トラブルのはいつだろう。o(^ ^ )o o( ^ ^)o

>    たとえば 野の花 を見て
>    「うわーっ これ いったい どうなってんの?
>    よく 出来てるなー」
>    と びっくりするみたいに
>
>    自分の からだ を見て
>    「うわーっ これ いったい どうなってんの?
>    よく 出来てるなー」
>    と びっくり できたら
>    いいな

このまんまじゃないと思うけど。

「からだを感じる愉しさ」って、イワタさんが上で書いてるのに、と
っても似てると思う。

病気になってから、痛みが出てから、慌てて感じ直すんでもいいけれ
ど。
そゆ時は、どうしても痛みや不具合から、焦点が外れにくい感じがす
る。

感じる は、いつだって新鮮。
そこにはいろんな感覚があるし。
気持ちよさは、もちろん気持ちいい。
それだけじゃなくて、痛みやツッパリ感、にぶさや重さ。
それも発見だし、「へぇ〜」っていう驚きで、愉しい。

>    無理に そう 思うんじゃなくて
>    気がついたら そう 思ってたら いいな

うん。
痛みや病気がやってきた時、「へぇ〜」って眺めるように、愉しめた
らいいね。
.
タイトル: さき 烏賊
名 前 : 烏賊 Mail
日 時 : 2001/07/18 15:
>「うわーっ これ いったい どうなってんの?
>   よく 出来てるなー」
>   と びっくり できたら
>   いいな
・このことに関してはしょっちゅう感心すること然り、
 
 人には諭すように
”大事に使えば一生使えるのだから・・・”と言うと
???を頭に浮かべつつも納得してくれますね。
 
 でも自分はと言うと、なんだかんだと夜更かししたり、
いけないなと思いつつつき合いで夜遅くにラーメン食べたり・・・

 詐欺師の面目躍如!と言ったところですね。

しかし、神か自然か、素晴らしい。感謝・感謝
.
タイトル: Re:今朝 急に 思いついたこと
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/19 11:
プルさん>
>気持ちよさは、もちろん気持ちいい。
>それだけじゃなくて、痛みやツッパリ感、にぶさや重さ。
>それも発見だし、「へぇ〜」っていう驚きで、愉しい。

   おお。
   達人の コトバ。

   「痛み」「ツッパリ感」「にぶさ」「重さ」
   も 疎外せず、しっかり 味わってしまう ・・・


>痛みや病気がやってきた時、「へぇ〜」って眺めるように、愉しめたらいいね。

    ちょっと 別のハナシ に
    なってしまうかもしれませんが。


     「曇り空」って
     <どんよりした>とか
     <憂鬱な>とか、
     形容されたりしますけれど・・・・

     でも、よっく 見ると、
     意外に 灰色のグラデーションが
     キレイ。

     明るい 銀灰色 から、
     重い 暗黒色 まで 
     色が 入り混じっていて。

     青一色の「晴れた空」とは
     また 違う美しさ が ありますよね。
.
タイトル: Re:さき 烏賊
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/19 12:
烏賊さん>
>でも自分はと言うと、なんだかんだと夜更かししたり、
>いけないなと思いつつつき合いで夜遅くにラーメン食べたり・・・

    あっ、自分も 深夜にバカ食いしちゃいました。
    やっぱり ストレス なんでしょうか?

    そういえば、
    サッカーの監督の、アーセン・ベンゲルは、
    英国のクラブに就任した際、
    まず 選手たちに つぎのことを指示したそうです。

    「風呂あがりに、冷たいビールを飲んではいけない」(^^;;;

    いや、たったそれだけのことで、
    選手のコンディションは ずいぶん 改善されたそうです。
    なんか、嘘みたいな ハナシ ですけど。(^^;;;
.
タイトル: ぬるいビール
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/22 00:
ラーメンとかが 頭の中にも 実際にも そこにあるから いきなり
深夜に食べたくなったりするんですよね。
冷やしたビールも同じですね。

ぬるいビールしかない文化だったら、どうなんだろう。
いつ、どいう時に 飲みたくなるんだろう。

                 少なくとも 風呂上りじゃあ
                 ないような気がする。

時代が 中世だったら ビールも樽から汲んで飲んでたんだろうし、
合戦の前日に ぬるいビールをがぶ飲みしても 兵隊がコンディション
を崩したりとか しなかったということかあ。


とまあ、そこまで 時代を遡らなくても 冷蔵庫が出回るまでは
夏は ぬるいビ−ルしか なかったはずだし。
ドイツでは 今でも常温12〜13度くらいで 飲むらしいし。

パソコンゲームが ない時代、 「ああ、パソコンゲームがしたいっ」
なんて、思いつきもしないもんね。

「 欲 」 の対象物 は いつも、「 既に 」用意されていて、
どれかを 選ぶような形で 満たされる。


いっぺん味わった事があって、それを 憶えていて、
その快感の再現を「 望む 」のが 「欲望」ってもんです。


                  「あの素晴らしい愛をもう一度」
                  って 歌がありましたよね〜。

                  なに? 古いって?


でも 冷たいもの飲まないようにするだけで、体調が全然違う ってのは
ウソじゃないですよ。(一ヶ月くらいやってみれば わかります。)
.
タイトル: Re:ぬるいビール
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/23 11:
    あっ まるさん、復活?

まるさん>
>ラーメンとかが 頭の中にも 実際にも そこにあるから いきなり
>深夜に食べたくなったりするんですよね。
>冷やしたビールも同じですね。

   ビールのコマーシャルって
   ほんっとに よく 出来てますし・・・


>とまあ、そこまで 時代を遡らなくても 冷蔵庫が出回るまでは
>夏は ぬるいビ−ルしか なかったはずだし。
>ドイツでは 今でも常温12〜13度くらいで 飲むらしいし。

   あ、そのほうが 麦の味が よく分かる のかも?

   「アイスコーヒー」も、そもそもは 邪道だったですものね。

   「冷えたビールが 美味しい」ってのも、
   ひとつの 刷り込み なのかなあ ・・・


>「 欲 」 の対象物 は いつも、「 既に 」用意されていて、
>どれかを 選ぶような形で 満たされる。
>
>いっぺん味わった事があって、それを 憶えていて、
>その快感の再現を「 望む 」のが 「欲望」ってもんです。

   「欲望」を 最大限に引き出すのが、
    なんか 社会的に 是 となってしまっているような・・・


>でも 冷たいもの飲まないようにするだけで、体調が全然違う ってのは
>ウソじゃないですよ。(一ヶ月くらいやってみれば わかります。)

   常温ビール、ためしてみます。
   でも、ビールの質が はっきり分かっちゃいそうですね。

             発泡酒は どうかなー? (^^;;;
.
タイトル: Re:ぬるいビール
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/23 22:
>     あっ まるさん、復活?

なんとか。 (^^)


イワタ>
>   ビールのコマーシャルって
>   ほんっとに よく 出来てますし・・・


    医薬業界、医療機器業界、医療業界と ウラでつるんでる
    んじゃないか、ってくらい おおいに 病人作りに貢献しています。 (^^;

    クーラーと 冷蔵庫がなければ、病人が半減するんだろうな。

              食品に混ぜ込む防腐剤は増えるでしょうけど。



>   あ、そのほうが 麦の味が よく分かる のかも?

              でも、日本製やアメリカ製のビールは
              冷やすのを前提に、味の調整がなされている
              のだろうとは 思います。


>  「アイスコーヒー」も、そもそもは 邪道だったですものね。

              あれは 邪道ですね。はっきり。
              ぼく、アイスティー作りの名人ですけど。(^^;



>   「冷えたビールが 美味しい」ってのも、
>    ひとつの 刷り込み なのかなあ ・・・

>   常温ビール、ためしてみます。
>   でも、ビールの質が はっきり分かっちゃいそうですね。


               常温で飲んでいる酒豪をひとり、知っていますが、

              「慣れたら 同じ」 だそうです。  (^^;



夏の「冷たいもの」 って、 キモチいい か ワルイか・・・・ で行くと
難しい問題ですね。

「 喉 」には、 とっても キモチいい し。
.
タイトル: Re:ぬるいビール
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/24 11:
>クーラーと 冷蔵庫がなければ、病人が半減するんだろうな。

   は、半減!
   そこまで 影響は 大きいんですか・・・?

     電機メーカが 電気製品を ばらまき、
     結果 増えた病人を相手に 医療産業が利益をあげ。

     (イッタイ 最終的ニハ 誰ノ 利益ニ ナルノヤラ)


>常温で飲んでいる酒豪をひとり、知っていますが、
>「慣れたら 同じ」 だそうです。  (^^;

   発泡酒、常温で飲んでみました。

   冷蔵庫で冷えてるのを わざわざ 常温にして 実験。
   かなり アホです ・・・ (^^;;

   結果。

   お、おいしくなーい!
   
   いや、もう びっくりするくらい 美味しくないんですよ。


>でも、日本製やアメリカ製のビールは
>冷やすのを前提に、味の調整がなされている
>のだろうとは 思います。

   むむぅ。
   奴ら ≪って誰?(^^;;;≫ は そんなこと してますか。

   今度は、イギリス とか ドイツ のビールで
   実験してみます。


> 夏の「冷たいもの」 って、 キモチいい か ワルイか・・・・ で行くと
> 難しい問題ですね。
>
> 「 喉 」には、 とっても キモチいい し。

   いろんな場面で「選択権」がある といいなあ
   と思いました。

   ◆酒屋さんに 常温のビールが 置いてある とか。
   (缶のパック のは 今でもありますけど)

       実際問題、かんたんではなさそうですが。
   
   ◆飲食店で、最初に出してくれる水を、
  「冷たい水がいいですか 冷えてない水がいいですか」
   と尋ねてくれたり。

      これも むずかしいかなあ。

      せめて 氷を入れるか 入れないか
      選ばせてくれる とか。

         先日、ハンバーガー屋さんで、
         フレッシュジュースを頼んだら、
         「氷は お入れしますか?」と
         尋ねてくれて、
         これは 嬉しかったです。
.
タイトル: Re:ぬるいビール
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/25 18:
> >クーラーと 冷蔵庫がなければ、病人が半減するんだろうな。
>
>    は、半減!
>    そこまで 影響は 大きいんですか・・・?
>
>      電機メーカが 電気製品を ばらまき、
>      結果 増えた病人を相手に 医療産業が利益をあげ。


    栄養障害やら、過酷な肉体労働やら、寒冷の直撃というような
    原因で からだが弱るような状況は 西洋文明のお陰で 少なく
    なっているわけですけど、

    今は 逆に 《快適》を追及した結果としての《生命力の低下》
    現象が起こっているように思えます。

              <追究>すると やりすぎちゃうんですね。

    《快適》は 追い求めるもの ではないんじゃあないかなぁ。

                    <快>は、やはり、出会いのもの
                    っていう 感じがします。



    <暑さ> を、味わっていると 汗が出てくるのが 感じられます。

    そのまま 味わっていると、 汗の 乾かない不快 が 感じられ
    て来ますよね。

    そこで、窓を開けるなり 居場所を移動するなり という
    日陰や、風の動くところへ向かっての <動>きが 生じます。



    すると、汗がかわく という、感覚が味わえる。

    これが <涼しさ> です。

    そっと 歩いたりしても 涼しい。

    歩くと、自分の周りに 風を起こしますから。


    暑いからって、すぐにクーラーのスイッチを入れるんじゃなくて
    試しに 自分の <かわ> を 感じてみてください。

    「涼しい」 という 既にそこにあった《快感》 を 味わえます。


                    ぼ、僕だけかな・・・・ (^^;




>    発泡酒、常温で飲んでみました。
>    冷蔵庫で冷えてるのを わざわざ 常温にして 実験。
>    かなり アホです ・・・ (^^;;
>    結果。
>    お、おいしくなーい!
>    
>    いや、もう びっくりするくらい 美味しくないんですよ。


      うはははは。 (^^;



> >でも、日本製やアメリカ製のビールは
> >冷やすのを前提に、味の調整がなされている
> >のだろうとは 思います。
>
>    むむぅ。
>    奴ら ≪って誰?(^^;;;≫ は そんなこと してますか。


      別に、《誰》っていうわけでも ないんでしょうけど。



>    今度は、イギリス とか ドイツ のビールで
>    実験してみます。


      ぜひっ。
.
タイトル: Re:ぬるいビール
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/25 18:
《快》を追い求めると やりすぎちゃう。 というテーマは
この、冷蔵庫・クーラー問答に ぴったりだな。


いきなり 《快》 を求めるのは、やっぱり [そうたい]的じゃない。


どうしても まずは、《不快》ありき。 だと、思います。


「不快」を味わうと からだの内側から「逃げる」動きが出てきて、
「逃げるのは その方向で正しいですよ」というサインが、《快》である。
あるいは、「そこに 留まってていいですよ」という、サインが《快》
である。

     ・・と、そういう 感じが強いんですよね。僕の場合。


     あくまで 《快》は、副産物であるというか、
     結果として受け取るものである・・・というか。



で、結果を求めるのは「欲望」ですね。 単なる 「欲」じゃなくて。

     翁(橋本)先生の言う 「ヨクバル」ていうのは、この
     欲望の <望> のところなのかもしれないな、とか。


操体は これまで 快感覚 ばかりを強調しすぎてきたきらいがあって、
なんか、「最終目的」のような感じに なってしまっている。


     目標追求型の ヨクバリ根性 が、 がんばり根性を
     生んで、自ら からだを傷めつけているんだとすれば、
     「快感覚の追究」ってのも、一歩間違えると 同じ穴のムジナ。 (^^;


     <快> ってのは、 上手に逃げられたことに対する
     「ご褒美」というか、「おまけ」くらいの感じで捉えた方が
     肩の力が抜けて かえって わかりやすくなるんじゃないかな。
.
タイトル: 快・不快
名 前 : 烏賊 Mail
日 時 : 2001/07/25 20:
暑中お見舞い申し上げます
暑い日が続きますが、如何お過ごしでしょうか

快と言う観点からすれば1年中同じ気温で過ごすようにすることは
その内出来るようになるでしょうね。

でも、暑いからこそ冷えたビールや、冷えた西瓜が美味しいのも
事実ですよね。
寒い部屋で、シロクマ(かき氷り)を食べてもつらいだけだし。

快・不快も塞翁が馬のように巡っているので、
絶対的な快は無いかな?
絶対的な不快は有るような???

気持ちいい状態も長く続けば、分からなくなる
気持ち悪い状態も長く続けば、何とかごまかして我慢してしまう。

体は使っていると歪みやすいから、体を伸ばしてやると気持ちが良い
その状態が続かないのは2足歩行と重力の影響を受ける悲しさ
なんでしょうか?
.
タイトル: まずは 《不快》ありき
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/27 11:
まるさん>
>どうしても まずは、《不快》ありき。 だと、思います

   この一言に、もういろんなニュアンスが
   ぜんぶ入ってるような気が・・・・

   「まずは 《不快》ありき」って、
    操体の 新刊のタイトル として いかがでしょう?

      でも、ちょっとショッキングかしら? (^^;;
.
タイトル: 声とのど
名 前 : kaw Mail
日 時 : 2001/07/28 12:
こんにちは。

その後のご報告など。

声をききながら話すと、軸がぶれない感じかします。
普段、気持ちと言葉と声と身体がどこかバラバラな感じがしているので(焦っているときなど)
自分で話していても楽ですよ。

しかし慣れてくると、いつものパターンにいつの間にか戻るのですね。

そうそう、以前ボイストレーニングの先生が
「冷たい飲み物などはのどを冷やすからだめ。だけど、氷を口に含んで、飴みたいになめるの
ならいい。口の中で温かくなった水がのどを通るから」
と言っておりました。

そんなことやってられるか、とそのころは思いましたが。

今年は節約のため、お湯をわかして麦茶つくる、すぐ飲む、すぐなくなる、また沸かすという
くり返しで冷たい飲み物をほとんど飲んでないです。
慣れるものですね。こういうのって。
.
タイトル: Re:まずは 《不快》ありき
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/28 19:
イワタ>
>「まずは 《不快》ありき」って、
>操体の 新刊のタイトル として いかがでしょう?
>でも、ちょっとショッキングかしら? (^^;;


   はは。 かなり、ショッキング。  (^o^)

   ある意味、人類というのは ひたすらに 快 を
   追究しつづけてきたんですよね。

   誰に 指摘されるまでもなく、説明されるでもなく。

   近づき(とどまり)たい感覚 を 快 と呼んでいる以上、
   そういうことなのですね。


   快の追求 の、挙句の果てが 今のこの世界だ。
   という 言い方も出来ると思います。


イバルな ヨクバルな ガンバルな と 翁先生のコトバを引用
した文章を よく見ます( 「絵で見る操体」にも書いてあったりする (^^; )
が、実は ヨクバルもイバルもガンバルも、《快》がらみ。

イバル は、そのまま、威張る快感 だし、ヨクバルもガンバルも
よく見ると 《快》を 目指しています。



だからこそ 「原始感覚」の快 という言い方にならざるを得ない。

              《なんでもありの》快 というと、
              そんなものは 何千年もの間、皆が追求し
              続けて来ているし。

              個々の《快》の競合 こそが、「争い」の種だし。

              快の追求 に 頑張りすぎて からだ壊したり。(^^;


だだ 治療の場ではともかく、 日常生活の中では 「原始感覚」とか
言われても よくわからない。というのが おおかたのひとのホンネでは
ないでしょうか。


脳内麻薬が どばーっ と噴出しているような「快」状態が
めちゃハードな生活を 突き抜けていくようなパワー や、
難病を治してしまう治癒力 をもたらすだろうことは
これは ありうることだとは 思いますが、これは 日常生活 とは
なじまない。

そういうものを求めているのであれば 宗教的狂信の世界 のほうが
てっとり早いはずです。

超人をめざすのなら、「マにあえばいい」なんて言っている操体では
ぜんぜんだめでしょう。きっと。


ですから  快を追求せよ から入ると、もともと 誰でもが知っている
《なんでもあり の 快追求》とか《脳内麻薬の世界》に 戻ってしまい
やすいような 気がしてるわけです。



      《不快》を 感じ取る事 から 逃げない事。


そこに もうひとつの 原始感覚生活への入り口 があると 思っています。
.
タイトル: Re:快・不快
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/28 19:
> 暑中お見舞い申し上げます
> 暑い日が続きますが、如何お過ごしでしょうか

蝉さんたちは めちゃ 元気です。 (^^;


烏賊>
> 快・不快も塞翁が馬のように巡っているので、
> 絶対的な快は無いかな?
> 絶対的な不快は有るような???

   ううむ。するどい。

   快も不快も 塞翁が馬。


絶対的な快も、絶対的な不快も、「日常生活の中」には
ないような気がします。


翁先生も  よく つぶやいてましたよ。


    「瞬間瞬間 変わるんだ・・」 て。
.
タイトル: Re:声とのど
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/07/29 23:
> 声をききながら話すと、軸がぶれない感じかします。
> 普段、気持ちと言葉と声と身体がどこかバラバラな感じがしているので(焦っているときなど)
> 自分で話していても楽ですよ。


なるほど。 < 軸がぶれない > ですか。

   kawさん、独特の表現ですねえ。



> しかし慣れてくると、いつものパターンにいつの間にか戻るのですね。

   そうなんですよ。 (^^;  何故か。
.
タイトル: <パターン> の問題
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/30 11:
> > しかし慣れてくると、いつものパターンにいつの間にか戻るのですね。
>
>    そうなんですよ。 (^^;  何故か。

      なんで でしょう? ホントに。

      腕の良いヒトに カラダを整えてもらっても、
      遅かれ早かれ、元に戻ってしまうのは なぜ?

      なぜ パターンは 戻ってくるのかしら?
      パターンって 何?
      いったい パターンは どこから
      やってくるのでしょうか?

            家庭環境?
            職場環境?
            自分の食べてるモノ?
            普段の姿勢?
            普段 思っていること?

      なんか これら全てが、
      (あるいは もっと他の要因も含め)
      複雑に 絡み合っているような 気がしているのですが。・・・
.
タイトル: Re:まずは 《不快》ありき
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/30 11:
まるさん>
>だからこそ 「原始感覚」の快 という言い方にならざるを得ない。

   まるさんの云う ≪「原始感覚」の快≫って、
   「後味の良い快」
   っていう 言い方じゃ ダメ ですか?

   その瞬間にスグ気持ちいいんじゃなくて、
   しばらくたって、いい感じになってくる。(後味の良い快感)

      この反対が、急に気持ちよくなって、
      だけど、後から、なんとなくイヤ〜な感じがしてくる。
      (後味の悪い快感)

   夏の冷たさ問題でも、
   「クーラーは、瞬間きもちいい。けど、何時間かしたら、気持ちよくない」とか。
   「コーラは、瞬間きもちいい。けど、後味がよくない」とか。


「あとあじ」で 判断してもらったら、
わりかし いいような気が するのですが・・・・
.
タイトル: Re:声とのど
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/07/30 11:
> そうそう、以前ボイストレーニングの先生が
> 「冷たい飲み物などはのどを冷やすからだめ。だけど、氷を口に含んで、飴みたいになめるの
> ならいい。口の中で温かくなった水がのどを通るから」
> と言っておりました。
>
> そんなことやってられるか、とそのころは思いましたが。

   (^^)これ、分かるっス。
    今、このとおりのこと、実験してますけど、
    正味なハナシ、ちょっとカッコわるい と思いますですよ。
    「好きなように 飲み食いするんでいっ!」って
    態度のほうが、確かに、カッコいいです。

    そういう タイプの「健康」も あっていいような・・・
.
タイトル: Re:<パターン> の問題
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/05 10:
> > > しかし慣れてくると、いつものパターンにいつの間にか戻るのですね。
> >
> >    そうなんですよ。 (^^;  何故か。
>
>       なんで でしょう? ホントに。
>
>       腕の良いヒトに カラダを整えてもらっても、
>       遅かれ早かれ、元に戻ってしまうのは なぜ?
>
>       なぜ パターンは 戻ってくるのかしら?
>       パターンって 何?
>       いったい パターンは どこから
>       やってくるのでしょうか?
>
>             家庭環境?
>             職場環境?
>             自分の食べてるモノ?
>             普段の姿勢?
>             普段 思っていること?
>
>       なんか これら全てが、
>       (あるいは もっと他の要因も含め)
>       複雑に 絡み合っているような 気がしているのですが。・・・



動物は 「本能」というパターンを持っていますが、一定の環境(パターン)
の中で生活している限り このプログラム(パターン)に まかせておけば
いいように見えますね。

そういう意味では、人間の場合は あまり パターンらしくない。

動物の本能のパターン性 を見ていると、
人間は 本能をもっていないんじゃないか、って思えるほど
自由度が高いというか、出来損なっているというか・・
とにかく、なんでもあり。 (^^;


でも よく見ると やっぱり パターン がある。
これって、 カスタマイズ性の非常に高い本能(行動プログラム)
なんだろうか?



イワタさんの書いてくれた パターンを作る要因リスト は、
操体の 息食動想 環境  を、思い出させます。

物事への反応の仕方 なんかも、<パターン>になってますよね。

これらが 複雑に 絡み合っているのは確かなんだろうけど、
分析しきれるほど、単純そうでもないし。


複数の人間が 一定のパターンを共有しているとき、これを <文化> って、
呼んでいるんじゃないか って、今 思いました。

                そして 個々人にとっては 文化 自体が
                <環境>でもある。

家の文化があり、地域の文化があり、民族の文化があり、国の文化があり・・・

その中に 生れ落ちて、その中で パターンそのものを 食べ、
パターンを呼吸して 育っていく。

文化と文化に交流がある限り パターンとパターンとは ぶつかり合って
つぶしあったり しながらも、結果としては お互いに影響を与え合い
ながら 形を変えていく。



そうやって みると、個々人の持つパターンというのは 「精神」とか
「わたし」とか言われているものの事 なのではないかと 思えてきたりします。


となると 「頑固」なのも むべなるかな。


                 特に 一神教に育まれた文化の 固いこと。
                            (それに 強い!)
.
タイトル: Re:<パターン> の問題
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/06 20:
>家の文化があり、地域の文化があり、民族の文化があり、国の文化があり・・・

>その中に 生れ落ちて、その中で パターンそのものを 食べ、
>パターンを呼吸して 育っていく。

>文化と文化に交流がある限り パターンとパターンとは ぶつかり合って
>つぶしあったり しながらも、結果としては お互いに影響を与え合い
>ながら 形を変えていく。


>そうやって みると、個々人の持つパターンというのは 「精神」とか
>「わたし」とか言われているものの事 なのではないかと 思えてきたりします。


   まるさんの書き込みを 読みながら、
   ここで云われている 「パターン」 って、
   まるで 「いきもの」 みたい!
   と 思いました ですよ。

   もしくは、
   ここで云われている「文化」って、
   まるで 「からだ」 みたい! と。

   「パターン」===>「からだ」===>「文化」は、
   境目なしに (シームレスに) つながっている ?

      パターン というと、振り付けみたいだけど・・・・
      からだ というと、たんぱく質や血液の塊みたいだけど・・・・
      文化 というと、なんだか目に見えない抽象物みたいだけど・・・

   きっと どっかで つながってて、
   きっと さかいめ なんて なくて
   きっと どっかを つまめば 
   まるごと ぜんぶ いっしょに でてきちゃう (^^)

              ホントカナ?
              科学者が聴いてたら おこられそう。
              (^^;;;
.
タイトル: Re:<パターン> の問題
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/07 20:
>  「パターン」===>「からだ」===>「文化」は
> 境目なしに (シームレスに) つながっている ?
>
>     パターン というと、振り付けみたいだけど・・・・
>     からだ というと、たんぱく質や血液の塊みたいだけど・・・・
>     文化 というと、なんだか目に見えない抽象物みたいだけど・・・
>
>   きっと どっかで つながってて、
>   きっと さかいめ なんて なくて
>   きっと どっかを つまめば
>   まるごと ぜんぶ いっしょに でてきちゃう (^^)
>
>              ホントカナ?
>              科学者が聴いてたら おこられそう。
>              (^^;;;


ホントです。   たぶん (^^;


<本能>という 生物のOSともいえる 強固なプログラムパターンが
なぜか 人間の場合、<ゆるやか> みたいです。

動物だったら その生活環境に応じた<本能>は 実によく出来て
いる(OSに例えると MAC かな)のですが、パターン化し
ているがゆえに 別の環境に持っていくと うまく通用しなかっ
たりする。


人間の本能は ゆるやか な分、弱いところがあって まるで
MS-DOS や、DR−DOS みたいな シンプル極まりない
貧相なOSを連想させられてしまいます。

それを 補っているのが イメージ能力や 言語能力・・具体的には
伝統や慣習や宗教だったりするんだろうと思うんですが

そういうプログラム(アプリケーション)を 自分たちで書いたり、
先人の書いたプログラムを 時代に合わせてヴァージョンアップしたり
住んでいる場所に応じて カスタマイズしたりして 補強しながら
うまく <ネットワーク=共同体> を組まなければ 生きていけない。


そのかわり それが上手くいくと どこででも生活できるというか。
いろいろな環境に 適応できちゃうというか。


だから 人間に関しては 《純粋なからだ》というものは[ない]??? (^^;
.
タイトル: Re:<パターン> の問題
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/08 11:
まるさん>
> 人間の本能は ゆるやか な分、弱いところがあって まるで
> MS-DOS や、DR−DOS みたいな シンプル極まりない
> 貧相なOSを連想させられてしまいます。
>
> それを 補っているのが イメージ能力や 言語能力・・具体的には
> 伝統や慣習や宗教だったりするんだろうと思うんですが
>
> そういうプログラム(アプリケーション)を 自分たちで書いたり、
> 先人の書いたプログラムを 時代に合わせてヴァージョンアップしたり
> 住んでいる場所に応じて カスタマイズしたりして 補強しながら
> うまく <ネットワーク=共同体> を組まなければ 生きていけない。


   「プログラム」が、ハードディスクに、いーっぱい搭載されてるような気がします。

          国 の「プログラム」だったり、
          地域 の「プログラム」だったり、
          職場 の「プログラム」だったり、
          家族 の「プログラム」だったり、
          人対人 の「プログラム」だったり、
          自分の中 での「プログラム」だったり、

   そして、それらを 自分で 自覚していれば まだしも、
   プログラムが 動いていること自体に気づいていなかったり・・・


> そのかわり それが上手くいくと どこででも生活できるというか。
> いろいろな環境に 適応できちゃうというか。

   反対に、上手くいかないと (^^;;;
   「プログラム」たちが 干渉して 誤動作したり、
   メモリの取り合いをしたり、
   あげくにフリーズしてみたり・・・


> だから 人間に関しては 《純粋なからだ》というものは[ない]??? (^^;

   なるほど・・・・
   
   実際のPCみたいに、
   ハードディスクを いったん 純粋に(まっさらに)して、   「プログラム」の書換え が できればいいんですけど・・・

   人間の場合、スイッチって どこなんでしょ? (^^ ;;;


まるさんが かつて、書いていらっしゃった、
以下の くだり がヒントになりそうな・・・・
↓ちょっと、長い引用に なってしまって ゴメンナサイ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

まるさん 40番の書き込みより>
>足指をつかんでのからだゆらし をされていると 集中が保てなくなってきます。
>揺れ というのは 全身を一気に巻き込みます。
>「全体を 同時に感じる」というのは ものすごいことで、一点に集中できなく
なる。

><ゆらし> のあと 感覚の洪水の中で しばらく全身を味わっていると 
>手足が変な方向にねじ曲がったり
>体が びた〜っと 床にはりついたり、
>逆に 軽くなって 浮いていたり( 感覚としてですよ。(^^; )
>頭の方向に すごい力で引っ張られて 持っていかれそうになったり、
>場合によっては からだが なくなってしまったり。
>自分と回りの空間との 境目が わからなくなったり するようなことが
>よくありますよね。

>これこそ [いつものイメージ = いつもの体の緊張パターン] が保持できない 
>状態なんだろうと 思います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

      これって、人間の「ハードディスクの初期化」???
.
タイトル: Re:<パターン> の問題
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/08 18:
>    「プログラム」が、ハードディスクに、いーっぱい搭載されてるような気がします。
>
>           国 の「プログラム」だったり、
>           地域 の「プログラム」だったり、
>           職場 の「プログラム」だったり、
>           家族 の「プログラム」だったり、
>           人対人 の「プログラム」だったり、
>           自分の中 での「プログラム」だったり、
>
>    そして、それらを 自分で 自覚していれば まだしも、
>    プログラムが 動いていること自体に気づいていなかったり・・・


    うはは。 すげ。   (^^;

    これらのプログラムの動き が、 《ワタシ》と呼ばれているの
    だとしたら、これらのプログラムが動いている限りは
   《ワタシ》はそれに 気がつきようがないですねえ。



     国や地域や家族や なんやかやのプログラムは ネットワーク経由で
    「共有」されているので それこそ知らないうちに 動いていたりしますし。

    それだけじゃなくて、 ネットワークを通じて(知覚や、言語や、イメージ)
    知らないうちに 勝手に ワケワカメなプログラムが インストールされて
    たりも します。




>    反対に、上手くいかないと (^^;;;
>    「プログラム」たちが 干渉して 誤動作したり、
>    メモリの取り合いをしたり、
>    あげくにフリーズしてみたり・・・


    ちゃんと、BIOSレベルの警報装置はついてるんですけどね。

    「痛み」 とか。 「不快」とか。  (^^)




> > だから 人間に関しては 《純粋なからだ》というものは[ない]??? (^^;
>
>    なるほど・・・・
>    
>    実際のPCみたいに、
>    ハードディスクを いったん 純粋に(まっさらに)して、
>   「プログラム」の書換え が できればいいんですけど・・・
>
>    人間の場合、スイッチって どこなんでしょ? (^^ ;;;


   
   となると、《誰》が、 インストールしたり、書き直したり、するんでしょう。

   ホントに初期化しちゃえば もう そこには《ワタシ》は、いないわけだし・・・・





> 40番の書き込みより>

> >これこそ [いつものイメージ = いつもの体の緊張パターン] が保持できない 
> >状態なんだろうと 思います。
>
>       これって、人間の「ハードディスクの初期化」???


     まあ、 メモリをクリア出来た・・程度の状態なんじゃ ないっしょか。 (^^;


     なんか 起こったら、 ハード(PC本体)に 組み込まれている
     バイオス(BIOS)に任せちゃって いいんですよ・・・というのが、操体法。

     アプリケーションを使って、他のアプリケーションプログラムを
     何とかしようとガンバルと、大失敗する事が多いんだけど、


                 アプリケーションや、OSは 自分自身の働きが正しい
                 のかどうか、プログラムが正しいのか間違っているのか
                 どうかを  自分自身の外に出てチェックする事は 出来
                 ないわけだし。


     機械(BIOS=原始感覚)に 任せておけば 大体の事は なんとかして
     くれるよ・・・という感じかな。
.
タイトル: Re:<パターン> の問題
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/09 13:
まるさん>
>これらのプログラムの動き が、 《ワタシ》と呼ばれているの
>だとしたら、これらのプログラムが動いている限りは
>《ワタシ》はそれに 気がつきようがないですねえ。

>アプリケーションや、OSは 自分自身の働きが正しいのか どうか、
>プログラムが正しいのか間違っているのか どうかを
>自分自身の外に出てチェックする事は 出来ないわけだし。

    うーん、《ワタシ》って、難物・・・
    生まれてから、ずーっと付き合ってるはずの奴 なのに、
    なおかつ、いちばん 気心の知れないヒト みたいな。


ところで、まるさんは、
《ワタシ》 って 二重カッコで くくってますね?
これが 気になって、なんだか 考えさせられたのです。

===================================================
《ワタシ》っていう、切り取り方(考え方、概念)は、
近代に特有のものかもしれない、と思ったり。
===================================================

   少なくとも、中世とかでは、
   現代と おなじ意味での 《ワタシ》 は 無かったような・・・
   古代まで遡れば、また 全然 異なる切り取り方をしていたような気がします。
   (女のヒトに きちんとした名前がない時代があった、とか)

       とわいえ、実際 それらの時代にいたわけではない
       ので、(^^;;
       よくは 分からないのですが。

===================================================
そして、話 飛んで 恐縮ですが、
以前、ここで出てた 多重人格の話。
===================================================

   ある人格では、目が悪くて「近視」なのに、
   べつの人格では、「ふつうの視力」とか。(#523)

       これ、アタマで考えても まったく ワケワカメ(^^;;

   で、この多重人格の話、
   どうも さっきの 《ワタシ》を巡る話と
   関係あるような 気がするんです。
   
   ええと、つまりですね・・・・

===================================================
多重人格の話は、なにも特殊なものでなく、
コントロール不能 で 境界がはっきりしてない何かを
抱えているのが、本来の人間の姿。
ただ、それでは集団生活に不便なので、
文明は、《ワタシ》という 境界を用意するようになった
===================================================

   ・・・なんて 思ってしまうんです。
   そして さらに・・・

===================================================
近代以降、その傾向は いっそう強くなり、
人間は《ワタシ》の中に 強固に囲い込まれることになった
===================================================

   そういえば、むかし世界史の授業で、
   「囲い込み運動」って 教わったような。

       イギリスの農業 を変えてしまった といわれる 出来事。
       共有耕地を 囲い込んで、私有地としちゃう。
       16世紀に 一回目のブームが起こり、
       18世紀に二回目のブームが起こったそうです。
            
                ↑教科書から丸写し(^^;;;

   これを 象徴的に 読むとすれば、
   「物理的空間」としての 農地 が囲い込まれる 流れ と同時に、
   「精神的空間」としての 自己 が囲い込まれる 流れ も発生した・・・と。

          うわ、偉ソウナ言イ方シテシマッテ、
          ゴメンナサイ。

===================================================
そういった、ヨーロッパに端を発する 近代の大きな流れ が
めぐりめぐって、この極東の島(日本)に押し寄せ、
結果として、そこに住む人々の カラダ に、影響を与えている・・・
===================================================

   そんなシナリオが漠然と浮かぶのですが・・・・
   (ここまで 長い文章 読んでくださって ありがとうございます)

       うーん、どうなんでしょう?
       まるさん 訂正おねがいいたします(^^;;


   それにしても 純粋な 操体と
   まるで関係ないこと 書いてますね(冷汗) → <<ワタシ>>
.
タイトル: Re:<パターン> の問題
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/09 22:
> ===================================================
> 《ワタシ》っていう、切り取り方(考え方、概念)は、
> 近代に特有のものかもしれない、と思ったり。
> ===================================================
>
>    少なくとも、中世とかでは、
>    現代と おなじ意味での 《ワタシ》 は 無かったような・・・



           たぶん・・・。



>    古代まで遡れば、また 全然 異なる切り取り方をしていたような気がします。
>    (女のヒトに きちんとした名前がない時代があった、とか)
>
>        とわいえ、実際 それらの時代にいたわけではない
>        ので、(^^;;
>        よくは 分からないのですが。


  昔の事は 推測するしかないんですけど
  推測の元になる材料 は、「いまの時代の感性」だったりする
  ので もう ほとんど空想の世界?

  でも 違った感覚だったんだろうな。

  名前を知る というのは そのひと の、呪術的な把握 だったらしいし。


                      名前 とは、呪(しゅ)よ。 



> ===================================================
> 多重人格の話は、なにも特殊なものでなく、
> コントロール不能 で 境界がはっきりしてない何かを
> 抱えているのが、本来の人間の姿。
> ただ、それでは集団生活に不便なので、
> 文明は、《ワタシ》という 境界を用意するようになった
> ===================================================
>
>    ・・・なんて 思ってしまうんです。
>    そして さらに・・・
>
> ===================================================
> 近代以降、その傾向は いっそう強くなり、
> 人間は《ワタシ》の中に 強固に囲い込まれることになった
> ===================================================
>
>    そういえば、むかし世界史の授業で、
>    「囲い込み運動」って 教わったような。
>
>        イギリスの農業 を変えてしまった といわれる 出来事。
>        共有耕地を 囲い込んで、私有地としちゃう。
>        16世紀に 一回目のブームが起こり、
>        18世紀に二回目のブームが起こったそうです。
>             
>                 ↑教科書から丸写し(^^;;;
>
>    これを 象徴的に 読むとすれば、
>    「物理的空間」としての 農地 が囲い込まれる 流れ と同時に、
>    「精神的空間」としての 自己 が囲い込まれる 流れ も発生した・・・と。




  そうなんすよね。

  農地の囲い込み と、 近代的な自我のイメージ の成立とは 平行している
  んじゃないかって 思います。

  世界像(イメージ)が 変わると、その世界の中にいる ワタシという存在の
  イメージも 当然、変わりますよね。

  中世、ヨーロッパを支配していたローマ教会は キリスト教には違いないん
  ですけど 呪術的な世界像 や 共同体(教会)という概念を しっかりと
  残していました。

                  天地人は 教会を<軸>に しっかり
                  結合していたんではないかな。


  近代的なワタシのイメージ が形をなしてくる過程で、やはり、天才カルヴァンの
  キリスト教の原理回帰運動=プロテスタンティズム が決定的な影響を
  与えたんじゃあないか、って 思います。

  全知全能のウルトラスーパー唯一神 と、
  ゴミと変わらない とるにたらないちっぽけな バラバラの《個人》
  というものを 仲介者(教会、聖職者)なしに 直面させてしまう
  という ものすごい世界観革命を 起こしてしまったわけですから。


                  「近代科学的世界像」の成立も ぴったりと
                   これに足並みを揃えているようです。


  王も貴族も商人も農奴 もみんなどんぐりの背比べ になってしまって
  神のまえには、みんなおんなじドングリさ。という 「人権」概念 とか、
 「私的所有権」とか  そいう 革命的な考えが タケノコのように出てくる。


  ここで、《ワタシ》というイメージが 決定的な変質を遂げたという
  可能性は おおいにあるように思っています。


> ===================================================
> そういった、ヨーロッパに端を発する 近代の大きな流れ が
> めぐりめぐって、この極東の島(日本)に押し寄せ、
> 結果として、そこに住む人々の カラダ に、影響を与えている・・・
> ===================================================


    めぐりめぐって・・・ はい。


    「黄金の国ジパング」 は 狙い撃ちされてましたものね。  (^^;

    だから、《くろふね》は文化的な強姦である という視点から、
    日本人に共有された根深い「トラウマ」なんだというような言い方は
    妙に納得させられてしまう。


    コンラッド・ローレンツの「社会生物学(動物行動学)」の 人間社会への
    応用である 「社会工学」という学問をフルに活用して
    二次大戦後の日本人のアタマは 戦勝国(United Nations)に
    よって、いまだに 洗脳されつづけている・・・と言うような事を 言ってい
    る人もいる。

                     これも 妙に 納得してしまったりする。



>    それにしても 純粋な 操体と
>    まるで関係ないこと 書いてますね(冷汗) → <<ワタシ>>



         <想>の問題を語る以上、避けられないところです。  (^^)
.
タイトル: Re:<パターン> の問題
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/10 14:
まるさん 精緻なレスを ありがとうございます。

     ぼくの言葉は また ぼんやりと 薄いですが、
     まるさんのコトバは 「肉付きがいい」というか、
     厚みがありますね。

     キリスト教の問題って、からだにひきつけて考えたこと なかったですし。
     「天才カルヴァン」・・・・ぜんぜんノーマークでした!

     しっかし あらためて思うのが、
     ヨーロッパって 「怪物」 だ、ということ。
     善悪は さておき、とんでもないことを してきた・・・。

         #でも その前は アジアが 「怪物」 だったのかもしれませんね。
         モンゴル人の襲来とか、ヨーロッパにとっての トラウマになってそう。

ええと、
今度は 現代のことを お尋ねしたいのですが・・・・

============================================================
じゃ 現代の <<ワタシ>> は いったい どうしたらいいの?
============================================================

という ことを。

     どういうふうに 切り出しましょうか・・・。


★このあいだ 新聞を読んでいたら、
製薬企業の合併 のことが取り上げられていまして。

「世界一の製薬企業 誕生!」とか。

    売れる薬というのは、一種類だけで年間 数百億円の売上があがる そうです。
    (バイアグラとか)
    そういう薬の利権をめぐって、M&Aやら、なんやらかんやら。

   「うわー スゴイこと になってるよなー」と あらためて 思いました。

    全製薬企業の売上高は、とんでもない額になっていることでしょう。
    医薬産業トータルとしたら、もう想像もつかないっす。

産業 としての 医療。
産業 としての カラダ。

    健康保険も どうなることやら?

        #健康保険に対して 改革を唱える ヒトたちもいますが、
        そのヒトたち、近代医療自体は 認めてるんですよね。往々にして。
        ちょっと ユーウツ。


★お金の流れとして、近代的価値観は、
もう善悪を越えた 大変な「大河」になっているように思います。

    近代黎明期には、ちょろちょろ流れていた小川が、
    轟音を立てて流れる 大河に。

       ガリレオさんも、びっくり (^^;;


★では、この 大きな流れ の 真っ只中で、
個人として (あるいは 操体運動 として)
現在 どうしたら いいんでしょう?

    自分と その周辺に対して できることを コツコツするしかない?

       でも 大きな流れの 真っ只中にいるわけですから、
       コツコツ だけでは、どうかなー とも思うのです。

       #例として 適切かどうか 微妙ですが、
       Jリーグ が サッカー のステイタスを上げていったように、
       操体(に限らないのですが)が操体のステイタスをあげてゆく戦略も
       必要なのかも?
       いや、これは ちょっと まずい例だったかもしれませんが。

       おそらく 何百年か したら、
       逆に、操体的価値観(呼び方は ヒトによって異なるかもしれません)が
       主流に なるのでしょうが・・・
       それまでは、レジスタンス?

ちょっと 青臭いような 問いで、気恥ずかしいのですが、
一度だけ 書き込ませてください > まるさん、みなさま
.
タイトル: Re:<パターン> の問題
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/10 21:
>      キリスト教の問題って、からだにひきつけて考えたこと なかったですし。
>      「天才カルヴァン」・・・・ぜんぜんノーマークでした!

              <天才カルヴァン>という 言い方は 小室直樹氏の著作の
              影響を受けています。
 
                       集英社インターナショナル「痛快!憲法学」
                       は、とても わかりやすいです。


              キリスト教と西洋文明 というのは、ホントに一体という
              感じがします。近代以降は プロテスタントの影響が圧倒的
              ですが、旧教(カトリック)の 呪術的な雰囲気は 芸術文化
              の中に しっかりと花開いているように 感じます。

              その 底流にある ミトラ教とか、エジプトの神々とか ドルイド
              教とか 北欧とかの異教世界が キリスト教の みえない最深部から、
              独特のオーラを 放っているというか・・・

              逆にいうと、それらすべてを飲み込んでいるわけですが。



>      しっかし あらためて思うのが、
>      ヨーロッパって 「怪物」 だ、ということ。
>      善悪は さておき、とんでもないことを してきた・・・。



      怪物ですね。まさに。



>          #でも その前は アジアが 「怪物」 だったのかもしれませんね。
>          モンゴル人の襲来とか、ヨーロッパにとっての トラウマになってそう。


      モンゴル人の襲来は そらもう 強烈なトラウマなんでしょうね。

      旧約聖書の神(ユダヤ教の神)の、 出エジプト記あたりに出てくる
      「異民族皆殺し思想」も これに匹敵するくらい強烈なんですが、
      始祖アプラハムの住んでいたところが シュメールの都市(ウル)で
      あったことを考えると、ユダヤ教というも 西洋の人たちの目には
     「怪物アジア」的不気味さで映っていたのかも。




> ええと、
> 今度は 現代のことを お尋ねしたいのですが・・・・
>
> ============================================================
> じゃ 現代の <<ワタシ>> は いったい どうしたらいいの?
> ============================================================
>
> という ことを。
>
>      どういうふうに 切り出しましょうか・・・。


      その 答えを おのおのが自分自身の力で見つけていく 過程 が、
     「そうたい」なんだ。と、胸を張って言えるようになりたい・・・  (^^;


     さて、どう切り出すか。
.
タイトル: Re:<パターン> の問題
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/10 23:
> ★このあいだ 新聞を読んでいたら、
> 製薬企業の合併 のことが取り上げられていまして。
>
> 「世界一の製薬企業 誕生!」とか。
>
>     売れる薬というのは、一種類だけで年間 数百億円の売上があがる そうです。
>     (バイアグラとか)
>     そういう薬の利権をめぐって、M&Aやら、なんやらかんやら。
>
>    「うわー スゴイこと になってるよなー」と あらためて 思いました。
>
>     全製薬企業の売上高は、とんでもない額になっていることでしょう。
>     医薬産業トータルとしたら、もう想像もつかないっす。
>
> 産業 としての 医療。
> 産業 としての カラダ。
>
>     健康保険も どうなることやら?
>
>         #健康保険に対して 改革を唱える ヒトたちもいますが、
>         そのヒトたち、近代医療自体は 認めてるんですよね。往々にして。
>         ちょっと ユーウツ。

> ★お金の流れとして、近代的価値観は、
> もう善悪を越えた 大変な「大河」になっているように思います。
>
>     近代黎明期には、ちょろちょろ流れていた小川が、
>     轟音を立てて流れる 大河に。
>
>        ガリレオさんも、びっくり (^^;;



     すごいことに なってるよなー。 ほんとに。

     この巨大な潮流 に ひたすら流されていかざるを得ないという
     ポスト・モダン的な あきらめ気分というか、ニヒリズムみたいな気分
     こそが、これからの 「病」の 土台を形作っていくのかもしれません。



>
>
> ★では、この 大きな流れ の 真っ只中で、
> 個人として (あるいは 操体運動 として)
> 現在 どうしたら いいんでしょう?
>
>     自分と その周辺に対して できることを コツコツするしかない?
>
>        でも 大きな流れの 真っ只中にいるわけですから、
>        コツコツ だけでは、どうかなー とも思うのです。

>        おそらく 何百年か したら、
>        逆に、操体的価値観(呼び方は ヒトによって異なるかもしれません)が
>        主流に なるのでしょうが・・・
>        それまでは、レジスタンス?




> じゃ 現代の 《ワタシ》 は いったい どうしたらいいの?
という 問いと、 同時に取り組んでいく問題なんだろうな、と 思います。

     中世のヨーロッパを支配していた旧キリスト教 は、腐敗の極に達した
     ところを、ルターやカルヴァンに 一気にひっくり返されたわけですが、

     彼ら 宗教革命の旗手達は 絶望の思想(「原罪」という思想)で、
     ひとびとを 「恫喝」して引っぱっていくようなやり方をとったわけですね。

     無意味・無価値な にんげん、 原罪に染まった《ワタシ》 という、この
     ひどく絶望的な 人間観・世界観は これ自体が、ものすごい「トラウマ」
     として 人のこころを縛りつけ、
  今なお この 巨大な潮流を駆り立てつづける 原動力になっているのでは
ないか、って 気がします。


     となると、必要なのは レジスタンス ではなく、治療 ということに
     なって来るのですが。
.
タイトル: なかなか
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/11 23:
ぷるさんの サイト。「大改装」進行中ですね。

デザイン的に さらに洗練されてきている
印象を受けます。

               なかなか。(^^)
.
タイトル: Re:なかなか
名 前 : プル Mail
日 時 : 2001/08/12 15:
ご無沙汰なプルです。

> デザイン的に さらに洗練されてきている

> 印象を受けます。

ありがとうございます。(*^^*ゞ
うれしい。

改装。
少し進むと止まる、って感じですが。( ^ ^ ゞ


ところで

http://www.geocities.co.jp/Beautycare/8684/ ホームページ「操体 そうたい」

の「ココで受けられます」リストに現在9件掲載してあります。
で、つい最近気づいたのですが、その中の「中村そうたい」の住所と連絡先が
間違っていました。

(ごめんなさい m( _ _ )m>中村そうたい さん)

訂正して再掲載しておきました。


P.S.「秀丸」エディタのサイトー企画から、メーラー「鶴亀メール」(シェア
  ウェア)が出てました。
  さっそく使ってみたけど、チョー使いやすいです。( ^ ^ )
.
タイトル: まるさん、<パターンの問題>ありがとうございました。
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/13 11:
まるさん、ありがとうございます!

ちょっと 時間をかけて
いただいた コトバを 自分のなかで あっためてみます。

   でも 嬉しい!
   なにを云っても、それ以上にして 返してもらえましたもの。
   「シュメール」まで 出てきましたものねえ・・・

        小さく叩けば 小さく鳴るし
        大きく叩けば 大きく鳴る鐘のよな (^^)
.
タイトル: Re:まるさん、<パターンの問題>ありがとうございました。
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/13 18:
>   でも 嬉しい!
>   なにを云っても、それ以上にして 返してもらえましたもの。
>   「シュメール」まで 出てきましたものねえ・・・


最古の文明であるとされていた シュメール文明の粘土板(楔形文字)
が 読み解かれていく中で 違う文化のコトバが混じりこんでいることが
わかってきているらしいですね。

それも 基本的な語彙の部分らしいので、シュメール自身が さらに
先行する文化を引き継いでいるらしいということで、発掘調査がすすん
でいるらしいです。
               シュメールが 「いきなり」出現したこと
               じたい、おかしな 話なんだそうですが。

最近は、 この 先・シュメール文化 らしきものが、出土した場所の名前
を取って ウバイド文化 と呼ばれているそうですが、証拠物件が少ないなりに
コトバの分析などから推定されるのが 古ドラビダ語(北方インド)の親戚という
ことらしいです。

               ウル=都市 という単語は、ドラビダ語と
               共通だそうで、いまでも インドには
               ○○ウル という地名があると聞きました。


でも 現在 発掘中の 「長江文明」 ってのは さらに 古いらしい。


インド北部〜揚子江流域 あたりの 先・古代文明が解明されたら
世界史は ゴロリンと ひっくり返るんだろうなあ。 (わくわく)


     たしかに、 アジアという場所は 血で血を洗う ものすごい
     ところではあった んでしょうけど、
 古代ゲルマンのひとびと ってのも、負けないくらい闘争的・略奪的で

     「血をもって贖いうるものを、あえて 額に汗して獲得する(農)
     ことは 怠惰や無能さですらある」


     というような ものすごい 倫理観を持っていたらしいですね。


                    ノルマン(ヴァイキング)人 の略奪
                    も、それはそれは 凄まじかったらしい。



     西洋文化の「権利」という意識は この ゲルマン的闘争本能から
     生まれて きている という 分析を つい最近 読みました。


    「権利」や「正しさ」というものは、 神や、天から「与えられたもの」
     なんかではなく、あくまで [ 血をもって 勝ち取るもの ] である
     らしいです。

「怪物」だあ〜。やっぱり。



しかし、「人権」という「刃物」を ワケもわからず <想> の中に取り込んで
いい気になって振り回していると そのうち 大怪我するんじゃないかな。

                     「和」の国の人々は。 (^^;
.
タイトル: この話題 つづけていいんでしょうか?
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/14 12:
あああ。
操体から だんだん離れていきませんか?(^^;;;>まるさん
いや、僕は こういう話題 たいへんに好きなんですが。

       えーい、追随して書き込んじゃいますよ。


> 最古の文明であるとされていた シュメール文明の粘土板(楔形文字)
> が 読み解かれていく中で 違う文化のコトバが混じりこんでいることが
> わかってきているらしいですね。
>
> それも 基本的な語彙の部分らしいので、シュメール自身が さらに
> 先行する文化を引き継いでいるらしいということで、発掘調査がすすん
> でいるらしいです。


   こっそり告白しますが、
   「シュメール文明=宇宙人文明説」なんて本を読んでた時期があり、しかも 結構 信じてました。本気で。(^^;;
   シュメール先行文明の話は、初耳です。
   そうですか、宇宙人が授けた文明(笑)じゃなかったですかね?


> でも 現在 発掘中の 「長江文明」 ってのは さらに 古いらしい。

  なんと!
  ええい! もう どうにでもして(^^;;

> インド北部〜揚子江流域 あたりの 先・古代文明が解明されたら
> 世界史は ゴロリンと ひっくり返るんだろうなあ。 (わくわく)

   「先・古代文明」・・・・
   どんな服着てたのかなあ。(けっこうカッコよさそう)
   医療理論は どうなってたんでしょう?

   でも、もう「古代」「中世」「近代」なんて くくり、
   変わっちゃうかもしれませんね。

   *****************************

   それにしても やっぱし 歴史 って恐いです。
   素人が 生半可に本を読むと、
   そのときどきの学説に ころっと騙されちゃいますもの。

   そういえば、まるさんの書き込みにあった、
   小室直樹氏「痛快!憲法学」を、
   冒頭だけ 立ち読み(^^;;してきました。

   いやー、背筋がぞくぞくしました。(感動)
   法律関係の本って、ほとんど読んできてないんですが、
   これは すごい本かも。
   野口三千三さんの本や、甲野善紀さん(武術研究家)の本に
   初めて出会ったときの、衝撃に近いです。

   こんなふうな法律の捉え方
  (一種、カラダの問題として、法律を捉える)、
   も、あるとは・・・・・
 
      しかし、僕は思うんですが、
      日本の 世の中の「教育」って、
      小学校にせよ、
      中学校にせよ、
      高校にせよ、
      大学にせよ、
      たいへんな ミスリーディング(誤った方向への誘導)が、
      ほとんど あらゆるジャンルで(文科系から理科系まで)、
      「当事者側の はっきりとした自覚を伴わずに」
      行われているのではないか、と。

      あらためて そんなことを思いました。       

      (こういうふうに「感想」を いうのは
       簡単なのですが・・・)   
.
タイトル: この話題 つづけていいんでしょうか その2 (^^;;
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/14 12:
まるさん>
>古代ゲルマンのひとびと ってのも、負けないくらい闘争的・略奪的で
>「血をもって贖いうるものを、あえて 額に汗して獲得する(農)ことは 怠惰や無能さですらある」
>というような ものすごい 倫理観を持っていたらしいですね。
                 
   ええーっ!(驚)
   ちょっと 待って下さい。
   これ、自分のカラダで ぜんぜん実感できません。

   「倫理観」ってことは、
   それに従わないと、ご近所サンから、後ろ指を差された、ってことですよね。

       たとえば 農作物を育てたりしてると、
      「怠けてるんじゃない!
       ちゃんと 仕事(=略奪)してこい!」
       と 親父から どやされちゃうとか。

   これは すごい世界観。すごすぎる。凄すぎます。
   なにか事情があったのかな・・・・
   農業に適していない荒地に住んでいたとか?
   しかし、それにしても・・・・

>「血をもって贖いうるものを、あえて 額に汗して獲得する(農)ことは 怠惰や無能さですらある」

   やっぱり これ、わかんないです・・・

   もし、これが ホントだ とすると、
   この人たちは とんでもない トラウマを
   民族単位でもっていた と 解釈するしか・・・。


      #ちょっと残虐な話でゴメンナサイ。
      古代ドルイド教(だったかな?)では、捧げモノとして、
      人間たちを 穴に押し込め、突き殺す という儀式があったそう
      なんですが、こういうのと関係あったりするんでしょうか?
      血に対する、一種独特の美意識があるんでしょうか?

      #ああ、話がまた飛びますが、
      シェークスピアの「ベニスの商人」なんてのも、
      「血を出さずに 人間の肉を切り取る」なんて、
      日本人的に言うと、ちょっときつすぎるモティーフですよね。

         (この場合、「血を出さずに」ってのが 近代の幕開けなのかな)



> 西洋文化の「権利」という意識は この ゲルマン的闘争本能から
>生まれて きている という 分析を つい最近 読みました。
>「怪物」だあ〜。やっぱり。


   えーん(泣き)。
   こんな感性のヒトたちから生まれた「権利」なんて
   恐い。恐すぎますー。
.
タイトル: Re:この話題 つづけていいんでしょうか?
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/14 17:
>あああ。
>操体から だんだん離れていきませんか?(^^;;;>まるさん
>いや、僕は こういう話題 たいへんに好きなんですが。
>
>      えーい、追随して書き込んじゃいますよ。



うはは。 (^^)  離れてませんよ。



     【原始感覚】は どのように 「押さえ込まれ」いるか・・・



という 操体の 最も 根本的なテーマ の回りを 周っているはずです。



                       どんどん やって。 (^^)
.
タイトル: Re:この話題 つづけていいんでしょうか その2 (^^;;
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/14 20:
>    シュメール先行文明の話は、初耳です。
>    そうですか、宇宙人が授けた文明(笑)じゃなかったですかね?
>
> > でも 現在 発掘中の 「長江文明」 ってのは さらに 古いらしい。
>
>   なんと!
>   ええい! もう どうにでもして(^^;;


        長江文明は 宇宙人が授けた・・・ということかも。 (^^;



>    小室直樹氏「痛快!憲法学」を、
>    冒頭だけ 立ち読み(^^;;してきました。
>
>    いやー、背筋がぞくぞくしました。(感動)
>    法律関係の本って、ほとんど読んできてないんですが、
>    これは すごい本かも。


        「からだ」が 変わりそうでしょ。



> >古代ゲルマンのひとびと ってのも、負けないくらい闘争的・略奪的で
> >「血をもって贖いうるものを、あえて 額に汗して獲得する(農)ことは 怠惰や無能さですらある」
> >というような ものすごい 倫理観を持っていたらしいですね。
>                  
>    ええーっ!(驚)
>    ちょっと 待って下さい。
>    これ、自分のカラダで ぜんぜん実感できません。
>
>    「倫理観」ってことは、
>    それに従わないと、ご近所サンから、後ろ指を差された、ってことですよね。
>
>        たとえば 農作物を育てたりしてると、
>       「怠けてるんじゃない!
>        ちゃんと 仕事(=略奪)してこい!」
>        と 親父から どやされちゃうとか。



     そういうことでしょね。


    「自分の血を流す事なく 物を食おうなんざ、お天道さまに 申し訳ねえ!」


     という 感じでしょうか。




>    これは すごい世界観。すごすぎる。凄すぎます。
>    なにか事情があったのかな・・・・
>    農業に適していない荒地に住んでいたとか?


          ヴァイキングの場合もそうですが、古代のヨーロッパが
          農地に適していなかったのは 確かみたいです。




>    もし、これが ホントだ とすると、
>    この人たちは とんでもない トラウマを
>    民族単位でもっていた と 解釈するしか・・・。


           「戦争」という 大きなトラウマを すべての人が持っている。
            という事を 現役ばりばりの セラピストが書いています。




>       #ちょっと残虐な話でゴメンナサイ。
>       古代ドルイド教(だったかな?)では、捧げモノとして、
>       人間たちを 穴に押し込め、突き殺す という儀式があったそう
>       なんですが、こういうのと関係あったりするんでしょうか?
>       血に対する、一種独特の美意識があるんでしょうか?
>


           古代ケルト族の ドルイド教に見られる「人身御供」は、実は
           古代バビロニアの太陽神である「バアル」を 信仰の中に取り
           込んだことの影響のようです。


           ここでは、 怪物西洋と怪物アジアとが 共鳴しています。


      シュメールが好きな イワタさんなら知ってるだろうけど、
      シュメール神話の「自らを犠牲にして人間を救う神」である「エンリル」という
      神が、バビロニアでは 「バール」となり、エジプトでは「ホルス」、
      ペルシャでは「ミトラ」、ギリシャでは「プロメテウス」になったと 言われて
      いるようです。
      
           西洋の造形芸術の中によく目にする「イエスを抱くマリア像」は
           エジプトの「ホルスを抱くイシス像」の《そっくりそのまま丸写し》
           ですから、古代文化の影響力は 相当なものです。




> > 西洋文化の「権利」という意識は この ゲルマン的闘争本能から
> >生まれて きている という 分析を つい最近 読みました。
> >「怪物」だあ〜。やっぱり。
>
>
>    えーん(泣き)。
>    こんな感性のヒトたちから生まれた「権利」なんて
>    恐い。恐すぎますー。


       この 西洋的「権利」 の 究極の形が「人権」 であるわけですが、

       フランス革命で 出された かの有名な「人権宣言」のタイトルのところ
       には、「女神フランス(イシス?)」と、「万物を見通すホルスの目」が、
       しっかりと 描かれています。

                          「ホルスの目ペンダント」は
                          エジプトの代表的な 観光土産ですが、
                          なぜか、アメリカの一ドル札にも
                          ホルスの目が 描かれていたりする。

                          すんごい、影響力。


        革命家たちは カトリックへの大粛清 と 財産奪取を終えた後、
       「理性」を象徴する《至高存在》の 神殿をつくって、(市民宗教とか、
       呼ぶらしいんですが)イシスに似た女神像の前で 怪しげな儀式をしていた
       と言います。

       「人間の17条の権利」は まさに この至高存在の面前で 「宣言」
        されたらしいです。




この「あやしさ」と「感性」!!!        (^^; こ、こわい・・・




                           おなじ 《17条》でも、 聖徳太子の
                           《和》の憲法の 対極 ですねえ。




いずれにせよ、日本人のこころの中に「人権」と共に入り込んで来つつある、この[古ゲルマン的感性]
あるいは [バール的感性] というやつを、目をそらさずに 理解して行く という事でないと、
<想の問題> への対応は、いずれ しっかり間の抜けたもの になるに違いないと思っています。
.
タイトル: 正気 という神話
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/15 17:
>「戦争」という 大きなトラウマを すべての人が持っている。
>という事を 現役ばりばりの セラピストが書いています。

僕は 心理学関係の本はあまり 読まないほうですが、
   これは 最後まで読めました。

   「The Myth of Sanity (正気という神話)」
                 マーサ・スタウト

   日本語訳は、 はまの出版 から、
   「おかしい人を見分ける心理学」という ヘンな題名で
   出ています。題名は ヘンですが、中身はまともでした。 (^^;

   多重人格(解離障害)のはなしも 出ていましたが、
   「トラウマ」というものについて、考えさせられる本です。
 
.
タイトル: Re:この話題 つづけていいんでしょうか その2 (^^;;
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/16 12:
うーん。
この掲示板を 初めて訪れた方は、
びっくりしちゃうんじゃないでしょうか?(^^;;

    凡百の歴史サイトが吹っ飛ぶ、
    腰の入った 歴史のレクチャー。(^^)


まるさん>
>シュメールが好きな イワタさんなら知ってるだろうけど、
>シュメール神話の「自らを犠牲にして人間を救う神」である「エンリル」という
>神が、バビロニアでは 「バール」となり、エジプトでは「ホルス」、
>ペルシャでは「ミトラ」、ギリシャでは「プロメテウス」になったと 言われて
>いるようです。

    正直 はじめて知りました。
    断片的な情報としては、目に入っていたはずですが・・・


>西洋の造形芸術の中によく目にする「イエスを抱くマリア像」は
>エジプトの「ホルスを抱くイシス像」の《そっくりそのまま丸写し》
>ですから、古代文化の影響力は 相当なものです。
>
>この 西洋的「権利」 の 究極の形が「人権」 であるわけですが、
>フランス革命で 出された かの有名な「人権宣言」のタイトルのところ
>には、「女神フランス(イシス?)」と、「万物を見通すホルスの目」が、
>しっかりと 描かれています。
>
>     「ホルスの目ペンダント」は
>      エジプトの代表的な 観光土産ですが、
>      なぜか、アメリカの一ドル札にも
>      ホルスの目が 描かれていたりする。
>
>      すんごい、影響力。


          うーん・・・
          途切れることなく続く、
          ひとつの流れ なんですね。

アウトラインを 矢印にしてみると ↓こうでしょうか?

****************************************************************
人類最古の文明(シュメール もしくは 先シュメール)

===> エジプト そのほか 諸古代文明(最古文明のコアを継承)

===> 中世ヨーロッパ文明(古代文明を吸収統合した キリスト教文明)

===> 宗教改革(「恫喝」<原罪> による人心コントロール)

===> 近代ヨーロッパ文明(アニミズム的感性を排除(「科学」)しきった、中央集権による 支配体制) 

===> ヨーロッパ文明 ないし その派生文明(アメリカ文明)による、日本列島への「レイプ」
(「明治維新」および「敗戦」)

===> 現在の《ワタシ》
****************************************************************

    これで、シュメールから 《ワタシ》まで 
    川の流れが つながった・・・ような。
   
    そして、川の源流には、「怪物」がいる・・・と。



>革命家たちは カトリックへの大粛清 と 財産奪取を終えた後、
>「理性」を象徴する《至高存在》の 神殿をつくって、(市民宗教とか、
>呼ぶらしいんですが)イシスに似た女神像の前で 怪しげな儀式をしていた
>と言います。
>
>「人間の17条の権利」は まさに この至高存在の面前で 「宣言」
>されたらしいです。
>
>
>
>
>この「あやしさ」と「感性」!!!        (^^; こ、こわい・・・

    ひえーっ!!
    で・でも、たぶん 当事者たちは
    こわい と 全然 思ってないでしょう?
    陶酔しきってるはず・・・(^^;;

        その陶酔は、たとえば 現代の音楽でいうと、「エニグマ」って気がするんです。
        (ほかにも そういう音楽 あると思いますけど、私が知ってる中では・・・)

        エニグマ、御存知なかったら ごめんなさい。
         どんな音楽か、あえて コトバで説明すると、
        すっごい「キリスト教的高揚感」に満ち溢れた音楽なんです。
        といっても、バッハとかヘンデルみたいなのじゃなくて、
        もっと怪しい感じの、フリーメイソン的な。

    エニグマのメンバー自身が
    「中世の教会に足を踏み入れたとき 感じた、
    あの高揚感を 音楽にしたかった」
    とインタビューで答えてるんですが。

        キューブリック監督の「アイズ・ワイド・シャット」
        (御覧になってると良いのですが・・・)
        の 秘密会合の雰囲気とも 通ずるような、
        独特の高揚感・・・。



>おなじ 《17条》でも、 聖徳太子の
>《和》の憲法の 対極 ですねえ。

    ほんとに、「これで おなじ生き物なの?」 と思っちゃいますよ。
    西洋は、あまりに動物的だし、
    日本は あまりに植物的だし。

         あ、でも 古代日本も
         相当残虐だったはずですよね?

         やっぱり 「怪物アジア」・・・
         ていうか、「怪物ニンゲン」なのか・・・ 


> いずれにせよ、日本人のこころの中に「人権」と共に入り込んで来つつある、この[古ゲルマン的感性]
> あるいは [バール的感性] というやつを、目をそらさずに 理解して行く という事でないと、
> <想の問題> への対応は、いずれ しっかり間の抜けたもの になるに違いないと思っています。

   ・・・ 誰かが、

   「怪物の目を見るものは、怪物に魅入られる」

   と ・・・
.
タイトル: Re:この話題 つづけていいんでしょうか その2 (^^;;
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/16 20:
> うーん。
> この掲示板を 初めて訪れた方は、
> びっくりしちゃうんじゃないでしょうか?(^^;;
>
>     凡百の歴史サイトが吹っ飛ぶ、
>     腰の入った 歴史のレクチャー。(^^)


   息・食・動・《想》 という限り、

   この《ワタシ》の中に、「過去の蓄積物」が 層をなして
   詰っている以上、

   「歴史」を「ナメる」わけには いかないな・・・と。





> ****************************************************************
> 人類最古の文明(シュメール もしくは 先シュメール)
>
> ===> エジプト そのほか 諸古代文明(最古文明のコアを継承)
>
> ===> 中世ヨーロッパ文明(古代文明を吸収統合した キリスト教文明)
>
> ===> 宗教改革(「恫喝」<原罪> による人心コントロール)
>
> ===> 近代ヨーロッパ文明(アニミズム的感性を排除(「科学」)しきった、中央集権による 支配体制)
>
> ===> ヨーロッパ文明 ないし その派生文明(アメリカ文明)による、日本列島への「レイプ」
> (「明治維新」および「敗戦」)
>
> ===> 現在の《ワタシ》
> ****************************************************************
>
>        これで、シュメールから 《ワタシ》まで
>        川の流れが つながった・・・ような。
>
>        そして、川の源流には、「怪物」がいる・・・と。



   おみごと。 (わかりやすくなりました。) (^^;


                 これらの 流れ のうえに、さまざまな、思想・哲学が
                 花開いたんだ・・・ とか言うと、
                 マジに哲学や歴史をやっている人たちに 怒られるかな。

                 キリスト教を語るのに ギリシャ哲学は無視できないし、
                 フランス革命や人権宣言を語るのに、ジョン・ロックを
                 無視するわけには行かない、というのは 重々わかって
                 は いるんですけど・・・


    ただ、《ワタシ》という 【想】の歴史として 過去を振り返ってみると
    宗教がらみの <ひと連なりの 流れ>が あるように見えてくるんですね。

    そして まさに 今現在、《共同体 感覚》の解体作業は 続いている
    最中であるかのように見えます。


                   《人》を、すべての 伝統文化 と 共同体 から

                   切り離し 天(宇宙)からも 地(地球)からも

                   完全に 孤立させるべく 囲い込まれた「個人」へ。



   そうです。 どうも この川の流れの源流には 怪物がいるらしいんです。


                   ひとりひとりの 中に。 (^^;





> エニグマ、御存知なかったら ごめんなさい。

       エニグマの音楽は 聴いたことありませんが、
       にんげん、って、そいう、「暗い情熱」って、
       好きですよねー。





>          あ、でも 古代日本も
>          相当残虐だったはずですよね?




日本列島は、古代アジア世界の「難民キャンプ」みたいな ところだったのかもしれない。

                     いろんな、人種、民族 と、コトバと
                     文化と、神さん の ごった煮状態?

 
    だからこそ、<和>を 大切にせよ! と、口をすっぱくして 繰りかえさ
    ざるを 得なかったのかも 知れません。


          日本の場合は、【怨霊】への怖れが 暴力(殺す事)の抑止装置
          として機能して来たという、おもしろい 流れが あるようです。

          戦国時代には これが 一時的に 機能不全に陥ったのですが。



             西郷隆盛は  「文明」は 野蛮でごわす。 と、言ったとか。

                                  すごい 洞察。



> > いずれにせよ、日本人のこころの中に「人権」と共に入り込んで来つつある、この[古ゲルマン的感性]
> > あるいは [バール的感性] というやつを、目をそらさずに 理解して行く という事でないと、
> > <想の問題> への対応は、いずれ しっかり間の抜けたもの になるに違いないと思っています。
>
>    ・・・ 誰かが、
>
>    「怪物の目を見るものは、怪物に魅入られる」
>
>    と ・・・


               も、 もう、魅入られているかも・・・・   (^^;;;
.
タイトル: とかげにんげん
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/16 20:
今日、 なまの とかげにんげん さんに 会ったよん。  (^^)


おもしろかったでしょ? <かわのそうたい>。  > 那夢さん
.
タイトル: 生のまるさん
名 前 : 那夢
日 時 : 2001/08/17 00:
こんにちは、まるさん。
今日は父の治療アンド「皮の操体」の御指導ありがとうございました。<(_ _)> 

皮の操体の効果を目の前で見ての感想
「何で!?? うっそーーっ!! (◎o◎)」
・・・でした。(^^;;;;;

あんなにコチコチの筋肉が、皮をひっぱるだけでゆるゆるの
ふにゃふにゃになるなんて・・・。
自分で触って確認していても、ショックなくらいの変化。

まるさんの治療室を出てから、茶道資料館でお茶を一服いただき。
五山の送り火も見学して、先ほど帰宅したところです。

皮の操体の見学アンド実技レポートは、後日落ち着いてからアップ
したいと思います。

だって、ショックが大きすぎて文章が打てない・・・。(^^;;;;; 

まるさん、現実に体験すると
皮の操体は面白すぎます。
そして、生のまるさんも同じくらい面白かったです。

では、おやすみなさーい。
.
タイトル: Re:この話題 つづけていいんでしょうか その2 (^^;;
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/17 11:
ふーっ・・・
初めて 聞くこと が多かったです。
これで、このテーマは ひとつの くぎり に辿りついた・・・でしょうか。

まるさん>
>《人》を、すべての 伝統文化 と 共同体 から
>切り離し 天(宇宙)からも 地(地球)からも
>完全に 孤立させるべく 囲い込まれた「個人」へ。

    これは 先日 個人的に実感するエピソードがありました。

    ★両親と、小淵沢の 昔の民家を そのまま保存した資料館へ行ってきまして。

    そこには 「かまど」が あって、火のいぶる煙が漂っていて。
    全体に 光が差し込まない、暗い空間で。

    ちょっと 生活には 不便かもしれません。
    でも、アジア的な陰影が 素敵な 居住空間なんです。

    で、そういうところに行くと、やっぱり彼ら(両親)の態度が変わるんですね。

    「ああ、子供のときは まさに こういうところに住んでた」
    「そうそう、木戸があってねえ・・・」
    「昔のウチとおなじ・・・」

    ちょっと はしゃぐ感じで、
    水を得た魚 といいますか。

    それを 見ながら、
    
    「ああ、この人達(って まあ親なんですけど(^^;;)は 明治以降の近代化の流れの中で むりやり 自分の居住環境から ひきはがされて 生きてこざるを 得なかったんだなあ」と。

        かたつむりが 自分の家を とりあげられちゃったような。


>《人》を、すべての 伝統文化 と 共同体 から
>切り離し 天(宇宙)からも 地(地球)からも
>完全に 孤立させるべく 囲い込まれた「個人」へ。

    そうですね、ちょっと こういう感慨を持ちました。さすがに ここまで 整理しては いませんでしたけど・・・


>そうです。 どうも この川の流れの源流には 怪物がいるらしいんです。
>
>
>ひとりひとりの 中に。 (^^;


    これは 正直 かなり 重いテーマ(^^;;

    僕に限って言えば、
    「知的」には 理解できても、
    感情的なレベルに このテーマを落とし込むのは、
    あと 数年(^^;; は かかりそうです・・・
.
タイトル: Re:生のまるさん
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/17 11:
> あんなにコチコチの筋肉が、皮をひっぱるだけでゆるゆるの
> ふにゃふにゃになるなんて・・・。
> 自分で触って確認していても、ショックなくらいの変化。

   あっ! それは 僕も 見たかったです!
   東京オフ会で 一回は 見ましたけど。
   (一回じゃ ぜんぜん ワカリマヘン(^^;)
  
> そして、生のまるさんも同じくらい面白かったです。

   声とか 間とか、掲示板じゃ 伝わらないですよね。

   まるさんの 手、すっごい やわらかくなかったですか?
.
タイトル: 皮の操体レポート
名 前 : 那夢
日 時 : 2001/08/17 18:
実際に目にした皮の操体レポートです。(^-^)

操体を受けた人の紹介。
 60代の男性 M・K氏
20年前に歩行中車に追突され、腰椎軟骨骨折(7ケ所骨折)
の為、一ヶ月入院の既往あり。

若い頃テニス・声楽で身体を鍛えていたが、上記の事故以来
肩凝り・腰痛があらわれだし、10年前より肩凝り著明。
整形受診するも「加齢が原因」と診断され、湿布薬と牽引で
様子観察中。

M・K氏自身、牽引以外にも鍼・灸・按摩・マッサージ・
整体など、評判の治療院に積極的にかかるも、効果はあまり
みられず・・・。

私が触った感じでは、とにかく硬い!!!
肩も腕もカチコチ状態。
指揉みをしたその動きは「上半身、蟹状態!!」
揺れは足まで、上半身はほとんど揺れず。

筋肉に触ると私の指が凹むほどの硬さで、叩いても揉んでも変化無
しのコリ状態で、お手上げ状態でした。(^^;;;;;

いよいよ、まるさん登場!!
 治療室に入り、まず問診。
その後、M・K氏の背骨チェック。
腰椎のあたりがやっぱり「変」との診断。

M・K氏が仰向けになると、右半身が曲がっている。
縮んでいるので、右足の方が左足より短い。
(踵の位置で、2センチくらい短い)

右腕を内転・外転させたり、頭上へと腕を上げて
万歳の体制にしたりして、身体の変化を調べる。
外転させると目に見えて右半身の縮みが緩む。

いよいよ皮の操体。
M・K氏の右上椀を、まるさんが両手でやんわりと包み込む。
そのまま、上腕骨を中心に両手が外転むけにねじる様に動く。
まるさんの両手にくっついて、M・K氏の皮膚がのびる。
「にょわわーん」と、音がしそうな伸び方。(O.O;)
皮膚を伸ばしたまま、上腕を肩関節に押し込むようにする。

一つ一つの動きに「快・不快」のチェックを行なうまるさん。
ま 「どないですか? 痛ないですか?」
M 「ええ感じです。」

何回か同じ動きをした後で、M・K氏の上腕の筋肉を触らせて
もらうと・・・。
「???!!???」
ふにゅんと、凹む。
ほんの数分前に触ると、コチンって感じだったのに・・・。
今の感覚と記憶の中の感覚の違いに、パニックをおこしそうに
なってしまう・・・。(@o@) → (*_*)ウーーー

そのまま、右腕の前腕に触れると、筋肉はカキン状態。
皮膚の下は乾燥しきったビーフジャーキーの塊があるような、
触りなれた硬さ。(^^;;;;;

その硬い前腕をまるさんが両手で包み込み、外へと回転させる。
「むにゅりーん」と皮がのびる。
皮を伸ばしたまま、今度は肘関節を引っ張ったり押し込んだり
して皮の操体。
(M・K氏が、引くも押すも気持ち良いと答えたので)

再度M・K氏の前腕に触ると、筋肉はむにゅん状態。
皮膚の下は、ビーフジャーキーを和菓子の牛皮と交換したような
柔らかさ。
この時点で私はパニック状態。 ((((((^^;;)ヘンカガスゴスギーー

つぎに「指揉み」ならぬ「足揉み」
足の指だけで無く、足の裏と甲もつかんでゆらすまるさん。
また、掴む位置が足全体に移動していく。

揺らす角度・リズム・波の大きさが次々変化していく・・・。
私が指揉みしても、上半身はほとんど動かなかったのに、
揺れる床の上に身体を乗せているように、ゆらんゆらん
頭まで、気持ち良さそうに動くM・K氏。(O.O;) 

しかも、あの様子は半分以上寝ている・・・。

「やってみる?」
まるさんに教えられて、M・K氏の足を掴む。
親指は足底、他の指は足の甲。
皮膚だけを揺らす感じで動かすと、
ゲル状のスライムの上を、皮がぬるりんとすべって、
すべったあげく「のびーん」と皮が伸びる感じ・・・。

こんなふうに人の身体を感じた事はなかったので
皮の伸びる感触にびっくり。

しかも、力はほとんど入れて無いのに、身体が全体的に
揺れる!!

まるさんの治療が終了したら、開始時右半身が縮んていた
M・K氏の身体は、縮みが取れたんですね。
左半身が縮んだかのように変化していました。
もちろん、足の長さも左右がそろっていました。

ゆっくり起き上がったM・K氏の表情は、一杯呑みながら
温泉を楽しんだように、ゆったりのんびり。
自分でも、特に重く感じていた筋肉が柔らかくなって、
喜んでいました。

かなりはしょって(省略して)のレポートです。
分かり難くてすみませーん。

とにかく、かわの操体は、すごすぎますーー。

>    まるさんの 手、すっごい やわらかくなかったですか?

残念、まるさんの手に触りそびれてしまいましたーー。
あーん、勿体無い。o(><)o

では、又。(^-^)ノ"
.
タイトル: Re:この話題 つづけていいんでしょうか その2 (^^;;
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/17 23:
> これで、このテーマは ひとつの くぎり に辿りついた・・・でしょうか。

         一段落ですね。


                ちなみに 人間を洪水で滅ぼそうとした神がエンリル
                で 助ける神が エンキという説もあって、この辺り
                は 結構 いいかげん。 耳学問ですから。 (^^)


>「ああ、この人達(って まあ親なんですけど(^^;;)は 明治以降の近代化の流れの中で
> むりやり 自分の居住環境から ひきはがされて 生きてこざるを 得なかったんだなあ」と。
>
>         かたつむりが 自分の家を とりあげられちゃったような。

                ほんとに そう思います。 もう、[そこ]へは
                戻れないけど。
.
タイトル: Re:皮の操体レポート
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/17 23:
> 実際に目にした皮の操体レポートです。(^-^)

      詳細な レポート(!) おみごと。 


> M・K氏の背骨チェック。
> 腰椎のあたりがやっぱり「変」との診断。


   寝ても座っても 右肩下がりの 右半身が縮んだ形
   で 腰椎は 後ろに飛び出したり、右に飛び出したり
   あるいは 左に飛び出したり・・・ ようするに
   ジグザクのでこぼこで、詳細な分析を受け付けるような
   状態ではなかったです。 (^^;

     もう <ヘン> としか、言いようがない。 というか・・


> 右腕を内転・外転させたり、頭上へと腕を上げて
> 万歳の体制にしたりして、身体の変化を調べる。
> 外転させると目に見えて右半身の縮みが緩む。

   右腕の 外ねじり(外旋)と、 外転(横に開く)の
   形を とって貰うと、膝裏の圧痛点が きれいに
   消えました。(腕を元に戻すと また 出てくる)



> いよいよ皮の操体。

   ここは、自分では うまく 文章にならない。
   けど、那夢さんが うまく 書いてくれています。



> 皮膚の下は、ビーフジャーキーを和菓子の牛皮と交換したような
> 柔らかさ。
> この時点で私はパニック状態。 ((((((^^;;)ヘンカガスゴスギーー

   あと、胸部のかわを 左右に開くように 引き伸ばすのが
   キモチいいという事で、やりましたが これで 本人が
   一番気になっていた「腕の付け根のコリ」が (まだ 少し
   残っていたのが)きれいに緩みました。
                  (小胸筋だと思います。)

   いわゆる 「肩こり」の緊張 も、 この時点で ほとんど
   消えた状態(触った限り ふにゃふにゃ)に なりました。



> つぎに「指揉み」ならぬ「足揉み」
> 親指は足底、他の指は足の甲。
> 皮膚だけを揺らす感じで動かすと、
> ゲル状のスライムの上を、皮がぬるりんとすべって、
> すべったあげく「のびーん」と皮が伸びる感じ・・・。
>
> こんなふうに人の身体を感じた事はなかったので
> 皮の伸びる感触にびっくり。
>
> しかも、力はほとんど入れて無いのに、身体が全体的に
> 揺れる!!


    全身に最も連動しやすい かわ は、人によって
    違うのですが、M.K氏の場合は 「足の甲のかわ」。


      でも、あの 感触のおもしろさ を いったん味わって
      しまえば、これはもう やめられませんぜ。 (^^)


> まるさんの治療が終了したら、開始時右半身が縮んていた
> M・K氏の身体は、縮みが取れたんですね。
> 左半身が縮んだかのように変化していました。
> もちろん、足の長さも左右がそろっていました。

    腰椎部分の ジグザグの状態も うんと改善して
    いました。


ともあれ、 「かわ」の おもしろさは、十分堪能してもらった
みたいですね。 > 那夢さん


    
.
タイトル: Re:この話題 つづけていいんでしょうか その2 (^^;;
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/18 22:
> >そうです。 どうも この川の流れの源流には 怪物がいるらしいんです。
> >
> >
> >ひとりひとりの 中に。 (^^;
>
>
>     これは 正直 かなり 重いテーマ(^^;;
>
>     僕に限って言えば、
>     「知的」には 理解できても、
>     感情的なレベルに このテーマを落とし込むのは、
>     あと 数年(^^;; は かかりそうです・・・


  歴史の奥にひそみ、今の≪ワタシ≫のなかに棲みつく怪物の正体は
  なんなんだろう と、考えれば考えるほど
  やっぱり【うらみ】なんじゃないか、って 思えて来ちゃうのは
  僕が日本人だからなんだろうか。


      日本人独特の【怨霊こわい】というのは、結局は【うらみ】
      のオソロシサを イメージ化したものなんじゃあないかと。

  文明的『鉄と農』の世界に背を向け アニミズムやシャーマニズムの
  『森』の世界に撤退した こころやさしい人々が、
  森を焼き払われ(農地の拡大)、どんどんと辺境へ、不毛の地へ
  と追いやられ、否応なしに 荒々しさを身に付けていく。

  この過程で、土地(森)と生活から『引き剥がされる』ことの「痛み」を
  知らず知らずのうちに、「恨み」として その 体内に蓄積していく。


  もう全滅しかないというトコロまで とことんまで追い詰められたひと
  びと は ついには『豊かな文明』に対する嫉妬とうらみを 爆発させ
  ることになる。

           死を顧みない 怒涛の≪報復と略奪≫が はじまる。


       闘い そのものは どちらが勝つかわからない。

       しかし、結局は 『文明』=『自然を支配する志向を持つ精神』
       が 勝利し、略奪者たちの精神は 文明の精神に飲み込まれてしまう。

       『文明』 は 自分達の飲み込んだ【滅びたもの達の怨恨】の毒が
       心臓(ハート)にまで 達していることに 気がつかない。
.
タイトル: Re:この話題 つづけていいんでしょうか その2 (^^;;
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/19 00:
すんません。 (^^;

メモしておいたの を そのまま 貼り付けちゃったので
ちと、カタい文になっちゃいました。

ココロそのものの 一部になっているような 感情的なシコリ
って、 どうやったら ほぐれるんでしょうねえ。

特に ココロが ほぐれない事には、身体も ほぐれないような
状態の 人の場合。


       まず、 【そこにあること】 を、 感じ取れ
       なくては 話は始まらないのですが。


でも

同時連動 なんだから、 からだをほぐせば、 勝手にココロも
ほぐれていく・・・・ という そういう面は 確かにありますよ。
.
タイトル: Re:皮の操体レポート
名 前 : 那夢
日 時 : 2001/08/19 11:
まるさん、こんにちは。

>      もう <ヘン> としか、言いようがない。 というか・・

まるさんにそこまで言わせるなんて、困った腰椎ですねぇ。
全身の歪みが集中したのか、腰の歪みが肩凝りに出たのか・・・。
本人には「腰が変だ」という自覚はあったものの、
整形受診した時は「肩」しか見てくれなかった見たいです。
「部分」を重点的にチェックするのは、西洋医学の基本でしょうか。 (;^_^A 

>    右腕の 外ねじり(外旋)と、 外転(横に開く)の
>    形を とって貰うと、膝裏の圧痛点が きれいに
>    消えました。(腕を元に戻すと また 出てくる)

自分が操体を受けている時は、痛みの変化しか分からないのですが
右腕の向き・動き一つで全身の緊張や姿勢が変わっていくのが
見ていても不思議でした。
でも、見ていて「変化の状態が分かる」って、考えてみるとすごい。

とくにまるさんの言葉で
「もともとこの状態にもどれるくらいの、ええ身体なんですわ」
皮の操体の後のような「ふにゃふにゃの身体」が、本来の姿
なんですね。

>    あと、胸部のかわを 左右に開くように 引き伸ばすのが
>    キモチいいという事で、やりましたが これで 本人が
>    一番気になっていた「腕の付け根のコリ」が (まだ 少し
>    残っていたのが)きれいに緩みました。
>                   (小胸筋だと思います。)

胸部のかわを左右に開くように 引き伸ばす方法も効果的!!
まるさんの手は、筋肉に向かって力を入れるというより、
筋肉の表面の高低にそって、皮膚を滑らせるような・・・
目に見えない扇子を開くような動きにみえました。。

「気持ちがええし、コリもほぐれた」とM・K氏は不思議そうに
腕の付け根を何度も触っていました。

>    いわゆる 「肩こり」の緊張 も、 この時点で ほとんど
>    消えた状態(触った限り ふにゃふにゃ)に なりました。

M・K氏の肩が、あんなに柔らかいなんて、記憶にありません。(;^_^A 

昨夜「肩がこってきたから湿布を貼ってくれぇ」と言われて肩に触れると
それなりに硬いのですが、今までを考えると嘘のように柔らかい。
まるさんの皮の操体を思い出しつつ、同じように皮をひっぱると
筋肉はつきたての餅のよう。(⌒▽⌒)

>     全身に最も連動しやすい かわ は、人によって
>     違うのですが、M.K氏の場合は 「足の甲のかわ」。

「足の甲のかわ」を中心に「足揉み」をすると。
頭までゆらゆらのぐらぐら。
数分しかしていないのに、寝ていました・・・・・。(^^;;;;; 

>       でも、あの 感触のおもしろさ を いったん味わって
>       しまえば、これはもう やめられませんぜ。 (^^)

あの「ぬるりん・びよーーん」の皮膚の感触。
筋肉の「カチコチ」が「ふにゃらーん」への変化。
まるで手品ですよね。?(゚_。)?(。_゚)?

> ともあれ、 「かわ」の おもしろさは、十分堪能してもらった
> みたいですね。 > 那夢さん

今は「皮の操体」でコリが緩む理由というか、理屈をつけたくて
頭の中はパニック状態ですよぉ。((((((^^;;;;;
でも、すごくおもしろいです。(*/.^*)
.
タイトル: Re:皮の操体レポート
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/19 23:
> まるさん、こんにちは。

   まいど。


> 整形受診した時は「肩」しか見てくれなかった見たいです。
> 「部分」を重点的にチェックするのは、西洋医学の基本でしょうか。 (;^_^A

   クルマの修理工場 に 持ち込んだ、と 考えれば 納得いきます。

   医学は 戦争で発達するものです。

   戦場で受ける 障害 関しては、 基本的に 西洋医学のオハコです。



> 自分が操体を受けている時は、痛みの変化しか分からないのですが
> 右腕の向き・動き一つで全身の緊張や姿勢が変わっていくのが
> 見ていても不思議でした。
> でも、見ていて「変化の状態が分かる」って、考えてみるとすごい。

    操体の練習 も 大事ですが、 横で見ているのって
    すごく おもしろくて、核心をつかめちゃう時が あります。


> とくにまるさんの言葉で
> 「もともとこの状態にもどれるくらいの、ええ身体なんですわ」
> 皮の操体の後のような「ふにゃふにゃの身体」が、本来の姿
> なんですね。

    ホントに いいからだだと 思いましたよ。



> 胸部のかわを左右に開くように 引き伸ばす方法も効果的!!
> まるさんの手は、筋肉に向かって力を入れるというより、
> 筋肉の表面の高低にそって、皮膚を滑らせるような・・・
> 目に見えない扇子を開くような動きにみえました。。

    どの方向が 一番いいか どの力加減がいいか、は、
    その時その時 本人に聞いてください。

    コツは、 筋肉とコリの存在を いったん忘れる事です。



> まるさんの皮の操体を思い出しつつ、同じように皮をひっぱると
> 筋肉はつきたての餅のよう。(⌒▽⌒)

    そら、たいしたもんダ。



> あの「ぬるりん・びよーーん」の皮膚の感触。
> 筋肉の「カチコチ」が「ふにゃらーん」への変化。
> まるで手品ですよね。?(゚_。)?(。_゚)?

    素人でも すぐできる、手品教室。



> 今は「皮の操体」でコリが緩む理由というか、理屈をつけたくて
> 頭の中はパニック状態ですよぉ。((((((^^;;;;;

    理屈ねえ・・・・ (^^;;  ははは。



> でも、すごくおもしろいです。(*/.^*)

    また、 プルさんでも 実験台にして 遊んでください。

                 (^^)
.
タイトル: 歴史の奥にひそみ、今の≪ワタシ≫のなかに棲みつく怪物
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/20 12:
まるさん>
> メモしておいたの を そのまま 貼り付けちゃったので
> ちと、カタい文になっちゃいました。

    いえ、カタい なんて まったく僕は思いませんでした。
    ハートのある 文 とは思いましたけれど・・・。


>歴史の奥にひそみ、今の≪ワタシ≫のなかに棲みつく怪物の正体は
>なんなんだろう と、考えれば考えるほど
>やっぱり【うらみ】なんじゃないか、って 思えて来ちゃうのは
>僕が日本人だからなんだろうか。
>
>
>       日本人独特の【怨霊こわい】というのは、結局は【うらみ】
>       のオソロシサを イメージ化したものなんじゃあないかと。
>
>文明的『鉄と農』の世界に背を向け アニミズムやシャーマニズムの
>『森』の世界に撤退した こころやさしい人々が、
>森を焼き払われ(農地の拡大)、どんどんと辺境へ、不毛の地へ
>と追いやられ、否応なしに 荒々しさを身に付けていく。

            ・・・セツナイ デスネ・・・

>しかし、結局は 『文明』=『自然を支配する志向を持つ精神』
>が 勝利し、略奪者たちの精神は 文明の精神に飲み込まれてしまう。
>
>『文明』 は 自分達の飲み込んだ【滅びたもの達の怨恨】の毒が
>心臓(ハート)にまで 達していることに 気がつかない。

    まるさん、ここまで感じて よく無事でいられますね(驚)。すごい。
    こんなこと ビビッドに感じてたら、
    ふつうのヒトやったら ぜったい生きてられへん と思います。マジっす(^^;;;
.
タイトル: ココロ の ほぐし
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/20 13:
まるさん>
> ココロそのものの 一部になっているような 感情的なシコリ
> って、 どうやったら ほぐれるんでしょうねえ。
>
> 特に ココロが ほぐれない事には、身体も ほぐれないような
> 状態の 人の場合。

    あっ、ワタシ ここで 手 あげときます。(^^;;


>        まず、 【そこにあること】 を、 感じ取れ
>        なくては 話は始まらないのですが。

> でも
>
> 同時連動 なんだから、 からだをほぐせば、 勝手にココロも
> ほぐれていく・・・・ という そういう面は 確かにありますよ。

    たしかに、カラダをほぐすこと すなわち ココロを ほぐすこと ・・・・なんでしょうね。

    那夢さんのレポートを読んでると、
    これ ぜったい ココロへも作用してるはず!
    と思わされますし。

でも ココロ単体へのアプローチも あっても いいような・・・。
(そういう知識があると、カラダの ほぐしかたも また 変わってくるような気がします)

 
**********************************************

まるさんが この掲示板で書き込んでくださった、
マーサ・スタウトさんの
「The Myth of Sanity (正気という神話)」を 読みました。

        しかし、邦題タイトル(「おかしい人を見分ける心理学」)と あの装丁には 目を見張りましたね。悪い意味で(^^;;;
これ 紹介してくださらなかったら 今後一生読まなかったはず(^^;;

で、多重人格の見方 変わりました。

「多重人格って、生体の保護プロセス なんやなー」と。

ちょと 長くなってしまいますが、
僕の理解の範囲内で 紹介させてくださいね。↓

*******************************************************

    傷が できた場合、
    血を止めるために かさぶた が 出来る。

    それと同じように、
    ココロに 大きな傷が できた場合、
    人格が破壊されるのを防ぐために 回避するため 別人格が 生まれる。(これは 「本人にも自覚されない」ココロ自身の働き)

    別人格自体は けっして悪いものではなく、
    自分を守ってくれるための ありがたいもの。

        「多重人格になって 助かってんだ」・・・というあたりでしょうか(^^;;;

    ただし かさぶたが 傷の直ったあとも
    皮膚に残っていたら まずいように、

    別人格が 不必要な場面で現れたり、
    もう不必要なのに、いつまでも残っていたりすると、
    これは ちょっとモンダイ。

    この問題が 他人にも分かるようなカタチで 表面化すると、
    いわゆる「多重人格」ということになるけれど、
    そこまで行かない 多くのヒトの場合、
    表面化しなくて、内攻して、
    「なんかヘンだなー」と 自分のなかで 思うにとどまる。

*******************************************************

    ↑長い文章読んでくださって ありがとうございます。
    僕の関心に沿って かなり まげちゃってますけど、
    まるさんが 直して下さるでしょう。(^^;;


> ココロそのものの 一部になっているような 感情的なシコリ

>まず、 【そこにあること】 を、 感じ取れ
>なくては 話は始まらないのですが。

    ここを、「多重人格」の文脈で 解釈すると、

    「いったん、自分の人格を 見つめてごらん。
    自分では、ひとつの統一された人格 と思ってるかもしれないけど、
    ほんとに そうかな?

    そう思い込んでるだけかも・・・("myth of sanity"正気という神話)

    自分でも 気づいていない 別人格が ひそんでたり しない?」

    という ところ でしょうか?

        「カラダほぐし」ならぬ、「人格ほぐし」(^^;;?
.
タイトル: Re:歴史の奥にひそみ、今の≪ワタシ≫のなかに棲みつく怪物
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/20 22:
> >文明的『鉄と農』の世界に背を向け アニミズムやシャーマニズムの
> >『森』の世界に撤退した こころやさしい人々が、
> >森を焼き払われ(農地の拡大)、どんどんと辺境へ、不毛の地へ
> >と追いやられ、否応なしに 荒々しさを身に付けていく。
>
>             ・・・セツナイ デスネ・・・


     日本「だけ」で流行ったといわれる ノストラダムスの大予言、
     特に、<世界の滅亡>の はなし って、
     信じるか信じないか がポイントだったのではなくて、
     この「文明」が いっぺん 底からひっくり返ってほしい、
     という「願望」のアラワレだったのかもしれません。




> >しかし、結局は 『文明』=『自然を支配する志向を持つ精神』
> >が 勝利し、略奪者たちの精神は 文明の精神に飲み込まれてしまう。
> >
> >『文明』 は 自分達の飲み込んだ【滅びたもの達の怨恨】の毒が
> >心臓(ハート)にまで 達していることに 気がつかない。
>
>     まるさん、ここまで感じて よく無事でいられますね(驚)。すごい。
>     こんなこと ビビッドに感じてたら、
>     ふつうのヒトやったら ぜったい生きてられへん と思います。マジっす(^^;;;



     これを書いた 次の日に 腰が痛くなりました。 (^^;;;;(そう無事でもない・・)

     カルヴァンの言う 「原罪(絶望)」って、こういうものなのかも しれません。


     でも、

     若い人たちが、アタマに 色をつけたり、耳飾をつけたり、だぶだぶの
     服を着たり、 地面に 輪になって座り込んで一緒にものを食べたりする
     のを見ていると、ひょっとしてこれは 僕らの心の底に眠っている
     アニミズム・シャーマニズム的世界への 回帰願望のアラワレなのかも
     しれないな、と思ったりもします。


            とすれば、勝手に 原始感覚が 目覚め始めているのかな。
.
タイトル: Re:歴史の奥にひそみ、今の≪ワタシ≫のなかに棲みつく怪物
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/21 11:
>これを書いた 次の日に 腰が痛くなりました。 (^^;;;;(そう無事でもない・・)

      m(__)m シツレイ シマシタ・・・・


>でも、
>
>若い人たちが、アタマに 色をつけたり、耳飾をつけたり、だぶだぶの
>服を着たり、 地面に 輪になって座り込んで一緒にものを食べたりする
>のを見ていると、ひょっとしてこれは 僕らの心の底に眠っている
>アニミズム・シャーマニズム的世界への 回帰願望のアラワレなのかも
>しれないな、と思ったりもします。

      そういえば、コミック「陰陽師」も売れてるみたいですし ・・・


>とすれば、勝手に 原始感覚が 目覚め始めているのかな。

      そう思って 見ると、
      若い人たちを 見る目も 変わりますね(^^)
.
タイトル: Re:皮の操体レポート
名 前 : プル Mail
日 時 : 2001/08/21 17:
那夢さん、レポートありがとう。

カルテのような出だし&まとまった文章。
さすがだ。( ^ ^ )

という訳で。
ホームページ「操体 そうたい」の「操体の実際」を追加しました。

今回の那夢さんのレポートに、画像を二枚挿入してあります。
「東京オフ」の時に撮った写真の中に、似ている手技があったので。

参考になればうれしいっス。
.
タイトル: Re:皮の操体レポート
名 前 : 那夢
日 時 : 2001/08/22 11:
まるさん、こんにちは。那夢です。

>    医学は 戦争で発達するものです。
>
>    戦場で受ける 障害 関しては、 基本的に 西洋医学のオハコです。

とにかく 命を守る 傷を受けた部分を何とかする 方針で発達した西洋医学。
急性状態とか、部分的な傷・異常に関しては、適していますけど。
慢性疾患や、身体全体の歪みが原因の症状には弱い・・・。

>     操体の練習 も 大事ですが、 横で見ているのって
>     すごく おもしろくて、核心をつかめちゃう時が あります。

核心は掴めませんでしたが、とにかく変化の凄さは体験できました。
あと、まるさんの身体の動きを、見学できたのが良かったァ。(^O^) 

>     どの方向が 一番いいか どの力加減がいいか、は、
>     その時その時 本人に聞いてください。

はーい。
おかげさまで、M・K氏は「気持ち良い」が分かるようになったので
私でも触りやすいです。(^o^)/

>     コツは、 筋肉とコリの存在を いったん忘れる事です。

アドバイスをありがとうございます。
なるべく かわの感触 に集中というか、楽しみたいと思います。

質問です。
皮に触れる時、ぴったりくっつく部分と、しっくりいかない
部分があるのですが・・・。
もしかして、皮膚の湿度に影響されているのかしら。
皮膚に触るポイントってあります?
例えば筋肉に合せて触ると、ぴったりくっつくとか・・・。(^_^;ゞ 

> > 今は「皮の操体」でコリが緩む理由というか、理屈をつけたくて
> > 頭の中はパニック状態ですよぉ。((((((^^;;;;;
>
>     理屈ねえ・・・・ (^^;;  ははは。

そろそろ頭の中がショートしてきました。(^O^;)オホホホッ
根性は無いので、理屈探しもまもなく終わるでしょう。

>     また、 プルさんでも 実験台にして 遊んでください。
>                  (^^)

プルさん、遊ばせて下さいねー。(^o^)/ヾ(^^;(^^;) コリャコリャ

では、又。(^-^)ノ"
.
タイトル: Re:皮の操体レポート
名 前 : 那夢
日 時 : 2001/08/22 17:
プルさん、こんにちは。

> カルテのような出だし&まとまった文章。
> さすがだ。( ^ ^ )

カルテというより、看護研究の形式ですね。/(^_^;)

> 今回の那夢さんのレポートに、画像を二枚挿入してあります。
> 「東京オフ」の時に撮った写真の中に、似ている手技があったので。

まるさんだーー
写真を見て父と叫んでしまいました。
レポートにぴったりの写真。
写真が入ると、レポートがより分かりやすくなりました。
プルさん、ナイスです。

まるさんの皮の操体を見学しながら、デジカメが欲しい!!
と、切に思いました。
でも、動きの撮れるデジビデオの方がいいかしら?

> 参考になればうれしいっス。

写真を見ると、あの時のショックが・・・。(⌒_⌒)

私はまだ関西ですが、台風で東京方面はいかがですか?
日本縦断なので、作物や水害が多いので心配しています。
でも、水不足は解消できそうですね。
.
タイトル: Re:皮の操体レポート
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/22 22:
> 質問です。
> 皮に触れる時、ぴったりくっつく部分と、しっくりいかない
> 部分があるのですが・・・。
> もしかして、皮膚の湿度に影響されているのかしら。
> 皮膚に触るポイントってあります?
> 例えば筋肉に合せて触ると、ぴったりくっつくとか・・・。(^_^;ゞ 


  「向こうから」吸い付いてくる ところ。  って感じかな。



> > > 今は「皮の操体」でコリが緩む理由というか、理屈をつけたくて
> > > 頭の中はパニック状態ですよぉ。((((((^^;;;;;
> >
> >     理屈ねえ・・・・ (^^;;  ははは。
>
> そろそろ頭の中がショートしてきました。(^O^;)オホホホッ
> 根性は無いので、理屈探しもまもなく終わるでしょう。



   うはは。 もう、終わってるような・・



> >     また、 プルさんでも 実験台にして 遊んでください。
> >                  (^^)
>
> プルさん、遊ばせて下さいねー。(^o^)/ヾ(^^;(^^;) コリャコリャ


      また 報告を お待ちしてます。  (^^)
.
タイトル: Re:ココロ の ほぐし
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/22 22:
> でも ココロ単体へのアプローチも あっても いいような・・・。
> (そういう知識があると、カラダの ほぐしかたも また 変わってくるような気がします)

     ココロ単体 という「物の見方」は、 現代実証主義的な見方ですが
     それはそれで ひとつの視点を固定した「つきつめ」があって、
     物の見方を 広げてくれる事も多いです。

 

> マーサ・スタウトさんの
> 「The Myth of Sanity (正気という神話)」を 読みました。
>
>        しかし、邦題タイトル と あの装丁には
>        目を見張りました ね。悪い意味で(^^;;;

> これ 紹介してくださらなかったら 今後一生読まなかったはず(^^;;


    「売りたい」がための 出版社の意向が入っているんでしょうけど
    ひどいもんです。



> で、多重人格の見方 変わりました。
>
> 「多重人格って、生体の保護プロセス なんやなー」と。
>
>         「多重人格になって 助かってんだ」・・・というあたり
          でしょうか(^^;;;


    そういうことらしいです。
    これは 特殊な事ではない(結構、みんな「やっている」)というのも、
    びっくりしました。




> > ココロそのものの 一部になっているような 感情的なシコリ
>
> >まず、 【そこにあること】 を、 感じ取れ
> >なくては 話は始まらないのですが。
>
>     ここを、「多重人格」の文脈で 解釈すると、
>
>     「いったん、自分の人格を 見つめてごらん。
>
>     自分でも 気づいていない 別人格が ひそんでたり しない?」
>
>     という ところ でしょうか?


    さ、さあ・・・。

    このあたりは まだ 「きっぱり」と モノが言えなくて・・  (^^;
.
タイトル: Re:ココロ の ほぐし
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/22 23:
> マーサ・スタウトさんの
> 「The Myth of Sanity (正気という神話)」
> を 読みました。

んじゃ、次は 是非、ハリー・ポッター シリーズ を。 (^^;

解離性同一性障害とか、 解離とか、PTSDとか
そいう専門用語は全くないけれど、

明らかに そういうものと 対決しつつ成長していく
ポッターの生き方が 今の時代に希望をもたらして
くれているのかも・・・とか思いましたですよ。

        ともあれ、物語として 十分面白い!
.
タイトル: Re:歴史の奥にひそみ、今の≪ワタシ≫のなかに棲みつく怪物
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/23 22:
>      そういえば、コミック「陰陽師」も売れてるみたいですし ・・・

   きょう、テレビで えらいものを 見てしまった・・・・

   現代の陰陽師のナントカさん による 人にとり憑いた 強力な
   九十九神(多数の霊がくっついてヒトカタマリになっている)の
   まる六時間にわたるお祓い。

                 「アンビリーバボー」 誰か 見た?


   こういう現象は 世界観や世界像の あり方ひとつで、いかようにも
   解釈可能なんでしょけど、あまりの迫力に 思わず ひこまれちゃいました。


        キリスト教徒が見れば 完全に 「悪魔の仕業」なんだろうな。
        で、「陰陽師によるお祓い」は、 邪教の神官が、もっと強い
        悪魔を召喚して、その人に入り込んでいる悪魔を 追い出した
        って話しになるに違いないし。


        西洋の心理学者からみれば、これは 多重人格の一種 ってこと
        になるのかもしれない。

        日本人の共有する「霊」のイメージを使って作られた「別人格(怨霊)」
        である場合、 これまた 日本人がひそかに共有する「言霊信仰」
        を活かして(同じ文脈の中で)の治療が可能なんだ・・・というような。



    でも とりあえず 日本人は 「うわ。怨霊だあ」「おお。清められたぞう!」
    と そのまま受け取ってしまう。


        われながら、「日本人」やなあ。と、思ってしまいましたよ。(^^;


    日本人は 「古代的シャーマニズム」を しっかりと 世界観の基底部分に
    残しているという実態を 実感させられてしまう番組でした。


    この古代的「シャーマニズム」を しっかりココロの核に保存しながら、
    かつ、近代西洋的な合理主義、個人主義を その上に 何枚も着込んでいる
    日本人って、ホント、しんどいよねー。


                   文化的 多重人格 っつーか。  (^^;;;
.
タイトル: Re:ココロ の ほぐし
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/24 11:
> んじゃ、次は 是非、ハリー・ポッター シリーズ を。 (^^;

>明らかに そういうものと 対決しつつ成長していく
>ポッターの生き方が 今の時代に希望をもたらして
>くれているのかも・・・とか思いましたですよ。

      うわー。こんなふうに 言われると、
      すごい興味しんしん。
   
      今 読んでる「痛快!憲法学」の 次に    
      読んでみよ っと。
   
         それにしても、
         「憲法学」の本から、「ファンタジー小説」まで、
         読んでる 「操体の センセ」 って いったい・・・(^^;;
.
タイトル: Re:歴史の奥にひそみ、今の≪ワタシ≫のなかに棲みつく怪物
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/24 12:
>「アンビリーバボー」 誰か 見た?

     ざんねん。見逃しちゃいました。
     とゆーか、うちには テレビが無いのでした・・・(^^;;


>こういう現象は 世界観や世界像の あり方ひとつで、いかようにも
>解釈可能なんでしょけど、あまりの迫力に 思わず ひこまれちゃいました。

      平成の世の中で、しかも テレビカメラを介した状態で、なお 迫力が あったとわ・・・

      これが、もし仮に 平安時代で、しかも ライブだったら(その場に居合わせていたら)
      もう 「完全に」「持っていかれ」ちゃうんでしょうね・・・

>日本人の共有する「霊」のイメージを使って作られた「別人格(怨霊)」
>である場合、 これまた 日本人がひそかに共有する「言霊信仰」
>を活かして(同じ文脈の中で)の治療が可能なんだ・・・というような。


      ニンゲンって 不思議な存在・・・

      「治療 とは 説得 である」
      なーんて コトバが 頭よぎったりして。

            この「アンビリーバボー」の場合、やはり 言霊信仰の文脈以外は、効かなかった のでしょうか?
            「白人シャーマニズム」や 「西洋近代心理学」じゃ ダメなのかなー? と ちょっと素朴な疑問。


>われながら、「日本人」やなあ。と、思ってしまいましたよ。(^^;
>
>     日本人は 「古代的シャーマニズム」を しっかりと 世界観の基底部分に
>     残しているという実態を 実感させられてしまう番組でした。
>
>
>     この古代的「シャーマニズム」を しっかりココロの核に保存しながら、
>     かつ、近代西洋的な合理主義、個人主義を その上に 何枚も着込んでいる
>     日本人って、ホント、しんどいよねー。

      今、「痛快!憲法学」(小室直樹著)を読んでるので、
      どうしても その影響で 考えてしまうんですが・・・

      やっぱり 明治維新って、
      相当な 「荒業」 だったんですね。      

      歴史の授業じゃ ぜんぜん そんなニュアンス、
      なかったですけど ・・・

            まだ 日本人の心は、
            江戸時代に 置きっぱなし だったりして・・・

>文化的 多重人格 っつーか。  (^^;;;

      どうせ 多重人格なら、

      「英語が 話せる 人格」とか、
      「運動力が ばつぐんな 人格」とか、

            必要なときに そゆのが出てくれると
            たいへん 助かるんですけど(^^;;
.
タイトル: 映画『千と千尋の神隠し』観た方、いらっしゃいます?
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/24 19:
>日本人は 「古代的シャーマニズム」を しっかりと 世界観の基底部分に>残しているという実態を 実感させられてしまう番組でした。

      そういえば 今 上映中の
      『千と千尋の神隠し』に関して、
      宮崎監督が、インタビューのなかで、

      「途中から 仏教や儒教が入ってきたけれど、
      結局、僕たち日本人の中には、
      原始的な宗教心が 残っている」

      というようなことを おっしゃっているようです。
      
            観た方、いらっしゃいますでしょうか?
.
タイトル: Re:ココロ の ほぐし
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/24 22:
> > んじゃ、次は 是非、ハリー・ポッター シリーズ を。 (^^;
>
> >明らかに そういうものと 対決しつつ成長していく
> >ポッターの生き方が 今の時代に希望をもたらして
> >くれているのかも・・・とか思いましたですよ。
>
>       うわー。こんなふうに 言われると、
>       すごい興味しんしん。


ぜひっ。 (^^)

近代合理主義的狂信。 理性への狂信が抑圧している「魔法」世界。
幼児期の深刻なトラウマ。 幼児虐待。 解離(準多重人格的)状態。
PTSD。

        全部 でてきます。 (^^;

        コリンウィルソンの「スパイダー・ワールド」と並ぶ
        現代の ビルドゥングス・ロマン の傑作だあ。

       (「ビルドゥングス・ロマン」の和訳は 「教養小説」
        となっているらしいですが、この 訳語も つまんない)
.
タイトル: Re:歴史の奥にひそみ、今の≪ワタシ≫のなかに棲みつく怪物
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/24 22:
ここ、<操体法掲示板>に 間違いありません。 うはは。 (^^;   > 初めて覗かれるみなさん

                     話題によっては、操体 の【操】も出て来ませんが。



イワタ>
>平成の世の中で、しかも テレビカメラを介した状態で、なお 迫力が あったとわ・・・
>これが、もし仮に 平安時代で、しかも ライブだったら(その場に居合わせていたら)
>もう 「完全に」「持っていかれ」ちゃうんでしょうね・・・


       「完璧」に 持ってかれちゃいますね。


>「治療 とは 説得 である」
> なーんて コトバが 頭よぎったりして。


       「お祓い」。 まさに「説得」そのものでしたよ。

       「治療」というものの、本質を見たような気がしました。




>この「アンビリーバボー」の場合、やはり 言霊信仰の文脈以外は、効かなかった のでしょうか?
>「白人シャーマニズム」や 「西洋近代心理学」じゃ ダメなのかなー? と ちょっと素朴な疑問。


            あくまで 個人的見解ですが。

            現代の日本人は 科学的世界観も持っている、多重人格ならなぬ 多重文化
            ですから、科学的世界観(西洋近代心理学)の文脈に うまく引き込む事さ
            え 出来れば それなりに「効いた」だろう とは、思います。


            「霊が見える」という「本人にとっての事実」を、
            病的な「幻覚」であるという文脈(近代実証主義的世界観)に引き入れ、
            本人の中に「治癒への動機(治りたいキモチ)」を形作る というとこ
            ろから 始めなきゃならないんでしょうけど。


西洋近代心理学的な「治療」を、
                            横で 霊能者のヒトに見せれば、

                            「少しずつだが 悪霊を弱らせている」

                            と「見える」かもしれません。


            実際には 家族の複数の各々が「いろいろな霊を家の中に見る」と言っ
            ている状態でしたから、 家族全体を対象にした治療 になってくるは
            ずで、その場合、ものすごい時間が(6時間どころか、6年間くらい)
            かかるんではないかとも思いますが。

            「白人シャーマニズム」は 共有できている世界像が 少なすぎるので
             アタマから 受け付けないでしょうねえ。


               「白人シャーマニズム」が キリスト教文化の中に 変形して
               生き残ったのが 悪魔払い(エクソシズム) なんでしょうけど、
               九十九神や おキツネ様や 生霊 を、十字架と聖水で追い出すの
には かなり無理があるというか・・・・

                    反対に、映画「エクソシスト」なんかで見られるよう
                    な、<悪魔つき>を、 日本の陰陽師が出て行って、

                    「おまえは、キツネじゃな。そうであろう。」とか、
                    日本語で言っても 悪魔を祓えるとは思えないし。

                                         (^^;




>やっぱり 明治維新って、
>相当な 「荒業」 だったんですね。

          もんのすごい アラワザ ですよね。

         「とりあえず」であれ、「なんとか形」になったこと
          自体、奇跡的ですらあるんじゃないか、って思います。


            岸田秀 氏 は 現代の日本人は精神分裂病質的
            であり、その 病因となった心的外傷 こそが
            「ペリーショック」なんだ。と書いています。

            「尊皇攘夷論と開国論の対立」や「和魂洋才」
            は、その(かつ典型的な)症状に他ならない。と。

これを最初に読んだのは もう30年近く昔ですが
            感動しました。(これも お奨めだよん)

                   「ものぐさ精神分析<中公文庫>」




>まだ 日本人の心は、
>江戸時代に 置きっぱなし だったりして・・・

         もっと う〜んと 古いところに 置いてあるのかも。 (^^;;;

         宮崎監督 じゃないけれど。(まだ 観てないんだよねー。神隠し。)




>>文化的 多重人格 っつーか。  
>
>   どうせ 多重人格なら、
>
>    「英語が 話せる 人格」とか、
>    「運動力が ばつぐんな 人格」とか、
>
>     必要なときに そゆのが出てくれると
>     たいへん 助かるんですけど(^^;;


          うはははは。 一流のアスリートなんか、トレーニングとして
          そいうこと やっているみたいですよ。

                 「イメージトレーニング」って、そういうこと
                  なんじゃないかな。
.
タイトル: Re:歴史の奥にひそみ、今の≪ワタシ≫のなかに棲みつく怪物
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/27 12:
まるさん>
> ここ、<操体法掲示板>に 間違いありません。 うはは。 (^^;   > 初めて覗かれるみなさん
>
>話題によっては、操体 の【操】も出て来ませんが。


      はー・・・ 実は ちょっと 気になってます。

      「どんな話題でも、突き詰めれば、
       カラダが からんでこざるを得ない」
       とは 考えてたりするのですが(^^;;
    
            ・・・掲示板って、むずかしいっス。
            いまだに 迷いながら カキコミしてます(?_?)
      


>西洋近代心理学的な「治療」を、
>横で 霊能者のヒトに見せれば、
>
>「少しずつだが 悪霊を弱らせている」
>
>と「見える」かもしれません。


      これは ありそうですよね。
      もう 絵が 浮かびます。(^^;;


      ひとつの症状を 解決するアプローチは、
      もうホントに 治療者の数だけ
      あったりするんでしょうね・・・



      これに関連して 思い出されるのが、
      プルさんのサイトで、見つけたコトバ。


============================================================
「不合理な理論に基づく 治療法が 往々にして効くことも 何ら不思議ではない」(アンドルー ・ワイル博士)
============================================================

http://member.nifty.ne.jp/puruanma/genmai/genmaiFset.htm
      
           幕内秀夫氏「玄米正食批判試論」
           その6.「尿療法」から見えてくるもの より
                      (プルさん、無断リンクしちゃって ごめんなさい)

      治療 って 不思議。
      「正解」が 無い 世界・・・





>反対に、映画「エクソシスト」なんかで見られるよう
>な、<悪魔つき>を、 日本の陰陽師が出て行って、
>
>「おまえは、キツネじゃな。そうであろう。」とか、
>日本語で言っても 悪魔を祓えるとは思えないし。
>
>(^^;


       これじゃ 悪魔 払えないっすよ!(^^)

       逆に、悪魔の方も 戸惑うでしょうね。

       「こ・これは 今までに無かったパターンだ・・・」とか言って、調子狂ったりして。

       で、見慣れない動物同士が出会ったときみたいに、
       おたがい 固まっちゃったりして。

 
             (>_<) ☆\(−−シ
             コントの 設定じゃないっちゅーの
.
タイトル: 読みました!「ものぐさ精神分析」
名 前 : イワタ Mail
日 時 : 2001/08/27 13:
まるさん>
>これを最初に読んだのは もう30年近く昔ですが
>感動しました。(これも お奨めだよん)

      読みました!「ものぐさ精神分析」!

      高校時代に、岸田秀氏に ハマっている友人がいて、
      その影響で・・・

      国家(日本)に対して、心理学を適用する、という発想が
      「こんなん あり?!」と
      ショックだったのを 憶えています。

      今読んだら どんな印象受けるかなー。
      もう一度 読んでみます。(^^)



>岸田秀 氏 は 現代の日本人は精神分裂病質的
>であり、その 病因となった心的外傷 こそが
>「ペリーショック」なんだ。と書いています。

      ペリーショック・・・・黒船来航・・・ですか。
      

      あの、
      最近 戦争関係の本が 割合 目につくんですが、
      旧帝国海軍の写真が 載ってたりします。

           戦艦大和とか、八八艦隊とか、
           勢ぞろいして、演習中の写真など・・・

      こういうのを見てると 何ともいえない気持ちになって・・・
      

      「東洋の 片田舎の国が、
      維新後 わずか数十年で、
      なぜ これほどまでに大量の 
      《鉄の船》を 持つに 至ったのか?」

            なんとも 表現しがたい 思いになります。

      やっぱり、ペリーの黒船に対する、トラウマなのかな・・・
.
タイトル: 実験報告
名 前 : 那夢
日 時 : 2001/08/27 17:
まるさん、こんにちは。

昨夜、ユンファ(旦那)の足で皮の操体を実験してみました。
左のふくらはぎがぱんぱんになっていて、いつもの「足で踏んづけ揉み」
をすると痛がったので、なんとなく皮の操体を・・・。

結果はこれもびっくり。
ねじって、ひっぱっただけなのに、右ふくらはぎより柔らかくなり、
ユンファも驚いていました。

今度は肩凝りにも、皮の操体を試してみまーす。
.
タイトル: Re:歴史の奥にひそみ、今の≪ワタシ≫のなかに棲みつく怪物
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/27 20:
>       「どんな話題でも、突き詰めれば、
>        カラダが からんでこざるを得ない」
>        とは 考えてたりするのですが(^^;;

  気にしながら 書いてくれているのが、よくわかる。 (^^;




> >西洋近代心理学的な「治療」を、
> >横で 霊能者のヒトに見せれば、
> >
> >「少しずつだが 悪霊を弱らせている」
> >
> >と「見える」かもしれません。
>
>
>       これは ありそうですよね。
>       もう 絵が 浮かびます。(^^;;



ですから、 伝統的な日本文化の文脈のなかでは、ただの「キツネ憑き」
に過ぎないもの が、 西洋文化の文脈に置きなおせば 「精神病」という
ことになってしまうんだろうと、思います。


伝統的日本文化の文脈のなか に居る 人たちは、
「お祓い」という行為の「イメージと意味と権威性」を知っている
わけですから、上手くいけば 数時間で、「清められ」てしまう。


これを、西洋近代科学的な世界像の文脈で扱うとなると、
まず 「キツネの霊などいないのですよ。」という 物質的宇宙観の説明
から始めなくてはならない事になります。

       これは、「物質(肉体)」と「精神」とは、別のものですよ。
       という世界像を 「信じ」込ませるための洗脳というか、説得
       ですね。


さらに、その「精神」は 単独で「病気」になり得るんだ、という事
を「信じ」させなくてはならない。

       あるいは、脳の化学物質の動きがおかしくなっている
       という事を 信じさせなくてはならない。


このようにして、「病気」という 【概念】 がつくられ、
その上で、それを「健康」という状態に戻すための 「治療」が
施される事になるわけですね。



       日本人というのは、この 二つの世界観が 共存している。
       あるいは、この 二つの世界観に分裂している。

                  (「ニュートン憑き」ですね。)





だから、「病気ってものは、ないんだ。」 という 橋本先生の言葉は、奥が深い。




「病気だ」と 思って(思わされて)いるから、「病気」になるし、
「キツネ憑き」と 思って(思わされて)いるから「キツネ憑き」になるし、
「悪魔憑き」と 思って(思わされて)いるから、「悪魔憑き」になってしまう。


          もともと、「キツネ憑き」もなければ、「病気」もない。

          それは いろいろある「認識のかたち」にすぎない。

          「ある事実」を どう「呼ぶ」か、は、そのひとなりの
          世界観や信仰を 現しているに過ぎない。



そういう、「物語(因果関係でつないだ ひとつらなりのイメージ)」なんかに
振り回されてないで、そういうもの(観念)を とりあえず 脇において、
その ナマのまま を、自分で「感じ」とってみたら?



ちゃんと感じ取れれば 逃げる為の道筋はおのずと すがたを現わして来るもんだよ。


              という、メッセージが含まれていると 思っています。





> >反対に、映画「エクソシスト」なんかで見られるよう
> >な、<悪魔つき>を、 日本の陰陽師が出て行って、
> >
> >「おまえは、キツネじゃな。そうであろう。」とか、
> >日本語で言っても 悪魔を祓えるとは思えないし。
> >
> >(^^;
>
>
>        これじゃ 悪魔 払えないっすよ!(^^)
>
>        逆に、悪魔の方も 戸惑うでしょうね。
>
>        「こ・これは 今までに無かったパターンだ・・・」とか言って、
>        調子狂ったりして。



反対に、「イヌガミ」とか「キツネ」とかを、エクソシスト(悪魔祓い師)が 聖書と
十字架と聖水を使って祓えるかどうか、というと・・・・ やっぱり ムリ?(^^;
.
タイトル: Re:実験報告
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/27 21:
> まるさん、こんにちは。
>
> 昨夜、ユンファ(旦那)の足で皮の操体を実験してみました。
> 左のふくらはぎがぱんぱんになっていて、いつもの「足で踏んづけ揉み」
> をすると痛がったので、なんとなく皮の操体を・・・。
>
> 結果はこれもびっくり。
> ねじって、ひっぱっただけなのに、右ふくらはぎより柔らかくなり、
> ユンファも驚いていました。


     そら、すごい。

    「かわ」の操体 の 天才かも。 (^^)




> 今度は肩凝りにも、皮の操体を試してみまーす。


     「肩こり」は、 那夢さんの報告のとおり、腕(上腕と前腕と)→ 胸部
     と行くのがオーソドックスで わかりやすいと思いますが、


     さらに 左右の  胸部の「かわ」 と 肩凝り部分の後ろ側の「かわ」
     (全部で 四箇所ですね)を 同時に それぞれのキモチいい方向にのばす。


     というのも面白いですよ。


     これは 座ってでも、仰向けに寝ても出来ます。

     親指を 背中側の「かわ」に。 のこりの四指を、前面の「かわ」
     に 貼り付け、 それぞれの部分の ≪キモチいい方向≫への動き
     を 組み合わせます。
.
タイトル: Re:実験報告
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/29 00:
>     さらに 左右の  胸部の「かわ」 と 肩凝り部分の後ろ側の「かわ」
>    (全部で 四箇所ですね)を 同時に それぞれのキモチいい方向にのばす。
>

>   これは 座ってでも、仰向けに寝ても出来ます。
>
>   親指を 背中側の「かわ」に。 のこりの四指を、前面の「かわ」
>   に 貼り付け、 それぞれの部分の ≪キモチいい方向≫への動き
>   を 組み合わせます。


   と、書きましたが、ここに書いた「手のかたち」は 
   座ってもらって 後ろからアプローチする場合です。

   仰向けに寝てもらって やる場合は、
   親指が胸部の「かわ」。 残りの四指が 背中側の「かわ」。
   という形になります。

              でも 結局は、座った姿勢でやるほうが
              やりやすいです。


   背中側のかわ は、 脊柱(背骨)の左右のところ でもいいし、
   肩コリ の辺りの、後ろ側の「かわ」でもいいし。

   どの辺りの「かわ」が 一番キモチいいかも、また、そのカラダ
   そのカラダで 違いますので、聞きながら 進めてください。   


              説明不足ですいませんでした。 (^^;
.
タイトル: Re:実験報告
名 前 : 那夢
日 時 : 2001/08/29 18:
肩凝りの皮の操体アドバイスをありがとうございます。
里帰りから帰ってから、掃除と洗濯・・・。
せっかくまるさんに教えてもらったのに、まだ実験して
いませんが、ユンファは受ける気まんまん(ふくらはぎ
で、とても気に入った様子)なので、実験したら結果を書きます!!

> >     さらに 左右の  胸部の「かわ」 と 肩凝り部分の後ろ側の「かわ」
> >    (全部で 四箇所ですね)を 同時に それぞれのキモチいい方向にのばす。

> >   親指を 背中側の「かわ」に。 のこりの四指を、前面の「かわ」
> >   に 貼り付け、 それぞれの部分の ≪キモチいい方向≫への動き
> >   を 組み合わせます。

>               でも 結局は、座った姿勢でやるほうが
>               やりやすいです。

はーい。
胸と背中の皮をする時は、座ってもらってやります。

>    背中側のかわ は、 脊柱(背骨)の左右のところ でもいいし、
>    肩コリ の辺りの、後ろ側の「かわ」でもいいし。
>
>    どの辺りの「かわ」が 一番キモチいいかも、また、そのカラダ
>    そのカラダで 違いますので、聞きながら 進めてください。   

気持ちよさが分かってくれないと、私などはお手上げ状態
になってしまいますぅ。
まるさんみたいに、無感覚から感覚を呼び出す手が欲しい。

>               説明不足ですいませんでした。 (^^;

とんでもないです。
詳しい説明ありがとうございます。

実験してみて分からない事があったら、質問しますので
よろしくお願いしまーす。

では、又。
.
タイトル: Re:読みました!「ものぐさ精神分析」
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/30 18:
>       読みました!「ものぐさ精神分析」!

>       国家(日本)に対して、心理学を適用する、という発想が
>       「こんなん あり?!」と
>       ショックだったのを 憶えています。
>
>       今読んだら どんな印象受けるかなー。
>       もう一度 読んでみます。(^^)



   目からウロコ だったのは、

   フロイトという人が、もともとは <社会学> の目を 持ってい
   たヒトで

   国家(集団)の中の 支配-被支配関係や、抑圧ー被抑圧 関係、
   あるいは、集団の中での権威の分裂 などの構造を、


       個人のココロの構造 に 当てはめてみた


    という、ところでした。


    【社会の構造】を、【個人の心理構造】を説明
              するための モデル(仮説)として使ったとい
              うことだったらしいんですね。(まったくもう・・)




    岸田氏の [自我=幻想]理論 を おもしろい と思えるひとは、
    竹田青嗣氏の 「エロスの世界像」(講談社学術文庫)を併読される
    ことを チョーお奨めします。


               生物学(原始)的レベルの【快・不快】を吸収して
               成立している、心理(幻想)的レベルの【快・不快】

               というものについての、かなり深い 突き詰めがある
               ように思います。

               そいう意味では、操体やる人全般に対して お奨め。かな。



                       ちょい、根性いりますけど。 (^^;
.
タイトル: Re:歴史の奥にひそみ、今の≪ワタシ≫のなかに棲みつく怪物
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/08/30 22:
>===============================================================================
>「不合理な理論に基づく 治療法が 往々にして効くことも 何ら不思議ではない」
>                        (アンドルー ・ワイル>博士)
>===============================================================================

ええっと。 古今東西のあらゆる治療法を調べまわったひとでしたよね。

  そこで 得た結論が、 確か、こんな感じだったと思うのですが。



    1。 どんな病気にでも効く治療法 というものは、ない。

    2。 全く どんな病気にも 効かない治療法 というものはない。

    3。 治療が効果をあらわす条件は、治療する側と 治療される側との、
       双方ともが、その治療を 信じていることだ。



ここで 言われている、「信じている」というのが 大きなポイントですよねえ。


    これこそ、【同じ世界像を共有している】という事を言っている
    のだと思います。

    これは、病原菌を原因とするものをも含めた、
    すべての「にんげんのからだの状態」について言えることなんじゃあない
    でしょうか。


    だからこそ、「治療」は「説得」だ。 という言うような言い方に
    真実味が感じられて来るわけだし。



        ナチスの生体医学実験で、ひとを縛り付けた状態で 目隠しをして
        腕に注射針を刺し、「今、血を抜いている」という説明(説得)を
        して 水道の蛇口から ポツンポツンと水滴の落ちる音を聞かせる・・

        という えげつない実験の話を聞いたことがあります。

        実際は 血を抜かれているわけではないのに、被験者は死んでしま
        う、という話でした。



「呪い」もまた、双方が「信じている」ということの中でこそ、「効く」のでしょう。



        それはそうと、「かわ」の操体は どうして効くんだろ??? (^^;
.
タイトル: 9月
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/09/02 20:
京都の水曜日の勉強会は 八月いっぱい 夏休み。
後期(?)は、九月(今週))から再開ですが さて、
なにをやりましょうか。

  これは この掲示板でも 同じことが言えるのですが。
  ぼく(まる)のほうから、提起できるものは すでに
  出し尽くした観があります。


     この掲示板での イワタさんのUPに見られるように、
     以前に出たテーマを 個別に掘りさげてみる というのは
     十分におもしろいし、
     それぞれのテーマの「つながり」が見えてくる という形
     の 理解の深まり方は なかなか楽しい。


     今日は、ちょっと 涼しい・・というだけで、調子に乗
     って 鍋 をやりました。

     汗だくになりましたが、ひさびさに 野菜類をたらふく
     食べた感じで、からだが しっかり した感覚。

  今年の「夏」は 掲示板のオフ会で始まったかんじがあるのですが
  そろそろ 「秋」のはじまりですね。
.
タイトル: 病気 は ねェんだ
名 前 : まる Mail
日 時 : 2001/09/03 22:
>「呪い」もまた、双方が「信じている」ということの中でこそ、「効く」のでしょう。


   「治療」も「呪い」も 同じ文脈(ものがたり)の中でこそ、【意味】が成立
    する。 という事なのだろうと 思うのですが、


    なんと、人間と言うのは【意味】にこそ 激しく反応 してしまう!



この「ものがたり」とか「文脈」という言葉について、僕なりの捉えかたを
(少し長くなりそうですが)補足しておきます。



ある人にとっての「世界」というもの は、「直接感じ取れる(見る聞く)部分」
と、「なんとなく信じている部分」とに 分けて考ることが出来ます。


他人から 仕入れた「なんとなく信じている部分」というのは、
「見に行けば 確かめられる部分」と「どうにも 確かめようのない部分」
とに分かれます。 が、これはどちらも その人にとってはイメージです。


そして、その人が「直接感じ取れるモノ・コト」もまた、その人のアタマの
中では やっぱり ひとつの「イメージ」としてとして蓄えられています。



    ヒトのアタマの中で、すべての記憶が 【単独のイメージ】として
    ばらばらに 浮遊しているだけ であったりする と、このひとにとって、
   「世界」というものは 存在しないわけですね。



    ひとは、個々のモノやコトの「イメージ」を 関連付けて、ひとつの
   「全体」としての世界像(世界イメージ)として まとめ上げるようです。


       「世界」というイメージを 持つと、「その中に居るワタシ」という
        イメージを 置く事ができる。

       「ワタシ」というイメージを持つと、「ワタシの周りに広がる世界」
        という イメージを 持つ事ができる。


                   この二つのイメージは、 表裏一体のもの
                   で 同時 にしか成立し得ないわけです。




    ところで 個々バラバラのイメージの「関連付け」ですが、これには
    少なくとも2つの軸、タテの【時間軸】、と 横の【空間軸】とを設定
    して ハードディスクならぬアタマの中をフォーマットし、

    仮想的な時空アドレスを作って データ(モノとコトのイメージ)を置
    いておくというのが もっともベーシックな(あるいは普遍的な)
    関連付け のかたちのようです。


    別の言い方をすれば、時間というイメージ と、空間というイメージ を、
    それぞれ タテ・ヨコとするキャンバス(イメージの仮想キャンバス)の
    上に、 【世界の中のワタシ(ワタシの周りの世界)】という絵を描くわ
    けです。



これらの絵は 時間軸というイメージの上に描かれていく限り、キリスト教会の
ステンドグラス や 日本の絵巻物みたいに 一連の「絵物語」として描かれる
はずです。


    「ワタシ」という タテの時間軸を 生まれる前と後とに延長したもの
     が [過去と未来] という[時間イメージ]ですね。

    横軸である「他人」を さらに遠くまで(見知っている人達を超えて)
    延長していけば  その見知らぬ他人(異邦人)の住む 地理的な
    [空間イメージ] が 出来上がります。




この「世界」の中に、ありとあらゆるものを 置いておける のでなくてはならない。




      もちろん、この[世界というものがたり]の 主人公は「ワタシ」で
         なければなりません。(そのために「世界」を作ったわけだし)


出来上がった ひとつの世界の中では、「こと」が矛盾していてはなら
ないので いろいろな コジツケ というか、関連付け方が 出来てくる
わけですが、そんないいかげんなものでも けっこう、【安心】できて
いたりする。


         岸田氏 風の言い方をすれば、「世界とワタシ」という
         その≪全体≫が ひとつの幻想(イメージ)だ という
         ことに なるんでしょうか。


             日本の 和魂洋才 というのは、2つの物語が
             ひとつの巻物の中に書き込まれていて、それで
             いて この2つの物語の関係づけが なされて
             いないままだ、という 混乱した状態なのかも
             しれません。



逆にいうと、この 物語なしには 人間は【安心できない】。 だったりします。


           「世界」が壊れると、「ワタシ」も壊れてしまうわけだし。

             「ある人々が共有している物語」を「脅すもの」こそが、
             「敵」あるいは「悪魔」というイメージなのかもしれません。


                  宗教戦争や宗教殺人というのは ここから出て
                  来ているはずです。

                    「民主主義」というのも、多々ある中の ひとつの
                    「物語」ですから「人権を守るための軍事介入」と
                     いうのも、宗教戦争 の 一種かも。



「文脈」という言葉は、こういう意味での「ものがたり」というものを前提としています。


             おキツネ様は ニンニクと十字架では 追い払えないし、
             バンパイア は アブラゲでは 釣れないん。ということ
             なんですよね。

                              うはは。(^^)


      「キリスト教」という物語を 取り除いてしまえば、
      「悪魔憑き」というものは「ない」し、

      「怨霊」という物語を 取り除いてしまえば、
      「おキツネ様 憑き」というものは「ない」し。



      「科学(因果律)」という物語を、一旦 取り除いてしまえば、



          「病気」というものは「ない」。 ということです。  (^^)
.
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